婚活は「地元の人」だけで探すともったいない!?
成婚の4割は県境越え、30年見てきた仲人の答え
「できれば、近くに住んでいる人がいいんです」
当相談室に入会される方の多くが、最初にこうおっしゃいます。大阪・和泉市、堺市を拠点にしていることもあって、会員様の大半は泉州エリアの方です。地元の方と出会いたい、という気持ちはとてもよく分かります。
ただ、10月16日にIBJが発表したデータを見て、改めて思いました。地元にこだわりすぎるのは、やっぱりもったいない。
今日は、30年以上・1,800組以上のご成婚を見てきた立場から、婚活と「距離」の話を書いてみます。
成婚カップルの4割は「県境越え」IBJの最新データから
IBJ結婚みらい研究所が、2025年に成婚した9,258組を住んでいる場所で分析しました。
結果は、42.5%のカップルが都道府県をまたいで結ばれていた、というものです。同じ府県同士は57.5%なので、だいたい「4割が県外、6割が地元」という割合です。
もっとも、県境を越えた成婚の85%近くは同じ地方の中での組み合わせでした。関西なら、大阪と和歌山、大阪と京都、といった具合です。地方をまたぐ本格的な遠距離は、全体の6.5%しかありません。
面白いのは交際期間です。同じ府県同士は約124日、遠距離のカップルは約120日。距離があっても、結婚までのスピードはほとんど変わらないんです。
ちなみに当相談室でも、府外の方とのご成婚は約3割あります。全国の数字と、肌感覚はほぼ同じです。
「家を買ってしまったから動けない」その思い込みを捨ててください
地元にこだわる理由で多いのは、「仕事があるから」「親の近くにいたいから」。男性ですと、「もう家を買ってしまったので動けない」という方も結構いらっしゃいます。
私は、その発想を最初に捨てていただくようにしています。
なぜかというと、30年見てきて分かっていることがあるからです。会えば好きになる。好きになれば、住む場所には案外こだわらなくなる。実際、そういう方がとても多いんです。
それに、プロフィール上は「大阪市内在住」「京都在住」でも、ご実家が泉州という方も珍しくありません。住所だけで判断してお断りすると、そういうご縁まで逃してしまいます。
府外の方と結ばれた、2組の会員様のお話
病院勤務の39歳男性と、京都府の女性
堺市の病院にお勤めの39歳の男性会員様。お仕事柄、あまり遠くには住めないということで、最初は近くの方との出会いを探していらっしゃいました。
その方がオンラインでお見合いをしたのが、京都府にお住まいの女性です。
話してみると、とても気が合いました。住む場所については、おふたりでしっかり話し合ったうえで、ひとまずお互いの間の地域に住むことに決められました。将来的には、堺・泉州地域に家を買う計画を立てていらっしゃいます。
「遠くには住めない」という条件は、相手を近くに限る理由にはならなかったわけです。
「大阪市内の人はどうせ無理」と言っていた31歳女性
泉佐野市にお住まいの32歳の女性会員様。この方も地元にこだわっていて、「大阪市内の人はどうせ無理です」と、市内在住の男性からのお申し込みはお見合いすらお断りしていました。
ある日、すでに決まっていたお見合いの日程に合わせて、「せっかくなので、もう一件だけ」と受けていただいたお見合いがありました。お相手は大阪市内在住の男性です。失礼ながら、正直「ついで」のお見合いでした。
ところが実際に会ってみると、その男性はお仕事の都合で市内に住んでいるだけで、ご実家は貝塚市だったんです。
結果、その男性とご成婚されました。ご主人はITエンジニアなので、お仕事をリモート中心に切り替えて、今は泉佐野で一緒に暮らしていらっしゃいます。
あのとき「ついで」で受けていなければ、おふたりは出会っていません。
住む場所・仕事・親のこと、いつ話し合えばいいか
距離のある方とお付き合いする場合、「結婚後どこに住むのか」は避けて通れません。
当相談室では、大まかに仮交際の後半あたりから少しずつ話題にしていただき、真剣交際に入ったら、住まい・仕事・親との距離を具体的にすり合わせてもらっています。
最初から「どちらが引っ越すか」を決めておく必要はありません。お互いを好きになってから話し合うほうが、ずっと前向きな答えが出やすいものです。先ほどの2組も、まさにそうでした。
距離は、お金と気持ちで越えられます
少し厳しいことを言わせてください。
距離は、お金と気持ちで越えることができます。交通費をかけて会いに行く。オンラインで話す時間をつくる。それだけのことです。
うまくいかない原因を「距離」のせいにする。その発想こそが、婚活を遅らせていると私は思っています。
今は、世界中の人とつながれる時代です。そんな時代に、同じ町の中だけで相手を探すほうが、よほどもったいない。
もちろん、近くの人がいいという気持ちは分かります。ただ、「自分は何のために結婚するのか」を考えてみると、優先順位は変わってくるはずです。リライオンでは入会の最初に、この「何のために結婚するのか」をしっかりすり合わせています。そこがはっきりすると、「距離」はそれほど大きな問題ではなくなります。そしてそこへの必要以上なこだわりをなくすことが結果、地元の人とのご縁に繋がっているという先の女性の例ではありませんが当初の希望通りになっている方が多いのです。
出会いの範囲で迷っている方へ
「近くにいい人がいない」
「でも、遠い人と結婚するのは不安」
そう感じているなら、お相手を探す範囲を少しだけ広げてみませんか。泉州から見れば、和歌山も、奈良も、京都も、大阪市内も、決して遠くはありません。
どこまで範囲を広げればいいのか。住む場所や仕事のことは、どう話し合えばいいのか。結婚相談室リライオンでは、おひとりおひとりの事情に合わせて、一緒に考えていきます。
大阪・和泉市、堺市、泉州エリアを中心に、30年以上、1,800組以上のご成婚を見守ってきた相談室です。
「地元で見つからない」と感じている方こそ、まずは無料相談にお越しください。