「信頼が人を動かす」
- カウンセラーの日常
教室でもグランドでも相談所でも、最後は人と人
英会話教室で子どもたちに英語を教え、野球の指導を続け、そして今、結婚相談所で婚活のサポートをしています。
振り返ってみると、まったく違う仕事のようで、実は共通していることがあります。
それは、最後は人と人との信頼関係が大切だということです。
システムやノウハウだけでは、うまくいかない
今は、便利なシステムや役立つ情報がたくさんあります。
英会話教室なら、効率よく英語を学ぶための教材や指導方法があります。野球にも、上達するための理論や練習方法があります。
婚活も同じです。
プロフィールの作り方、写真の選び方、お見合いでの会話、交際中のLINEのやり取りなど、知っておいた方がよいノウハウはたくさんあります。
もちろん、それらは大切です。
ただ、どれだけ優れた方法を知っていても、それだけですべてがうまくいくわけではありません。
英語が苦手な子どもが、安心して間違えられる先生に出会うことで、少しずつ自信をつけていく。
野球で失敗した選手が、自分のことを信じてくれる指導者の言葉で、もう一度前を向く。
婚活で自信をなくした会員様が、「この人になら本音を話せる」と思えるカウンセラーに出会い、再び一歩を踏み出す。
私は、そんな場面を大切にしてきました。
信頼関係があるから、本音を話せる
結婚相談所で会員様と面談をしていると、最初は「大丈夫です」「特に問題ありません」と話される方もいます。
でも、少し時間をかけて話を聞いていくと、本当は不安を感じていたり、誰にも言えずに悩んでいたりすることがあります。
そんなとき、こちらがすぐに正解を伝えたり、改善点を指摘したりすることが、必ずしも最善とは限りません。
まずは話を聞くこと。
何に悩んでいるのか、何がつらいのか、本人は本当はどうしたいのか。
そこを理解しないままアドバイスをしても、相手の心には届かないことがあります。
信頼関係があるからこそ、耳の痛いアドバイスも受け止めてもらえる。こちらも、相手の気持ちに配慮しながら、本当に必要なことを伝えられる。
私はそう考えています。
ただ優しい言葉をかけるだけでも、厳しいことを言うだけでもない。
相手のことを真剣に考え、必要なときにはきちんと伝える。
そんな関係を築いていきたいと思っています。
婚活だからこそ、人として向き合いたい
婚活では、条件や数字が注目されがちです。
年齢、年収、学歴、趣味、住んでいる場所。
お相手を選ぶうえで、条件が大切なのは間違いありません。
結婚相談所としても、会員様が活動しやすい仕組みを整え、適切なアドバイスをすることは大切な役割です。
しかし、結婚は条件だけで決まるものではありません。
この人と一緒にいると安心できる。
自分の気持ちを素直に話せる。
うまくいかないときも、一緒に考えていける。
そうした人と人との関係が、結婚生活の土台になっていくのではないでしょうか。
そして、婚活をサポートする私自身も、会員様から信頼していただける人間でありたいと思っています。
立派なことを言うよりも、約束を守ること。
話をきちんと聞くこと。
うまくいったときには一緒に喜び、つらいときには気持ちに寄り添うこと。
特別なことではありませんが、そうした積み重ねが信頼につながるのだと思います。
最後に大切なのは、目の前の人と向き合うこと
英会話教室でも、野球の指導でも、結婚相談所でも、相手は一人ひとり違います。
同じ言葉が響く人もいれば、別の伝え方が必要な人もいます。
だからこそ、マニュアルどおりに接するのではなく、目の前の人をよく見て、その人に合った関わり方を考えることが大切です。
システムやノウハウを学び続けることは、これからも欠かせません。
それでも、仕事の根っこにあるものは変わらないと思っています。
「この人は、自分のことを真剣に考えてくれている」
そう感じてもらえるかどうか。
結婚相談所 エンナビ・ブライダルパートナーズのカウンセラーとして、これからも一人ひとりと誠実に向き合っていきたいと思います。
婚活に迷ったとき、うまくいかずに落ち込んだとき、気軽に本音を話せる場所でありたい。
そして、会員様が自分らしく前に進めるように、そばで支え続けていきたいと思っています。