何を譲り、何にこだわる?婚活男性に伝えたいこと
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今、婚活を頑張っている男性、こんなこと考えたことはありませんか?
「初めてのデートなんだから、俺が日時もお店も全部決めた方がいいよな」
これ、結構ありがちだと思います。
かく言う私も、昔はこんなことを考えてやっていました。
確かに、1回目のデートなんだから、自分がしっかり相手に喜んでもらえる場所にしようと頑張るのは、とても誠実なことです。
でも、自分なりに一生懸命デートプランを考えているのに、なぜか交際終了となってしまい、次につながらない。
そんな経験がある人は、よかったら読んでみてください。
リードすることと、全部を決めてしまうことは違う
こういったことは、あなただけではありません。
ある男性会員さんも、仮交際の1回目のデートを毎回ご自身で全部決め、それから「ここに行きましょう」とお相手にご連絡していました。
ご本人の中では、「それが男性としてのマナーだ」と考えていたからです。
ところが、1回目のデートのあと、決まって交際終了のご連絡がきました。
交際終了の理由も、
「提案も何もなく、一方的にお店と時間を決めてしまうところを見ると、話し合いができない人だと思った」
といった内容で、表現は違えど、似たようなご連絡が続きました。
数回交際終了があった後、彼と面談を実施して詳細をヒアリングしました。
そして、デートの進め方を自分が全て決めてしまうのではなく、お相手の希望を聞きながら決めていくよう、軌道修正しました。
すると、1回目のデートで交際終了することは、ほとんどなくなりました。
このように、相手によかれと思ったとしても、相手の意見も聞かずに進めてしまうと、かえって印象を悪くしてしまうことがあります。
リードしたいという気持ちと、相手の意見を取り入れる気持ち。
この二つはどちらかを選ぶものではなく、両方そろって初めて「一緒にいて心地よい人」になれるのだと思います。
相手の意見を受け入れる姿勢は、結婚生活にもつながる
これはデートに限った話ではありません。
アメリカのある心理学者らは、新婚夫婦130組を追跡する研究を行いました。
その結果、「妻の意見を受け入れようとしない夫のいる夫婦ほど、その後の結婚生活が不安定になりやすい」傾向が報告されたそうです。
また、夫婦が「物事を二人で決めている」と感じていることと、結婚生活の質との関係を示した研究もあります。
もちろん、「相手の言うとおりにすれば結婚がうまくいく」という意味ではありません。
自分の考えを持ったうえで、相手の考えにもきちんと耳を傾ける。その姿勢が、長く続く関係の土台になるということです。
何でも譲ればいいわけではない
とはいえ、全部を相手に合わせる必要はありません。
本当に大切なことまで我慢すると、いずれ不満となって表に出てきます。
そこでおすすめしたいのが、自分の希望を3つに分けてみることです。
・どうしても譲れないこと:子どもを望むか、仕事を続けたいか、大切にしている生き方など
・話し合いで調整できること:住む場所、家事の分担、休日の過ごし方など
・実はそこまで自分のこだわりをいれなくていいこと:デートのお店、食事のジャンル、細かな予定など
書き出してみると、「譲れない」と思っていたことの中に、実は2つ目や3つ目に入るものが混ざっているかもしれません。
「譲れない」の理由を、自分の言葉にできますか?
これは最近成婚が決まった、30代の男性会員さんの話です。
彼はお酒が好きで、婚活を始めた当初は「一緒にお酒を楽しめる人」を希望していました。
何人か交際をした後、彼が選んだお相手は、なんとお酒を飲まない女性でした。
あれ?お酒を一緒に楽しめる人を探していたのでは?と思われるかもしれません。
しかし、彼が出した答えは、
・自分が好きなのは、お酒を飲むことではなく、外で仲間とお酒を飲んで楽しむことだった
・自宅でいつも飲んでいるわけではないので、「自分が飲みに行くことを嫌がらない人」なら、全然問題ない
でした。
彼はそう気づいたことで、お相手への「本当の希望」が分かりました。
その結果、お酒が好きでなくても、それ以外のところで大切にしたいと思えるお相手と出会えたのです。
もし「これは譲れない」と感じることがあったら、なぜそう思うのかを一度掘り下げてみてください。
理由が分かれば、より大切なものだと確信できて、お相手にも伝えやすくなります。
ひょっとしたら、「あれ?そこまで大切ではないかも?」と、柔軟な答えにたどり着くかもしれません。
自分の考えを持ちながら、柔軟でいるために
ここまで、二つのことをお伝えしてきました。
一つは、自分で全部決めてしまわずに、お相手の希望にも耳を傾けること。
もう一つは、「譲れない」と思っていることが、本当に譲れないのかを確かめてみること。
どちらも、自分の考えを捨てるということではありません。
お相手の声を聞き、自分のこだわりの理由を知ったうえで、柔軟にできるところは柔軟にする。本当に大切なことは、理由と一緒にきちんと伝える。
そうやって一つずつすり合わせていく経験は、交際の中だけでなく、その先の結婚生活でもきっと活きてきます。
まずは次のデートで、ご自身で考えた候補を伝えたうえで、「〇〇さんはどうですか?」と一言聞いてみてください。
そしてもう一つ、ご自身の「譲れない」を一つ書き出して、その理由を考えてみてください。
日本官婚推進協会では、ご自身の「譲れないこと」とその理由を一緒に整理しながら、お相手と信頼関係を築いていくサポートをしています。一人で考えて行き詰まったときは、気軽にご相談ください。
参考文献
・Gottman, J. M. et al. (1998). Predicting Marital Happiness and Stability from Newlywed Interactions. https://doi.org/10.2307/353438
・Leonhardt, N. D. et al. (2020). Longitudinal influence of shared marital power on marital quality and attachment security. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31393140/
婚活カウンセラー 紹介
〇カウンセラー:佐田
40代半ばにて婚活をスタートし、婚活パーティー、結婚相談所、マッチングアプリなど様々な婚活を経験して結婚。
現在は、婚活カウンセラーとして、同じくパートナーの品川と共に会員の活動をサポート。
▶30代、40代の婚活サポートが得意
▶JLCA婚活カウンセラー資格取得
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