婚活のお金トラブルを防ぐ。今日が最後かもしれない接し方
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PAYPAYでの立て替え
結婚相談所を運営していると、こんな相談が届くことがあります。
「仮交際が終了したのですが、PayPayで立て替えたお金をまだ払ってもらっていません。相手に伝えてもらえませんか」
最近こういったケースが増えています。
どういう経緯で起きるのか
状況はこうです。
デートの食事代を女性が「自分の分は払います」と言ったにもかかわらず、男性が「一旦払いますね」とその場で全額支払います。
お店を出た後、もしくは家に帰ってからLINEで「半分PayPayで払ってください」と連絡が届きます。
女性がまだ支払っていない状態のまま、仮交際が終了。
仮交際終了後は直接連絡が取れないため、結婚相談所を通じて「払ってもらえるよう伝えてください」という依頼が来るわけです。
これは決して珍しいケースではなくなっています。
結婚相談所が解決すべき問題ではない
はっきり申し上げます。
これは結婚相談所が仲介すべき問題ではありません。
お互い成人です。
払うつもりがないのであれば、その場で「今日は割り勘にしましょう」と伝えればいいだけです。
後から請求するつもりであれば、お店を出る前に確認すべきことです。
仲人はお金の回収窓口ではありません。
お金のことも、気遣いも、必要なことはその場で自分の言葉で伝える。
それも婚活における大切なコミュニケーション力のひとつだと思っています。
自分が何を求められているかを理解する
結婚相談所では年収を含めた条件がきちんと開示されています。
経済力を求める女性がいるのは自然なことです。
結婚は生活です。将来の安定を考えた上で相手を選ぶことは、何もおかしいことではありません。
だからこそ男性には、自分が何を求められているのか、自分の何が強みなのかを理解した上で活動してほしいと思っています。
その自覚があるだけで、デートでの振る舞いが変わってきます。
経済力をアピールしたいのであれば、お店でさりげなく全額払う。それは立派な行動です。
ただその後から請求するのでは、むしろ逆効果になります。
「カッコつけたのに後から請求してきた」という印象が残ってしまいます。
やるなら最後まで。それが相手への誠実さにつながります。
現場で見た、お金トラブルが起きやすい男性の特徴
以前担当した30代後半の男性会員Aさんのケースがありました。
真面目で誠実な方でしたが、デートのたびに「後で割り勘にしましょう」とLINEで連絡する習慣がありました。
女性側からフィードバックが来ました。
「デートの後にお金の話をLINEでされると、少し気持ちが冷めてしまいます」
Aさん自身は悪気がなかったのですが、相手にとっては「デートが終わった後もお金のやりとりが続く」ことへの違和感があったようです。
面談でこの話をすると、Aさんはこうおっしゃいました。
「割り勘にしたいのであれば、その場で伝えればよかったんですね」
それ以降、Aさんはお金のことはその場で完結させるように意識を変えました。
するとデート後の女性からの反応が変わり、交際に進む回数が増えていきました。
その後Aさんはご成婚されました。
女性側から見た、お金の場面での本音
女性会員の方からも、こんな声をよく聞きます。
「払ってくれること自体はありがたいのですが、後からLINEで請求が来ると、なんとなくモヤモヤします」
「割り勘なら最初から割り勘でいいんです。後から言われると、その日の楽しかった気持ちが少し薄れてしまいます」
「デート中は優しかったのに、帰り道にすぐPayPayでの支払い依頼が来た時は、正直引きました」
デートの場での振る舞いと、後からの行動がちぐはぐだと、相手に不信感を与えてしまいます。
お金の場面は、その人の人柄が出やすい場面でもあります。
「今日が最後かもしれない」という気持ちで臨む
私が会員さんによくお伝えしていることがあります。
「今日が最後のデートになるかもしれないと思って接してください」
仮交際はいつ終了するかわかりません。
真剣交際でも、相手がいつ決断するかは誰にもわかりません。
だからこそ、お金のことも気遣いも、その場で気持ちよく完結させることが大切です。
「次のデートがある」「まだ続くから後でいい」という気持ちが、こういったトラブルを生みやすくします。
婚活は「次がある」と思わず、「今回が最後かもしれない」という気持ちで臨むくらいがちょうどいいのかもしれません。
その緊張感が、相手への丁寧な接し方につながります。
お金のトラブルを防ぐための3つの意識
では実際にどう意識すればいいのか。
デートでお金のトラブルを防ぐために意識してほしいことが3つあります。
①お金のことはその場で完結させる
割り勘にするなら、お店を出る前に伝えましょう。
「今日は半分ずつにしませんか」とその場で言えれば、後からのやりとりは不要です。
デートが終わった後にお金の話をLINEで送ることは、相手に余韻を残さずにする行為でもあります。
②全額払うなら最後まで払いきる
経済力をアピールしたいのであれば、全額払ったままで完結させましょう。
「払ったふり」をして後から請求することは、むしろ信頼を失います。
自分の強みを活かすなら、中途半端にしないことが大切です。
③自分が何を求められているかを意識する
結婚相談所では条件が開示されています。
相手が自分のどこに魅力を感じているかを理解した上で、その強みを誠実に体現することが婚活を有利に進める第一歩です。
まとめ
婚活のお金トラブルは、小さなすれ違いから生まれます。
払うつもりがないなら最初から言う。全額払うなら最後まで払いきる。
そのシンプルな一貫性が、相手への誠実さにつながります。
「今日が最後かもしれない」という気持ちで、お金のことも気遣いも、その場で完結させてください。
それが長く続くご縁への、一番確かな第一歩だと思っています。
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