こんなこともできないの？？

こんなこともできないの？？

先日読んだ、林真理子さんのエッセイに、朝日新聞の「天声人語」にこんなようなことが書いてあったと書いてあった（ややこし）

「自動販売機に並ぶとき、小銭を用意している人間は、気がきいているようで、次第に他人に対して寛容でなくなっていく」

といった内容であった。

できることが年齢とともに増えてしまう

ところで婚活女子の愚痴と言えば、男性の気のきかなさをあげつらうことである。

お店が予約していないに始まり、カフェを探してフラフラぐるぐる（土曜日曜のお茶タイムは名駅はどこも長蛇の列である）デートの内容が決まっていないなどなど。

婚活女子と言えば、２０代後半から３０代４０代だ。

おそらく、友人同士のランチですら、がっつり下調べして予約するであろう。

でも、考えてみると、私も２０代中盤くらいまでは、友人同士のランチでも行くカフェだけ決めて、おしゃべりしながら並んで入っていたし、手土産なんかもそれほど持っていく機会はなかった。

できることが増えていくのはいいことで、年齢を重ねる醍醐味だといってもいいと思う。

1000円ランチも食べるけれど、１万円ランチも食べるのである。

2000円で高いと思っていたあの頃が懐かしい。

ワインに詳しくなる人、習い事に勤しむ人、海外旅行、ゴルフ、、、、女性は好奇心が強い生き物である。

デート相手が許せなくなる？？

ただ、できることが増えていくほど

「こんなこともできないの？」

「こんなことも知らないの？」

と人、特にデート相手に厳しくなってしまう、許せなくなってしまうのでは、経験が邪魔をしているとしか言いようがない。

林真理子さんは、この「天声人語」を読んで以来、かなり辛抱強く色々なことを待つようになったそうである。

デート相手に

「こんなこともできないの？？」

と思ったら、要注意！！広い心で相手のことを見るように意識してほしい。

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