「年収証明」で相手を選ぶ時代に、結婚できない人が増える?
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婚活アプリに「年収証明」機能が広がっています。
マイナンバーを使って収入を証明できるアプリが登場し、東京都が運営するAIマッチングサービスでも年収証明の提出が必須になりました。「証明された数字で相手を選べる」ことは、一見すると安全で合理的に思えます。
でも私は、30年・1800組以上のご縁を見届けてきて、こう思っています。
数字で選ぶほど、本当の縁は遠のく。
今日はその理由を、リライオンが現場で見てきたリアルな話とともにお伝えします。
「年収証明が当たり前」になった婚活市場の今
2026年現在、マッチングアプリ各社が競うように「年収証明済み」機能を実装しています。確かに、アプリでは相手のプロフィールを自己申告に頼るしかなく、「既婚なのに独身と偽っていた」「年収を盛っていた」などのトラブルは後を絶ちません。証明書を求める気持ちは理解できます。
ところが、証明書が普及するほど別の問題が生まれています。
「年収500万以上」でフィルターをかけた途端、候補者がぐっと減る。「年収証明があるから信用できる人」という思い込みが生まれる。そして気づいたら、数字の条件は満たすけれど何も感じない相手とデートを繰り返している——。
これが今の婚活アプリ疲れの正体の一つです。
数字でこだわって相手を探していると思い込んでいるが実際は、数字に振り回されているという現実。
実はここに気づくことで婚活の流れは一気に変わります。
今の年収より「稼ぐ力」を見なさい、といつも伝えています
私がリライオンの女性会員によく話すことがあります。
「年収ではなく、稼ぐ力がある人かどうかを見分けてください」
年収というのは、今この瞬間の数字に過ぎません。大事なのは、その年収がどこから来ているか、です。
大企業の看板があるから600万円もらえているのか。それとも、どんな環境に置かれてもその人自身の力で稼げる人なのか。この違いは、10年後・20年後に大きな差になって出てきます。今の年収だけで判断すると、痛い目に合うことがあります。
逆もあります。今は収入が大したことなくても、可能性を感じる人はいます。そしてもし思うように収入が上がらなかったとしても、一緒に苦労できる人かどうか——そこで選んだカップルの方が、長い目で見て幸せになっている確率が圧倒的に高い。
これは理想論ではなく、実際にリライオンで結婚されたたくさんの会員さんが証明してくださっています。
先々月に成婚退会された女性会員様も、当初年収500万以上しか無理、といわれていましたがお相手の年収480万円でした。申し込みが来た際に最初お断りしようとしていたので「ちょっと待った」といって話しました。2年後この人500万円になる可能性あるかどうかを判断して、とまずはあってもらいました。仮交際成立し、デートの中でいい人で収入も年々ステップアップしているとのことで、実は自分が求めていた人に非常に近かったのです。
成婚のご挨拶にお越しの際に、笑いながらも「本当にあそこでお断りしないでよかった」「人生のターニングポイントでした」と仰ってました。
夫婦はフォワード同士ではなく、二人ともボランチで動く時代
ここで一つ、私がよく使うサッカーの例え話をさせてください。
昔の結婚のイメージは、こうでした。
夫=フォワード(稼ぐ役割)
妻=ディフェンス(家を守る役割)
でも今は違います。共働きが当たり前になり、子育ての分担が求められ、介護や病気など人生のイレギュラーも二人で乗り越えていく。
現代の夫婦に必要なのは、二人ともがボランチとして入れ替わりながら動けることです。
攻撃が必要なときは前に出る。守りが必要なときは後ろに下がる。お互いの状況を見ながら役割を入れ替えられる、そんなチームワークです。
「フォワード同士(=高年収同士)が結婚すれば安心」というわけにはいかない。年収の高い女性が「せめて自分より稼ぐ人と」と条件にこだわるケースをよく見ますが、この話をするとスッと腑に落ちてくださる方が多いです。
大切なのは「どちらが稼ぐか」ではなく、「二人で状況に応じて動けるか」。そこを見てほしいのです。
年収は「合算」で考える。それだけで可能性が広がる
もう一つ、今の時代に大切な視点をお伝えします。
年収を「相手の年収」で見るのをやめて、二人の合算で考えてみてください。
年収350万の人同士でも、合算すれば700万。生活費や住居費を二人でシェアすれば、単身で700万の人より豊かな生活ができることも十分あります。そして何より、二人で目標を共有して稼いでいくという関係性は、お金以上の価値があります。
これを理解して婚活を進めた会員さんは、条件の枠が広がる分、自分に合ったパートナーに出会えるスピードが明らかに速い。年収フィルターを外した途端、ずっと気になっていた人が候補に入ってきた、という声は一度や二度ではありません。
「数字」では測れないものを、一緒に見つけましょう
婚活アプリの年収証明は、詐欺を防ぐためには有効です。でも、それは「最低限の安全確認」であって、「幸せな結婚の条件」ではありません。
証明書で確認できるのは、今この瞬間の数字だけ。その人の誠実さ、成長する意欲、一緒にいると楽しいかどうか、苦しいときに隣にいてくれるかどうか——そういうものは、会って話して、時間をかけてしか分かりません。
リライオンでは、30年の経験を持つカウンセラーが、数字の条件ではなく「この人とこの人なら」という目で判断しています。
もちろん条件は大事ですが、それ以上に条件表には表れない相性や人柄を、一緒に探しませんか。
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