３日の投票日から４日が経ち、ようやく米国の新大統領が決まった。現職が訴訟を起こすと騒いでいるが支持者離れが起こり徐々に尻すぼみになるだろう。４年前にトランプ氏は米国の分断を利用して当選した。今回も同様に最大限分断を煽って当選を目論んだが結果は敗北に終わった。大接戦でもあり、辛うじて良識派が勝ったように見える。バイデン新大統領には人々の団結を再現すると言う極めて困難なテーマが待ち受ける。ITバブル崩壊、リーマンショック、そして今回のコロナショックと経済事変の度に貧富の格差は拡がっている。私達の国内でも同じように思う。今回のコロナショックで失職した人々も契約社員、アルバイト等、そもそも低所得の方たちが大半だろう。私達資本主義の国々でも今少し分配に力を傾けるべきではないだろうか？新大統領に民主党議員が就いたのは好タイミングともいえよう。外交ではもう一度欧州との関係を改善して欲しい。米国内のみならず世界には問題が山積している。新大統領には是非とも常識的な政策運営を期待したい。

近々新しい会員さんが入会される。早めにプロフィールを書いて頂きメールで送って貰った。見ると趣味は「オタク」とのこと。詳しく尋ねてみたらアニメ、料理等のインドアとのこと。この手のアウトドア以外の趣味を若い世代の間では「オタク」というのだろうか？なんだか普通の趣味としか思えないのだが？71歳の私が時代遅れなのだろうか？世代が違うとはいえパーセプション・ギャップが大き過ぎるように思う。悩ましい！もう老人ではこの仕事が出来なくなるのかも知れない。このことは大切だ、よーく考えよう！(笑)

昨日午前中は定期定額積み立て投資の有料講義を行ったホームページを見て申し込んで来られたのは中京地区に住む女性の方だった。子育てが終わり何か将来に備えたいとのことで、非常に理解が早く楽しい講義だった。質問も弾んで1時間半の予定が2時間に及んだ。ZOOMのような動画システムが当たり前のように距離を超えたコミュニケーションを可能にしてくれた。今月の定例会「法善寺投資研究会」には比国のセブ島からメンバーが参加される予定。相談所運営の一部として長く続けて行きたい。PPandPP=PublicpensionandPrivatepension公的年金と私的年金（＝自分年金）は老後収入の両輪と思う！

米国大統領選の経過報道が続いている。最終確定には多少時間がかかりそうだがバイデン氏に流れは傾いているように見える。4年前に続き今回も世論調査は不確かな結果に終わりそうだ。バイデン候補が圧倒的に有利との予想が、結果は大接戦になった。世論調査はあてにならないとの考えから、私は市場動向から結果を予想したいと思った。大接戦の状況にも拘わらず昨日のNY市場ではVIX指数が急落した。バイデン候補の有利が伝えられたにも拘わらず長期金利は急落した。何かおかしい。世論調査より市場動向の方が確かと思ったが、今回は当NY市場も困惑しているようだ。私の考え方が短絡だった。バイデン有利ではあるが接戦ではなくもう少し明確な勝利になると予想した。今回も又反省し懺悔しなければと思う。このコラムをご覧になった方々へスミマセン！

愈々米国大統領選の開票が始まる。4年前の予測間違いの経験から専門家も確定的な予想を発表しない。市場から見てみたい。１、先月から今月初の米国債市場ではじわじわと金利上昇を見せていた。10年債の金利は0.7％台から0.9％直前まで上昇。これは財政の拡張政策を掲げるバイデンの勝利を示唆していると見て良いと思う。巨額の国債を発行するために金利上昇は不可避と市場は見るのだろう。２、2日（月）3日（火）開票直前のNY株式市場は大幅上昇を示現している。これは市場が最も嫌う不確実性「長期に亘り大統領が決まらない」可能性が薄れた。即ち下馬評通りバイデンが一定以上の差で勝つと見ているものと思料する。もつれて相場が下落するケースをヘッジするためにしておいた信用売りの買戻し、買っておいたプットポジションの売却の結果の急上昇と思われる。３、終わったばかりの米国市場のVIX指数は2ポイントほど下落し、緊張の緩和を示している。不透明感が増すのであればこの指数は急騰しているはずだ。こちらもバイデン勝利を見ているように見える。●2016年以来の4年間実に品性のない大統領を見続けてきた。気に食わないことがあれ相手を罵倒する、ののしるなどこれまでで最も品性を欠いた大統領だった。今回の選挙は実質的にトランプに対する信任投票だろうと思う。私は早いうちから「今回の選挙では女性や有色の人々がトランプにNOを突き付けることで結果が出るのではないか」と言ってきた。投票率も予想を超えて上昇し100年ぶりの投票率になると言う。普段投票に行かない人までもが意思表明をしたのだろう。僅か3年しか滞在しなかった米国。色々の行き過ぎはあるが、それでも私は米国が好きだ。米国民には早くオーソドックスな政権を取り戻して欲しい。コロナ対応も世界に率先して手本を見せて欲しい。結果に期待したい、ILoveAmerica!堺市マリアージュ・サロン三和Sabchan

