「初デート」で何を話せばいいかわからない人へ
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初デートの前の夜。
スマホで「初デート 話題」と検索する。
「趣味を聞きましょう」
「共通点を見つけましょう」
「聞き上手になりましょう」
全部、読んだ。
全部、わかっている。
でも問題はそこじゃない。
趣味の聞き方がわからないんじゃなくて、
「この人のことを知りたい」と思って誰かに話しかけた経験が、
人生で何回あったかという話だ。
会社の会話は、業務の延長だ。
飲み会の会話は、場の延長だ。
全部、役割として話してきた。
お見合いは、違う。
場が求めているのは、
「あなた自身の言葉」だ。
役割は、ない。台本も、ない。
だから怖い。当然だ。
でもね。
「何を話せばいいかわからない」と悩めること自体が、
ちゃんと相手に向き合おうとしている証拠だ。
適当に喋れる人は、悩まない。
あなたが前の夜にスマホを開いてしまうのは、
目の前の人に悪い印象を与えたくないからだ。
それはもう、思いやりだ。
ここからは、一つだけ具体的な話をする。
たった一つ。これだけ覚えて行ってほしい。
▎「趣味」ではなく「暮らし」を聞く
お見合いで最もよくある質問。
「ご趣味は何ですか?」
悪い質問ではない。でも、これは面接に聞こえる。
代わりに、**「お休みの日って、どう過ごされてますか?」**と聞いてみてほしい。
相手が「パン屋巡りが好きなんです」と答えたとする。
ほとんどの人はここで「そうなんですね」か「何パンが好きなんですか?」と返す。
「朝、行くんですか?」と返してみてほしい。
たったこれだけで、会話がまったく変わる。
「朝です。近所に美味しいお店があって」
「焼きたてのクロワッサンが好きで」
「日曜の朝だけのご褒美なんです」
趣味の「名前」ではなく、趣味がある「日常」が見えてくる。
朝起きて、近所のパン屋に歩いて行って、
焼きたてのクロワッサンを持って帰る日曜日。
その風景が浮かんだら、次の言葉は自然に出てくる。
「朝からクロワッサンって、いいですね」
これで十分だ。
なぜ「何パンが好き?」ではなく「朝、行くんですか?」なのか。
「何パンが好き?」は、趣味を深掘りしている。
「朝、行くんですか?」は、暮らしを想像している。
趣味の深掘りは、情報を集めているだけだ。
暮らしの想像は、その人の毎日に興味を持っているということだ。
相手はその違いを、無意識に感じ取る。
「この人は、私のパンの知識に興味があるんじゃなくて、
私の日曜日に興味を持ってくれている。」
初デートの会話は、面接じゃない。
相手の暮らしを一緒に散歩するようなものだ。
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ということで、初デートに向けて一つだけ。
趣味を聞くな、暮らしを聞け。
これだけ持って、行ってきてほしいです。
初デートのノウハウを100個知っている人より、
「うまく話せるかな」と前の夜に不安になれるあなたの方が、
ずっと、誰かの隣にいるのに向いています。
不器用な正直さを「いいな」と思う人は、
あなたが思っているより、ずっと多い。
気楽に、気楽に!
素敵な初デートになりますように。