50代後半/男性
H.Dさん 会社経営
60歳を目前に出会えた運命の人
離婚後、ワンオペで家事育児と会社経営を両立してきました。60歳を前に結婚するのを目標に確かな出会いを求めて結婚相談所の門をくぐりました。
60歳までに再婚したいと考え結婚相談所に入会しました。
どのようなことがきっかけで婚活を始められたのでしょうか？思い出せる範囲でお聞かせください。
お互い、これまでの人生で子育てや仕事に深く関わる中で、パートナーとの出会いよりも、目の前の大切なことに集中する時期が長く続きました。しかし、ふと立ち止まった時に「これからの人生を共に歩むパートナーが欲しい」という思いが強くなりました。特に、子どもたちが成長していく中で、自分自身の老後や、将来のイベントを共有できる温かい家庭への憧れが、真剣に婚活を始める大きなきっかけとなりました。友人の紹介や自然な出会いだけでは難しいと感じ、結婚相談所の門を叩いた形です。
ご入会を決断される前に、結婚相談所以外でのサービスはご検討されましたか？その中で、最終的に結婚相談所を選んだ理由をお聞かせください。
これまでは仕事や子育てに追われ、日常生活の中で新たな出会いを求める時間も心の余裕もありませんでした。結婚への真剣度や価値観の合う相手を見つけることの難しさを感じていました。結婚相談所であれば、身元がしっかりしており、結婚を真剣に考えている方と効率的に出会えると考えたのが一番の理由です。特に、プロのカウンセラーさんのサポートがあれば、これまで気づかなかった自分の魅力や、理想の相手像も明確になるのではないかと期待しました。
結婚相談所訪問時に突き付けられた、婚活市場の厳しさと自身の課題
ご入会からご成婚までにあった、印象的な活動やカウンセラーとのエピソードをお聞かせください。
結婚相談所に対して詳しい知識はなかったのですが、入会時に「20人の方に申し込んでお一人の方からしかOKの返事をもらえない世界ですよ‼」と言われて衝撃でした。そこから厳しくも温かいご指導を頂きました。
お二人が出会った日からご成婚に至るまで、様々な思い出があったと思います。思い出せる範囲で状況やエピソード、印象等をお聞かせください。
初めてお会いした時、私は少し緊張していたこともあり、普段の自分からは想像できないような、かなり取り繕った姿を見せてしまっていたかもしれません。しかし、お相手様はそんな私の些細な変化や、隠そうとしていた部分にも気づいているかのように、本当に自然体で接してくださいました。無理に飾ろうとする私に対して、何の違和感もなく、ありのままの私を受け入れようとしてくれるその温かい姿勢に、心がすっと軽くなったのを覚えています。「この人の前では、素の自分でいても大丈夫だ」と直感した、忘れられない瞬間です。
お相手と初めて会った時のお互いの印象を教えてください。
初めてお会いした時、私の会社経営とといういわゆる「スペック」と呼ばれる部分ですね。しかし、お相手様はそうした表面的な情報だけでなく、私がこれまでの人生で培ってきた経験や、子育てを通じて得た人間性、そして何よりも私自身の個性や考え方に、深く関心を持って向き合ってくれていると感じました。まるで、私の内面にある光を見つけようとしてくれているかのような、その真摯な姿勢に、安心して心を開くことができました。「本当の私」を見てくれている、それが最初の印象です。
この人と結婚したい（するかも？）と思った瞬間はどんな時でしたか？
3回目にドライブに行った時です3回目のドライブで、お互いの価値観や将来の夢を自然に語り合えた時。この人とずっと一緒にいたいと確信しました。
オススメのデートスポットがあれば教えてください。
二人で過ごす特別な時間におすすめしたいのは、滋賀県にあるラコリーナ近江八幡と、兵庫県丹波篠山市のレストラン**「ぱざぱ」**です。
ラコリーナ近江八幡は、たねや・クラブハリエの世界観が広がる、まるで絵本から飛び出してきたような美しい場所です。自然と調和した広大な敷地には、焼きたてのバームクーヘンが楽しめるカフェや、和菓子、パンなどが揃うショップがあり、散策するだけでも心が和みます。特に、四季折々の風景が楽しめるので、何度訪れても新しい発見があるはず。美味しいスイーツを味わいながら、ゆったりとした時間を過ごすことができますよ。
そして、兵庫県丹波篠山市にあるレストラン**「ぱざぱ」**は、古民家を改装した趣のある空間で、地元の新鮮な食材をふんだんに使った絶品フレンチが味わえる隠れ家のようなお店です。特にランチは、丹波篠山の豊かな自然を感じられる景色を眺めながら、旬の素材を活かした彩り豊かな料理を楽しむことができ、心まで満たされる贅沢なひとときを過ごせます。大切な人との会話が弾む、特別な記念日やちょっとした贅沢デートにぴったりです。
婚活をやめようと思った瞬間はありましたか？もしあればどんな時だったか教えてください。
幸いなことに、活動開始から半年以内という比較的短い期間で今のパートナーと出会うことができました。そのため、婚活が長期化することなく、やめようと思うような辛い瞬間は経験せずに済みました。もしこれから婚活を始める方がいれば、期間を決めたり、柔軟な気持ちで臨むことが大切だと伝えたいです。
それはどの様に乗り越えましたか？
私の場合、幸いにもやめようと思うほどの大きな壁にはぶつからずに成婚に至りました。しかし、もし壁にぶつかっていたら、きっと「なぜ婚活をしているのか」という原点に立ち返り、信頼できるカウンセラーさんに相談して、客観的なアドバイスをもらっていたと思います。一人で抱え込まず、
理想の枠に囚われず、心の視野を広げれば運命の出会いが待っている
これから婚活を始める方や婚活を検討されている方へ、ご自身の経験を踏まえてメッセージをお願いします。
婚活を始める際、誰もが心の中に「こんな人と出会いたい」という理想の条件や、どうしても譲れないポイントを持っていることと思います。もちろん、それは大切なことですが、時にはその固定観念が、素晴らしいご縁を見逃してしまう壁になってしまうこともあります。
私自身の経験からも言えることですが、まずは「自分の譲れない点」に固執しすぎず、少しだけ視野を広げてみてください。意外な場所や、これまで全く意識していなかったタイプの方との出会いの中にこそ、本当に大切で、心から安らげるご縁が隠されているかもしれません。
条件リストを一度手放し、目の前にいる相手の内面にじっくりと向き合ってみる。そうすることで、これまで気づかなかった相手の魅力や、自分自身の新たな可能性を発見できるはずです。柔軟な心で、新しい出会いをぜひ楽しんでください。きっと、想像もしなかった最高のパートナーと巡り合えるでしょう。
