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男女で異なるマリッジブルーの正体と対処法【前編】

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ふたりの扉「男女で異なるマリッジブルーの正体と対処法【前編】」-1

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プロポーズから婚姻届まで:男女で異なるマリッジブルーの正体と対処法【前編】

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2026.06.01 | 婚活カウンセラー


プロポーズまでは幸せな気分だったのに、結婚式や婚姻届に向けて気分がどんより沈んでしまう。それが「マリッジブルー」です。「決まったはずなのに、なぜか不安...」そんな気持ちは、実は多くの人が経験する正常な心理反応なのです。本記事では、マリッジブルーの正体と、男女で異なる不安の形を詳しく解説します。あなたの不安がおかしくないこと、そしてその乗り越え方が理解できる内容です。




【マリッジブルーとは:正常な心理反応です】



マリッジブルーは、プロポーズ後から婚姻届までの準備期間に、理由なく気分がどんより沈む現象です。


「頭では『結婚して幸せ』と分かっているのに、心がついてこない」——そういう状態です。結婚は人生の大きな転機。その転機に向かって準備を進める中で、「決定と感情のズレ」(心の準備がまだなのに、現実は進んでいく状態)が生まれます。これは不幸の兆候ではなく、人生が大きく変わることに真摯に向き合っている証です。


特に結婚準備期間(プロポーズ→婚姻届)に顕著に現れます。親族対応、結婚式の準備、親との調整など、次々と現実的な課題が押し寄せることで、心理的な不安が深まるのです。ほぼすべての結婚予定者が経験する正常な心理反応だと認識することが、まず大事な一歩です。


例えば:

- 結婚式の見積書を見て「本当にこれでいいのか...」と不安になる

- 親族紹介で気を使い疲れて、帰宅後に泣いてしまう

- 夜中に目が覚めて「本当にこの人でいいのか」と考えてしまう


こうした経験は、マリッジブルーの典型的な症状です。




【男性のマリッジブルー:経済的責任と自由の喪失】



男性が抱くマリッジブルーの中心は、「経済的責任」と「自由の喪失」です。


「これからは自分が家族を養わないといけない」——この現実が、結婚準備を進める過程で急速に重くなります。給与から家賃、生活費、将来の子どもの教育費まで、すべてが自分の肩にのしかかるような感覚です。同時に、友人との付き合いが減少することへの抵抗感、独身時代の気ままな時間が失われることへの恐怖が襲い掛かります。


例えば:

- 結婚式の見積もりが100万円超えで、ローン返済との両立を考えて頭が重くなる

- 親友との飲み会が「妻に申し訳ない」という気持ちで楽しめなくなる

- 相手の親族会議に出席して、「この家族の一員になる責任」を感じて疲れる


義母や義父との関係構築への戸惑い、親族会議での調整役としての疲れも、男性特有のストレス源です。さらに、結婚式の準備では「女性が主役」という感覚から、自分の存在意義が薄れたように感じることもあります。この複合的なストレスが、頭痛、倦怠感(疲れが取れない状態)、無気力といった身体症状で現れやすいのが男性の特徴です。


男性は「不安を口に出しにくい」という傾向もあり、一人で黙々と悩むことが多いのです。




【女性のマリッジブルー:アイデンティティと人生計画への深刻な不安】



女性のマリッジブルーは、男性と比べてより深刻で、症状も長く続く傾向があります。


その中心は「人生の大転換」「役割の急激な変化」「自分というアイデンティティの喪失」(「自分が自分でなくなるような感覚」)です。妊娠・出産という身体的な負担、「いい嫁」「いい母親」になるべきという社会的プレッシャー、キャリアの断絶による経済的自立の喪失が、同時に押し寄せます。


例えば:

- 独身時代は「自分の給料は自分で使える」という自由があったのに、結婚後は「家計管理」という責任が増える

- 妊娠・出産で仕事を失う可能性を考えると、「これまでの自分のキャリアは?」と不安になる

- 名字が変わることで「自分という存在が変わってしまう」という違和感を感じる

- 親族の集まりで「嫁」として見られることに違和感や息苦しさを感じる


独身時代の自由、友人関係、キャリアなど、これまでの人生がどこへいくのか——そうした根本的な不安があります。親族の中で「妻」として評価される恐怖、義母との関係構築への不安も深刻です。


