米国 大統領選
- 自分磨き
市場の見方
愈々米国大統領選の開票が始まる。
4年前の予測間違いの経験から専門家も確定的な予想を発表しない。
市場から見てみたい。
1、先月から今月初の米国債市場ではじわじわと金利上昇を見せていた。10年債の金利は0.7%台から0.9%直前まで上昇。これは財政の拡張政策を掲げるバイデンの勝利を示唆していると見て良いと思う。巨額の国債を発行するために金利上昇は不可避と市場は見るのだろう。
2、2日(月)3日(火)開票直前のNY株式市場は大幅上昇を示現している。これは市場が最も嫌う不確実性「長期に亘り大統領が決まらない」可能性が薄れた。即ち下馬評通りバイデンが一定以上の差で勝つと見ているものと思料する。もつれて相場が下落するケースをヘッジするためにしておいた信用売りの買戻し、買っておいたプットポジションの売却の結果の急上昇と思われる。
3、終わったばかりの米国市場のVIX指数は2ポイントほど下落し、緊張の緩和を示している。不透明感が増すのであればこの指数は急騰しているはずだ。
こちらもバイデン勝利を見ているように見える。
●2016年以来の4年間実に品性のない大統領を見続けてきた。気に食わないことがあれ相手を罵倒する、ののしるなどこれまでで最も品性を欠いた大統領だった。
今回の選挙は実質的にトランプに対する信任投票だろうと思う。
私は早いうちから「今回の選挙では女性や有色の人々がトランプにNOを突き付けることで結果が出るのではないか」と言ってきた。投票率も予想を超えて上昇し100年ぶりの投票率になると言う。普段投票に行かない人までもが意思表明をしたのだろう。
僅か3年しか滞在しなかった米国。色々の行き過ぎはあるが、それでも私は米国が好きだ。
米国民には早くオーソドックスな政権を取り戻して欲しい。コロナ対応も世界に率先して手本を見せて欲しい。
結果に期待したい、I Love America!
堺市 マリアージュ・サロン 三和 Sabchan