結婚に関する法律。世界のルール。重婚(一夫多妻)は禁止?
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目次
- 独身証明書で重婚でないことの確認をしています。
- 重婚の禁止。一夫多妻制?国によってさまざまなルールが。
- 逆に「一妻多夫制」の国ってあるの?
- 一夫多妻、一妻多夫には色々な背景があるようです。
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独身証明書で重婚でないことの確認をしています。
重婚の禁止。一夫多妻制?国によってさまざまなルールが。
ここまで見てきたように日本では重婚は禁止です。罪を犯すと刑罰も待っています。
しかし世界の国の中には重婚を禁止としていない国や地域も存在することはご存じでしょうか。世界の文化を紹介したテレビ番組でも放送されることがあるので見たり聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
特に知られているワードは『一夫多妻制』という考え方です。一夫多妻制のルールでは、字のごとく一人の夫が複数の女性と暮らすことを認めているんです。「複婚」なんて言われ方もしています。一夫多妻制は特にアフリカに多いようです。西アフリカに属するナイジェリア、セネガル、マリなど。東アフリカではウガンダやタンザニアなどで採用されているそうです。またイスラム教の教徒が多い国々でも一夫多妻制の制度が取られているそうです。
逆に「一妻多夫制」の国ってあるの?
一夫多妻制は世の中でも割と有名な制度かもしれませんが、では逆に一妻多夫制度を取り入れている国はあるのでしょうか?
実は世界には今日でも採用している民族や地域があるんです。インドのトダ族、ネパール、ブータンやスリランカなどの一部の地域では現在もこの制度が残っているようです。また日本でも江戸時代には、女性に比べて男性の人口比率が高かったことから、実質的に一妻多夫状態になっていたこともある、という説も残っています。文化の違い、国や地域の情勢によって前向きに捉えられていた制度だったのかもしれません。
一夫多妻、一妻多夫には色々な背景があるようです。
この重婚の仕組みですが、メリットもある一方でデメリットもある難しいテーマなんです。様々な国と地域でそれぞれの背景のもと生まれた制度です。
『争いによる男性の激減』
国同士の戦争や内戦により男性が激減した国にとっては、日本のような一夫一妻制では結婚ができない女性が増え(いわゆる女性余り)状態となり、いずれは子供も減り、国の存亡の危機を迎えます。それを防ぐため一夫多妻制を取り入れた国も存在します。国をもとの状態に戻し、また反映させるための手段として考えられていたのです。
『女性の人権問題も』
また一方で、国や部族の存続の問題とは全く別のところでこの制度が使われてしまっている国もあるようです。女性を金で取引し、なかば強制的に妻として向かい入れる人権を無視した意味合いの強い国や地域もあるようです。
言うまでもありませんが日本では重婚は禁止となっています。しかし地域ごとの問題を解決するため、また人権の問題も抱えながらこの制度が残っている国もあるのが現実です。本日は、「重婚」をキーワードに世界の一夫多妻制や一妻多夫制についての紹介でした。
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