結婚は究極の人間関係
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「自分を知る」だけでは、結婚はうまくいかない
こんにちは。海老名です。
私はこれまで、このブログでも、
「まずは自分を知ることが大切」
と何度も書いてきました。
婚活をしていると、つい「どんな人がいい?」「どんな条件の人と結婚したい?」と、相手のことばかり考えてしまいます。
でもその前に、
「私は何を大切にしている?」
「どんなときに幸せを感じる?」
「どんな人生を送りたい?」
それを知ることが大切。
この考えは、今も変わっていません。
でも最近、いろいろな方のお話を聞きながら、もう一つ大切なことがあると感じています。
自分を知ることは大切。
でも、自分のことを全部理解することなんて、本当にできるのでしょうか?
自分のことだって、全部は分からない
私たちは、自分のことを一番分かっているつもりになります。
「私はこういう人」
「私はこれが苦手」
「これは絶対に嫌」
「こういう生活がしたい」
自分と向き合うことで、そうしたことが分かってくるのは、とても大切なことです。
でも、人はそんなに単純ではありません。
昨日まで平気だったことが、今日はなぜか嫌だったり。
「私は一人が好き」と思っていたのに、誰かがそばにいる安心感を知ったり。
反対に、「ずっと一緒にいたい」と思っていたのに、実際に暮らしてみたら一人の時間が必要だと気づいたり。
誰かと深く関わることで、
「私って、こんなことで傷つくんだ」
「こんなことが嬉しいんだ」
と、初めて知る自分もいます。
つまり、
自分のことだって、一生かけて知っていくものなのかもしれません。
ましてや、他人のことをすべて理解するなんて、もっと難しいですよね。
「私のことを全部分かってほしい」は難しい
婚活をしていると、
「私のことを理解してくれる人がいい」
という言葉をよく聞きます。
もちろん、それは自然な願いだと思います。
自分の気持ちを大切にしてほしい。
嫌なことは分かってほしい。
自分らしくいられる関係でいたい。
私だってそう思います。
でも、
「私を理解してほしい」と、
「私のことをすべて分かって、私の思うように行動してほしい」は違います。
ここは、とても大切だと思っています。
相手は、自分とは違う人間です。
育った家庭も違う。
経験も違う。
価値観も違う。
感じ方も違う。
自分にとっての「当たり前」が、相手にとっては当たり前ではないこともあります。
だから、
「私は嫌だと言ったのに、どうして分かってくれないの?」
「普通、これくらい察してくれるでしょう?」
と思っても、
相手には相手の「普通」があるのです。
結婚は、究極の人間関係
私は最近、
結婚って、究極の人間関係だな
と改めて思います。
友人なら、嫌になれば少し距離を置くこともできます。
職場の人なら、仕事が終われば離れられます。
でも結婚すると、
生活そのものを一緒につくっていきます。
食事。
お金。
家事。
睡眠。
休日。
家族との付き合い。
一人の時間。
将来のこと。
それまで別々の人生を歩いてきた二人が、これだけたくさんのことを一緒に決めていく。
全部同じなんて、ほとんどありません。
だから結婚で必要なのは、
「私を全部理解してくれる人」を探すことではない
のだと思います。
分からないから、聞く。
違うから、話す。
合わないところがあるから、二人で考える。
「私はこう思う。あなたはどう?」
このやり取りを続けられることの方が、ずっと大切なのではないでしょうか。
自己理解が「自分を固定するもの」になっていませんか?
自分を深く知っていくと、
「私はこういうことが苦手」
「こういうことをされると嫌」
「一人の時間が必要」
「こういう距離感でいたい」
ということも分かってきます。
それは、とても大切な自己理解です。
でも、そこで終わってしまうと、
「私はこういう人だから、相手が理解して合わせてほしい」
になってしまうことがあります。
私は、それは少し違うと思っています。
自己理解は、
相手を自分に合わせるための取扱説明書をつくることではありません。
「私はこう感じやすいんだ」
と自分を知る。
そして、
「でも、相手は違うかもしれない」
と知る。
そこから初めて、二人の対話が始まるのではないでしょうか。
「嫌なこと」が分かるだけでは、幸せはつくれない
婚活でも、
「これは嫌」
「あれは無理」
「こういう人はダメ」
と、自分の嫌なことがどんどん明確になっていくことがあります。
もちろん、自分の境界線を知ることは大切です。
でも、
「嫌なこと」が全部分かったら、幸せな結婚ができるのでしょうか?
私は、それだけでは足りないと思っています。
「何が嫌?」だけではなく、
「私は、どんな関係なら幸せ?」
「相手と意見が違ったとき、どう話し合いたい?」
「私は相手をどこまで理解しようとしている?」
「二人にとって心地よい形を、一緒に探していける?」
そこまで考えてみる。
自分を知ることは、
「私はこうだから」と自分を固めてしまうためではなく、誰かとよりよい関係をつくるためにある。
私はそう思っています。
結婚したら、知らなかった自分にも出会う
そして私は、これも結婚のおもしろさなのかもしれないと思います。
誰かと一緒に生きていると、
自分でも知らなかった自分が出てきます。
こんなことで腹が立つ私。
こんなに寂しがる私。
こんなに一人になりたい私。
こんなことで幸せを感じる私。
私自身も結婚生活の中で、
「私って、こんなことを大切にしていたんだ」
と気づくことがあります。
だから、結婚する前に自分を100%理解しておく必要なんてない。
相手のことを100%理解してから結婚することもできません。
大切なのは、
分からないことが出てきたときに、二人で向き合えること。
なのではないでしょうか。
「自分を知る」はゴールではない
自分を知ることは、とても大切です。
でも、それはゴールではありません。
自分を知る。
相手を知ろうとする。
違いを知る。
話し合う。
そして、二人に合う形をつくっていく。
結婚とは、その繰り返しなのだと思います。
「私を全部分かってくれる人」を探すのではなく、
「分からないことがあっても、この人となら話していける」
そんな人を探してみる。
そして自分自身も、
「相手を全部理解できなくても、知ろうとする人でいる」
それが、幸せなパートナーシップにつながっていくのではないでしょうか。
【🌱ときめきポイント】
自分のことさえ、全部は分からない。
ましてや、他人のことを全部理解するなんて難しい。
だからこそ、
分からないから聞く。
違うから話す。
自己理解はゴールではなく、
二人の関係をつくるためのスタートです。
結婚相談所 e-tokimeki
海老名 真由美
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