桜の季節です。満開の樹は、冬は葉を落とし、枯れ木のように見えていました。しかし、春には芽吹き、つぼみは、花を咲かせるのです。そして、鮮やかな新緑の季節を迎えます。秋には色を変え、私たちを楽しませた後、落葉し冬になります。美しい花も、彩りを変える葉もありません。枯れ木に見えますが、そうではありません。樹は、次の春のために、力を蓄えているのです。冬は大切な時期なのです。 このように、命は変化します。ですから、いま、失意に沈んでいる人たちは、人生の秋だとか、冬だとか考える必要はないと思います。今たまたま、枯れているように見えるだけです。これからのための、雌伏の時だと思えばいいのです。生きている限り、誰にでも、また、春が来ます。これから、幸せになれるのです。   婚活に旬はありません。自分がパートナーを必要とした時が、適齢期です。一歩踏み出せばいいのです。ただし、必ずしもすぐに芽吹き、花が咲くとは限りません。その時は、より美しい花を咲かせるため、栄養を蓄えているのです。焦ることはありません。じっくり機を待ちましょう。

身長から始まり、学校の偏差値、会社の業績や知名度、また、個人の年収などは、他と比較した数字で表すことができるものです。一方、幸せや愛情は、極めて主観的なものです。数字では、表すことができません。自分自身の純粋な気持ちであって、魂の叫びです。 婚活では、相手に自分が求めるものを、数字で表せるもので判断しがちに思います。数字で表せるということは、比較できるものであり、有限なものであると言えるでしょう。一度立ち止まって、愛や幸福を婚活の基準にしてみませんか。これらには無限の可能性があります。また、他人の愛や幸福とその量を比較できないものです。この愛や幸福とは自分にとって何か、よく考えてみたいものです。 目に見えるものよりも、魂で見えるものを大切にして、自分の価値観で、幸せを追求していくことが大切に思います。そういう気持ちで相手に接していれば、相手も、あなたの目に見えない、スペックでは測れない良さに気づいてくれると思います。そういう気持ちを持った人と出会えることでしょう。 自分の幸せは、自分で選び取るものです。他人がどんな人と結婚したかは全く気にする必要はありません。他人と比べることはありません。自分で選び取った幸せは、自分の手で無限大にできることでしょう。婚活中の皆さんが、自分たちの価値観で、自分たちならではの幸せに気づいていくことを祈っています。 Jun

自分の小指に結ばれた赤い糸が、誰かにつながっている「赤い糸伝説」を信じている方も多いと思います。私も運命の赤い糸はあると思います。ただ、その相手選びは自分次第なのです。自分で運命を引き寄せるのです。運命といえば、もしかしたら、旅先での偶然など、ドラマのような出逢いを連想するかもしれません。運命の出会いは、別にドラマチックなものである必要はありません。たとえば私は、結婚を、恋愛結婚、見合結婚という風に分類することもナンセンスだと思っています。今どき、いずれにしても本人に何かしらの恋愛感情がなければ結婚には結び付きませんから。それでは、毎日をどのように過ごしていけばいいのでしょうか。月並みですが、毎日を輝いて生きることでしょう。自堕落な生活を送っていては、人は集まってきません。集まってきたとしても、同様に自堕落な人が集まるだけでしょう。一日を大事にし、周囲を愛し、自分を信じて、肯定的な気持ちで過ごしていくことが大事に思います。そういう人の周りには自然にそういう人が集まります。さて、そうは言っても、どうしても出逢いの場がないという方々もいるでしょう。そういう時は、億劫がらずに、いろいろな機会を求めていけばいいのです。様々な趣味サークルに入るのもいいでしょう。婚活目的のパーティに参加してもいいでしょう。PartnersTreeもその一つである結婚相談所も、今は、本当に自然な気持ちで入会される方がほとんどです。運命の出逢いとは何かといった時、そのきっかけが偶然だったり、ドラマチックであったりする必要はありません。運命の出逢いは、結婚がゴールでもありません。長い結婚生活を経て初めて、運命の出逢いだったと振り返ることができるのです。私たち全ての人の命は、両親から生まれた貴重な命です。多くの人に、愛されて生きてきたことを思い出しましょう。自然の摂理として、誰もが誰かと結ばれる運命を持って生まれているのです。より自分にふさわしい「運命」のひとを見つけるのはあなた次第です。Jun

幸せとは何でしょう。お金や社会的地位を築いても、幸せになるわけではありません。また、ほしいものが手に入ったとしても、それイコール幸せではありません。自分の気持ちが満ち足りて初めて幸せになるのだと思います。たとえ、他人がうらやむようなパートナーがいても、自分が幸せだと感じていない限り、その人は幸せではありません。また、自分自身に足りないものをわざわざ見つけ出して、不幸な気持ちになるのはナンセンスですね。例えば風邪を引いた時、改めて健康の大切さを思い出すように、普段の生活で当たり前のことに、ありがたい、感謝の気持ちを、持ってみては如何でしょうか。友達に恵まれていたり、趣味を楽しめたり、心のなかにある幸せを感じとっていきたいものです。これは、ものでは満たされません。 さて、婚活を始める人たちは、幸せを探し求めて、すなわち、よきパートナーに巡り合うことを求めています。それは、とても自然なことです、大事な目標ですから。ただし、パートナーがいない平凡に思える日々の生活のなかの、意識していない幸せにも、気づいたほうがいいと思います 日々、生きていることに感謝し、穏やかに小さな幸せを感じつつ生活している人には、やすらぎがあり、それは、雰囲気に出てきます。 結婚で自分に足りないものを補ってもらうという気持ちでなく、今の小さい幸せを大切にしながら、パートナーのいる幸せへと厚みを増すという気持ちを持ってみたらいいように思います。きっと、楽しく、幸せな婚活になり、結果としていい相手が見つかることでしょう。幸せは探すものでなく、自分自身が幸せでいることに気付くことだと思います。幸せな気持ちを持つ人には、新しい幸せが引き寄せられていきます。Jun