女性は感情的・身体的に症状が顕著に表現される傾向にあり、以下のような形で現れやすいのです:

- 結婚式の打ち合わせで急に泣いてしまう

- 親族の電話の後、機嫌が悪くなる

- 生理不順になったり、肌荒れが一気に悪化する

- 夜間に目が覚めて、不眠に悩む


つまり、男性より女性の方が「見える症状」が多いということです。




【圧倒的な違い:女性のマリッジブルーはより見えない】



研究によると、女性の方がマリッジブルーの症状が強く、長く続く傾向があります。しかし、女性は「夫を心配させたくない」「感情的な人だと思われたくない」という気遣いから、その不安を言語化しません。


結果として、女性の不安は「沈黙の不安」として見えない化し、男性が気づかないレベルで深刻化していることが多いのです。


具体的には:

- 親友には「本当に幸せなのか分からない」と打ち明ける

- 一人になると涙が止まらなくなる

- でもパートナーの前では「大丈夫、幸せ」と笑顔で装う


女性は「相手を支える側」という無意識の思い込みがあり、自分の不安や悩みを伝えることが難しいのです。この「見えない苦しみ」に気づくことが、結婚準備期間を二人で乗り越えるカギになるのです。



【まとめ】


マリッジブルーは人生の大転換に伴う正常な心理反応です。プロポーズで決まった喜びと、現実の責任・変化への不安が同時に存在する状態です。


男性は「経済的責任と自由の喪失」に、女性は「アイデンティティの喪失と身体的・社会的な負担」に直面します。


最も大事なのは、この不安が「弱さ」ではなく「真摯さ」の表れだということです。パートナーとこの感情を共有し、お互いの不安に向き合うことが、健全な結婚準備への第一歩となるのです。



【カウンセラーからのアドバイス:パートナーへの声かけ例】


「今、不安を感じているのはおかしいことじゃない」——この認識が大切です。


もしパートナーが「なぜか気分が沈む」「不安だ」と話してきたら、こんな風に返してみてはいかがでしょうか。


【パートナーが不安を打ち明けてきたときの声かけ例】


「そっか、そういう気持ちなんだね。聞かせてくれてありがとう」

(まずは相手の感情を受け入れる)


「結婚が決まったのに不安って、変に聞こえるかもしれないけど、実は多くの人が感じることなんだよ」

(不安は正常だと伝える)


「俺たち、まだ若いし、完璧を目指す必要はないと思う。一緒に進めばいい」

(二人で歩むスタンスを示す)


「何か具体的に不安なことがあれば、聞かせてくれないかな。一緒に考えたい」

(相手の話を聞く姿勢を見せる)


このような会話を通じて、パートナーは「受け入れられている」「一人じゃない」と感じることができます。この感覚が、マリッジブルーを乗り越える最大の力になるのです。




【告知・案内】



ここまで、「マリッジブルーの正体」と「男女の違い」についてお伝えしました。


でも実は、この不安は「マリッジブルー」だけに留まりません。特に19歳から20歳という時期に結婚を決めた場合、さらに複雑な心理状態が生まれます。


次編では以下について詳しく解説します:


・「十代から二十代へ」という人生の通過儀式とマリッジブルーの関連

・複合的な不安を抱えた時の、具体的な対処法

・親友との関係、親との関係をどう築き直すか

・パートナーと一緒に「大人になる」ことの意味


人生の複数の転換点が同時に訪れることで、心はどうなるのか。その中で、どうやって二人で前に進むのか。次編で、その全てが分かります。


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結婚準備の不安、パートナーとの関係について相談したいことがあれば、お気軽にお問い合わせください。結婚相談所のカウンセラーが、あなたの心理状態に寄り添いながらサポートいたします。


▼ 次編をお見逃しなく

「19歳から20歳へ:複合的な人生転換点とマリッジブルーの乗り越え方【後編】」


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