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なぜ婚活で「対話が続かない」というお断りは存在しないのか

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Pacific Bridal「なぜ婚活で「対話が続かない」というお断りは存在しないのか」-1

はじめに

婚活の現場で日々届く「交際終了」の報告、その理由として、圧倒的に多いのが次の言葉です。


「お相手との会話が続かないので、お断りでお願いします」


婚活経験者なら誰もが耳にしたことがあるフレーズでしょう。しかし、多くの婚活者を見守ってきた私が、「一度も聞いたことがないお断り理由」があります。


それが、「『対話』が続かないのでお断りします」という言葉です。


一見、同じように聞こえる「会話」と「対話」・・・実は、まったく違います。そして、なぜ「対話が続かない」というお断りの言葉が存在しないのか?


この疑問を解き明かすことこそが、あなたの婚活の「なぜかうまくいかない」を、根本から解決する最大の鍵になります。

そもそも「会話」と「対話」は何が違うのか?

婚活におけるこの2つの役割は、明確に異なります。


①「会話」=仲良くなるためのキャッチボール

目的は「その場の空気を楽しむこと」


お見合いや交際初期の雑談がこれです。


「休日は何をしてるんですか?」といった世間話に結論は不要です。笑顔でテンポよく言葉のパスを回し合い、「楽しかった」と思えれば100点満点です。


②「対話」=同じ方向を見る協力プレイ

目的は「お互いの違いを認め、共通の結論を見つけ出すこと」


交際が深まった段階での「結婚観のすり合わせ(仕事、お金、住まいなど)」がこれです。


「私はこう考えているんだけど、2人の着地点はどうしようか?」と、未来を一緒に作っていく共同作業です。

なぜ、婚活で「対話が続かない」というお断りは存在しないのか?

では、なぜ会員の口から「対話が続かない」という言葉は出てこないのでしょうか?


理由は2つあります。


理由1:そもそも「対話のステージ」にすら進めていないから

圧倒的に多いのは、「会話(雑談)」が成立しない段階で終わってしまうケースです。


「沈黙が気まずい」というのは、対話以前に会話のパス回しができていない状態です。


登山口(会話)で足止めを食らっているため、その先にある本格的な登山ルート(対話)の課題にすら気づけないのです。


理由2:対話の失敗は、別の「リアルな愚痴」に化けているから

では、初期のデートはいつも大盛り上がりするのに、真剣交際や結婚直前で急にお断りになるケースはどうでしょうか?


ここでの原因は100%「対話の失敗」です。しかし、この段階でも会員は「対話が続かない」とは言いません。代わりに、次のような不満になって私の元に届きます。


「結婚後の話をしようとすると、いつも話をはぐらかされる」


「自分の意見ばかりで、こちらの希望を聞き入れてくれない」


「将来の価値観のすり合わせがまったくできない」


これらはすべて、直訳すると「相手に対話をする姿勢がない」という意味です。言葉としては出てこなくても、実はこれこそが成婚手前の破局の真因なのです。

あなたはどっち?婚活を阻む「2つの壁」

この違いを意識できていないと、婚活では次のどちらかの壁で行き詰まります。


パターンA:「会話の壁」で落ちる人(お見合い・初期デート敗退型)

相手をリラックスさせる「会話のパス」が苦手なタイプ。


沈黙を恐れて自分の話ばかりするか、質問攻めの「尋問面接」にしてしまいます。


相手はキャッチボールができないことに疲れ、「会話が続かない」とお断りされます。


パターンB:「対話の壁」で落ちる人(真剣交際・直前敗退型)

「おしゃべり」は上手でデートはいつも楽しいタイプ。


しかし、いざ「結婚後の話」という次のステージに進もうとしたとき、自分のこだわりが強すぎて相手の意見を聞けないか、あるいは嫌われるのを恐れて深い話を避け、雑談(会話)だけで引き延ばそうとします。


結果、相手から「将来のすり合わせ(対話)ができない人だ」と見限られます。

婚活を成功に導く「スイッチ切り替え術」

婚活を最短で突破していく人は、交際のフェーズに合わせて器用にスイッチを切り替えています。


【フェーズ1】お見合い〜デート2回目までは「会話スイッチ」

結婚の条件を詰める必要はありません。


「あなたと過ごす時間は楽しい」という安心感を与えることに集中しましょう。笑顔で相槌を打ち、共通点を見つけて、親密な空気を作ることが最優先です。


【フェーズ2】デート3回目以降〜真剣交際は「対話スイッチ」へ

居心地の良さが作れたら、少しずつ「対話」を増やします。


重要なのは「意見の違いを恐れないこと」です。「私はこうだけど、あなたはどう思う?」と相手の背景を聴き、たとえ意見が違ってもまずは受け止める。


「じゃあ、2人が納得できる中間のアイデアって何だろう?」と、一緒に新しい答えを探す姿勢を見せましょう。


この「対話をしようとする誠実な姿勢」こそが、お相手に「この人と一緒なら、人生のどんな荒波も話し合って乗り越えていけそうだな」という、結婚への最大の決め手を与えます。

結び

「会話」で心の距離を縮め、「対話」で一生を共にするパートナーとしての信頼を築く、これが、婚活における正しいステップです。


今、もしあなたの交際がどこかで滞っているのだとしたら、それはあなたの魅力がないからではありません。


「会話のスイッチ」と「対話のスイッチ」の切り替えタイミングを、少し間違えているだけかもしれません。


「私は今、お相手とどちらのステージにいるのかな?」


次のデートでは、ぜひこの視点を少しだけ意識してみてください。見えてくる景色がガラリと変わるはずですよ。


まずは次のデート、目の前のお相手と「楽しい会話」を交わすことから、一歩ずつ始めてみませんか?


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代表カウンセラー 佐野 利昭


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