上場企業の第2四半期決算の発表が佳境に入って来た。内容については第1四半期4月～6月決算に比べてコロナの打撃は明らかに軽くなってきている。然しながら決算と同時に21年3月決算の見通し発表があり、少なからぬ会社がコストカットの一環としての人員削減を発表している。日立金属3200人LIXIL1200人川鉄600人シチズン時計550人等々今朝のニュースでは再生を目指していたアパレルのレナウンが「支援企業が現れず破産処理に移行」とあった。予想はしているが年末まで同様のニュースが相次ぐのだろう。業績不芳の業種から好況のの業種へ人員が移るのが経済の自然ではあるが、現実にはスムースに行かないケースが大半ではないかと思う。このようなことで結婚が遅れたり、出産を躊躇ったりすることがかなりの規模で起こっているのではないだろうか？思いがけず人生が狂う人が少なくないだろう。官民を挙げて急ぎ大人への再学習機会＝リカレント教育の機会をを設けなければ数えきれないほどの不幸を生んでしまう。日本社会の活力が更に失われるのでhないだろうか？事態を心から憂える！

今日は昨日に引き続き梅田でお見合いが1件。最近は期近の場合ラウンジの席の予約が取れないことが多い。先週も書いたが、マスク着用でお相手の顔が見えない。加えて秋になり同じ場所での見合い待ち合わせの人数が明らかに増えて来た。今回は工夫してホテル入り口でもピンポイントで場所を指定したのだが、先方相談所からお相手に伝わっていなかったようだ。何とか探し出して先に入店し着席していた当サロンの会員に引き合わせた。やはりマスク禍はトレスがたまる。先週同様又もやお昼に昼飲み。良くないことだと思いつつも、意志薄弱は変わらない。自己責任だからまあいいか？(笑)

先月婚約退会された43歳の女性会員様のお母様からお送り頂いたワイン。シャンボール・ミュジニーの赤2015年。ブルゴーニュでも最高級のドメインだったと記憶する。パリで勤務した頃にボルドーへは行ったことがあるが、ブルゴーニュへは行く機会がなかった。振り返ればご当人にとって3回目の相談所利用であり、40代でもあったことから「1年間積極的に動き良い出会いがなければ結婚活動を終了する」との気持ちで始められた。先日頂いたメールの末尾に「この1年色々アドバイスを頂き、しり込みしそうな気分を引き戻して頂いたことに感謝しています」との心境が書かれていた。70歳を超え感性の摩耗した私の心にも嬉しく響く言葉だ。このワインは紹介の労を取ってくれた飲み仲間の医師Dr.Kと一緒に飲みたい。2015年のブルゴーニュを味わおう！

昨日はかつて働いた都市銀行時代の先輩が絵画の展示会を開いているとの案内があり行ってみた。鹿児島の高校を卒業され一度は東京芸大を目指されたが、画業で食べて行くのは無理があるとの結論に至り、大学を出て銀行に就職された。銀行でも2ヶ店ほど支店長を務められ、現在の仕事と並行して再度絵を描き始められた。大作と迄は言えない絵を3点と55年前の高卒時に芸大受験用に制作された習作を展示しておられた。明らかに高卒時の絵の方が優れているように見えた。パリ勤務時代に絵はよく見た。画業は食べて行くには本当に難しい仕事と思う。ご自身の画風を模索することが大切では？と、生意気なことを申し上げて辞去した。近々飲もう、鹿児島対熊本で！(笑)

一昨日夕方M銀行の支店長が来られた。若々しく言動がはっきりしており取引先にも人気の人物のように見受けた。私からすれば20年以上後輩にあたるのだろうと思う。大事な取引先企業オーナー会長のお嬢様の結婚相談だった。経緯などを尋ねてゆくうちに既に他の相談所で活動中のようで、相談所名を尋ねると同じ連盟傘下と判明した。同じ連盟の相談所は仲間であり、残念ながら私のサロンに受け入れる訳には行かない旨を説明、理解を得てお引き取り頂いた。同様の件が先月来3件になった。結婚活動はそう簡単ではないことが改めて感じられた。同時にWithcoronaで人々に動きが出始めたようにも感じた。今回の肺炎は100年前のスペイン風邪のように短期間での撲滅、消滅はもはやあり得ないと思う。リスクを避けつつ、日常活動を取り戻してゆくしかないものと考えたい。