男性仲人が見た「バチェロレッテ」第7話の感想
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目次
- 本日は「バチェロレッテ」第7話の配信日
- 「バチェロレッテ」第6話までのおさらい
- 「バチェロレッテ」第7話の感想
- 男たちの「仕事」と「家族」
- 最終回を前に思う事
本日は「バチェロレッテ」第7話の配信日
Amazonプライムの人気恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」シリーズの男女逆転版である「バチェロレッテ」。
3回目の配信日となる本日は、第7話が配信されましたので、男性仲人の視点からレビューしてみたいと思います。
これまでの記事
▼男性仲人が「バチェロレッテ」の配信予定から邪推したこと
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/40626/
▼男性仲人が見た「バチェロレッテ」1-4話の感想(前編)
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/41544/
▼男性仲人が見た「バチェロレッテ」1-4話の感想(後編)
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/41562/
▼男性仲人が見た「バチェロレッテ」5-6話の感想
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/41983/
*男性陣のプロフィールは以下のサイトを参照
https://www.buzzfeed.com/jp/ainamaruyama/bachelorette-oshimen
*お断り
・以下、ネタバレ含みます。
・あくまで個人的な主観に基づく感想です。出演者の方を貶める意図は一切ありません。
「バチェロレッテ」第6話までのおさらい
“バチェロレッテ”福田萌子さんのパートナーの座をかけてしのぎを削る17人の男たち。
前回の配信では禁断の必殺アイテム「ストールン・ローズ」を使用した榿澤(ハンノキザワ)涼太さん、スーツテイラーの牧野龍介さん、ファーストローズを獲得した北原一希さん、そして本命候補の一角と目されていたエバンズ・マラカイさんといずれも実力者が脱落。
現在残っている男性は
・杉田 陽平さん(スギタ ヨウヘイ、35歳 画家)
・黄 皓さん(コウ コウ、33歳 実業家)
・當間 ローズさん(トウマ ローズ、26歳 歌手)
の3名です。
正統派ハイスペック男子の黄さん、肉食獣な外見と柔らかな物腰のギャップがセクシーな當間さん、そして旅の中で成長を見せ主人公ポジに収まった感のある杉田さん。それぞれ異なる魅力を持つ3人が終盤戦に臨みます。
「バチェロレッテ」第7話の感想
今回は「バチェラー」シリーズで毎回山場となる、それぞれの実家訪問。
1人目は杉田さん家。
まずは杉田さんの仕事場であるアトリエで、二人でガラス細工の作品を作った後、三重県?の実家へ。ご両親、お姉さんと共に鍋を囲む。スギちゃんがご家族に気を使ってるのが新鮮。
お母さんが「陽平が無理して背伸びをしてないか確かめるために、あえて庶民的なもてなしにした」という、息子である杉田さんを思いやる気持ちに少しジーンとなりました。
その後二人で庭に出て「ここを始まりにしたい」と木を植える。「すごく大好きです」という言葉を萌子さんに伝える杉田さん。しかしその後に「ありがとう私もね、なんて上辺だけの言葉は言いたくない」という萌子さんのコメント。
2人目は黄さん家。
仕事場にエスコートするのに手をつなごうとする黄さんと、それを上手くかわす萌子さん。あれ、そういえば前にも手をつなごうとして撃沈した男がいたような・・(笑)
高層階のオフィスで「いかにも」な同僚を並べて、エリート感を演出する黄さん。しかしそれほど萌子さんには響いてなさそうな表情。男性の社会的ステータスにはあまり価値を感じない女性なのかも。
その後両親の待つ自宅に招いて手作り餃子パーティ。「黄さんの違う一面が見れた」という萌子さんに「今日は油断しまくり」と笑う黄さん。嘘つけ何から何まで全部計算やんけお前・・
最後は静岡の當間さん家。
まずは地元の小さなホールに案内し、歌手としてのこれまでの過去を語った後、サプライズとして當間さんが舞台に立ち、萌子さんへの気持ちを歌にして披露する。曲名は・・
"I Fell In Love ~心に触れて~"
ベタ!ベタだが當間さんらしくて良い!聴きながら涙を流す萌子さん。
そして當間さんの家族が待つ実家へ。息子の當間さんときつく抱きしめ合うお母さん。いかにも家族を大切にするブラジル人という感じです。
その後、通訳役の弟さんを交えて、お母さんと萌子さんが二人で話す。「ローズ(當間さん)は私の全て。引き離すことはしないで欲しい」と涙を流すお母さん。最後は花を渡されて「Welcome」と言ってもらえた萌子さんですが、少し「家族」というものに対する価値観の違いをお互いに認識してしまったように感じました。
そしてローズセレモニー。
ドレス姿で現れた萌子さんがローズを渡したのは・・杉田さんと黄さん。當間さんが脱落。最後に「二人で話してもいい?」と當間さんを誘う萌子さん。萌子さんがこうやってローズセレモニーで落とした男性と自ら向き合うシーンは初めてですね。
そして・・杉田さんに向かって「いま抱きしめていいですか?」と「黄さんの目の前で」杉田さんと抱き合う萌子さん。・・いったい何なのこのシーン?唐突すぎてポッカーンとなったまま次回は最終回です。
男たちの「仕事」と「家族」
持ち味が全く違う3人の男性が残った今回の家庭訪問回。
今回「バチェラー」と違って特徴的だったのは、杉田さんはアトリエ、黄さんはオフィス、そして當間さんは歌と、それぞれの「仕事をしている姿」をまず萌子さんに見せたこと。やはり仕事をしている姿が一番輝いている自分であり、それを恋人に見て欲しいというのは男性らしい考え方だなと思いました。
そしてその姿を通して、それぞれの価値観もより鮮明に見えた気がしました。繊細な感性を大事にする杉田さん、社会的ステータスに重きを置く黄さん、そして「愛こそ全て」な當間さん。
そしてそれぞれの家族も男性たち本人と同じく三者三様でした。
庶民的な家庭の杉田さん家族。餃子を包んでいてもセレブ感を隠し切れない黄さん家族。そして家族を何よりも大事にするブラジル人らしい當間さん家族。私が見る限りでは地雷を踏んだ人もいない一方で、決定打を打てた人もいないかな、という印象でした。
萌子さんは當間さんを今回選ばなかった理由を「一緒にいて楽しい、という気持ちが恋人への愛に変わらなかった」と説明しましたが、それぞれの家族と会って思うところは少なからずあったはずで、例えそれが残酷な結論だったとしてもちゃんと向き合った上で話して欲しかったかな、と思います。
當間ローズさん、私は今回好きなメンバーだった1人です。本編配信前にバスタブで裸でトマトを齧る紹介動画を見たときにはてっきり色物キャラと思っていましたが、いつも萌子さんを紳士的にエスコートする一方、男性陣でいるときには明るく盛り上げる素敵な男性でした。本業の歌の実力は・・まあ・・でしたが(笑)
最終回を前に思う事
ファイナルに残ったのは杉田さんと黄さん。まったく正反対の二人が決勝戦で戦うという少年ジャンプ的な展開になりました。しかし今回の最後に見せた「黄さんが見ている前で杉田さんにハグを求める」シーンはどう解釈すれば良いのでしょう?萌子さんのこれまでの言動からして、このような安っぽい駆け引きは似つかわしくないと思うのですが・・