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婚活の罠・仮交際を無風で乗り切ると真剣交際で大嵐が吹く話

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Pacific Bridal「婚活の罠・仮交際を無風で乗り切ると真剣交際で大嵐が吹く話」-1

はじめに

こんにちは! 横須賀・湘南地域と横浜を中心に活動しているPacific Bridal の佐野です。


「仮交際に入ってから、もう3回目のデート。お互いに優しくて、一度も意見がぶつかったことがない。これって運命のお相手かも……!」


もし今、あなたがそんな風に思っているのなら、少しだけ立ち止まって、この記事を読んでみてください。


もちろん、波長が合って穏やかに過ごせるのは素晴らしいことです。しかし、婚活の世界には教訓が存在します。


「一度も揉めなかった無風の仮交際ほど、真剣交際に入ってから大嵐が吹く」


今回は、なぜ「無風の仮交際」が危険な罠なのか、そして大嵐を避けるために今すぐできる「大人のすり合わせ術」を具体的にお伝えします。

なぜ「無風の仮交際」は、真剣交際で大嵐になるのか?

仮交際の時期は、お互いに「嫌われたくない」「良いところを見せたい」という心理が働くため、どうしても「遠慮」や「猫かぶり」が発生します。


相手に合わせたり、小さな違和感に目をつぶったりして、表面上は穏やかに進むことがほとんどです。


しかし、それをそのまま真剣交際(一対一のフェーズ)まで持ち越してしまうと、一気に厄介なことになります。理由は大きく3つあります。


理由①:「いい人」のメッキが剥がれたときの絶望感

仮交際中お互いに「物分かりのいい人、優しい人」を演じ合っていると、真剣交際に入って距離が縮まった瞬間、あるいは結婚後の具体的な生活(お金、子ども、働き方)の話になった瞬間に、急に剥き出しの本音が出てきます。


そのとき「え、そんな価値観の人だったの!」というギャップに絶望しやすく、その時の精神的ダメージは仮交際終了の比ではありません。


理由②:重要トピックの先送りは「時間ドロボー」

真剣交際に入ると、他の方との仮交際や新規のお見合いはすべて終了させなければなりません。つまり「キープ」がない一本勝負のステージとなります。


その段階になってから「実は貯金が全然ない」「実は子どもを望んでいない」と発覚して破局すると、また完全に振り出し(お見合いから)に戻ることになります。


このタイムロスは、婚活のモチベーションをポッキリ折るのに十分すぎる威力を持っています。


理由③:「話し合える人か?」の試運転ができていない

結婚生活は、数十年にわたる意見の対立(コンフリクト)の連続です。大事なのは「意見が対立しないこと」ではなく、「対立したときに、二人で話し合って解決できる関係(=コンフリクトマネジメントができるか?)」です。


仮交際中に一度もプチ対立を経験していないと、相手が「話し合える人」なのか「逆ギレする人」なのか「不機嫌になって逃げる人」なのかが分からないまま、結婚という大博打に出ることになってしまいます。

世界的な大企業や映画界でも「対立」は歓迎されている

ビジネスの世界でも、昔は「対立=悪いこと」と避けられがちでしたが、今は違います。


例えば、AppleがiPodを開発したときも、トイ・ストリーに代表されるピクサーが映画を作るときも、現場では激しい意見のぶつかり合い(コンフリクト)が起きています。というより、わざと起こしています。


彼らが優れているのは、「最高の成果を出す」という共通のゴールを見失わず、感情と問題を切り離して、お互いの本音をぶつけ合ったことです。


その結果、妥協ではない「第3の最高のアイデア」が生まれました。


婚活も全く同じです。目指すべきは、お互いに気を遣い合って何も言えない「無風の組織」ではなく、「意見がズレても、話し合って前より絆が深まるチーム」なのです。

仮交際3回目から仕込む!嫌われない「プチ対立」の起こし方

とはいえ、まだ関係が浅い仮交際中に、いきなり大喧嘩をする必要はありません。


「小さな意見のズレ」をあえて作ったり、デリケートな話題を小出しにしたりして、相手が「話し合いができる人かどうか?」を試運転するのが賢い進め方です。


特にやっかいな「お金」と「子ども」のテーマについて、相手の気分を害さずに本音を引き出す具体的な切り出し方をご紹介します。


実践①「お金・金銭感覚」の引き出し方

いきなり「貯金額いくらですか?」と聞くのは当然NG。まずは「お金の使い方・価値観」から入るのが鉄則です。


【切り出し方の例】

「最近、物価が上がってて買い物のときびっくりしちゃいません? 〇〇さんは普段、何にお金を使うときが一番ワクワクしますか?」 「私、つみたてNISAとか投資信託を少しやってるんですけど、〇〇さんって資産運用とか興味ありますか?」


「投資はよく分からないから全部貯金に回してる(=堅実タイプ)」なのか、「入ってきた分だけ使っちゃう(=貯金なさそうタイプ)」なのか、相手のマネーリテラシーや日頃の節約意識がポロッと見えてきます。


実践②「子ども・将来の家族像」の引き出し方

これはデリケートな問題なので、「他人の話」や「ニュース」をだしにするのがスマートです。


【切り出し方の例】

「私の友人が最近出産して、すごく大変そうだけど楽しそうで。〇〇さんは、もし将来家族が増えるとしたら、どんな家庭にしたいなっていうイメージありますか?」


「最近は男性の育休も増えてますよね。もし将来子どもができたら、〇〇さんは育休とか取りたい派ですか?」


「子どもができたら・・」と言ったときの相手の表情やリアクションを見ます。具体的に「これくらい育児に関わりたい」と前向きに話すか、あるいは「いや、そこまでは考えてないな・・」と濁すかで、熱量がはっきりと分かります。


ポイントは「私はこう思っているんですけど、あなたは?」と、自分の手の内(自己開示)をセットにして話すこと。質問攻めにしなければ、相手も警戒せずに本音を話しやすくなります。

むすび:目指すのは「無風」ではなく「雨降って地固まる」関係

婚活をしていると、どうしても「嫌われたくない」というブレーキがかかります。でも、そのブレーキをかけたまま真剣交際という高速道路に乗ってしまうと、スピードが出たときに大事故を起こしかねません。


仮交際中に、

・自分の素(マイナス面も含めて)を少し出してみる


・あえて深い話を投げてみる


そこで相手が、あなたの意見を否定せずに真剣に向き合ってくれるか、それとも不機嫌になるか? それを見ることで、真剣交際に進むべきかどうかの「最高の判断材料」が手に入ります。


本当に相性がいい相手なら、ちょっとした意見のズレをぶつけても壊れません。むしろ「話し合ったら、前よりずっと安心できる関係になったね」と、絆が深まるはずです。


次のデートでは、少しだけ遠慮の殻を破って、未来に向けた「深い話」を一つだけ投げかけてみませんか?



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代表カウンセラー 佐野 利昭


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