若いうちは分からない、年を重ねてから分かる結婚の必要性!
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30歳前半ぐらいまでの婚活者にはピンとこなかったり、実感がわかないけど!
まず前提として、結婚しなかった人が全員後悔するわけではありません。
一人の自由を大切にして、充実した人生を送っている方もたくさんいます。
ただ、仲人として多くの方を見ていると、30歳前後では実感しにくいのに、40代後半〜50代以降になって急に「結婚の意味」や「しておけばよかったかもしれない」と感じやすくなるポイントは確かにあります。
それを5つに整理してお伝えします。
1. 病気や体調不良のときに、「一人で全部やる重さ」を実感する
若い頃は、多少体調を崩しても寝れば回復しますし、「一人の方が気楽」と感じやすいものです。
でも40代後半以降になると、体力の回復が遅くなり、通院・検査・入院・手術といった現実が少しずつ身近になります。すると、食事の準備、病院とのやり取り、緊急時の連絡、退院後の生活まで、一人で背負う重さを実感しやすくなります。
内閣府の高齢社会白書でも、一人暮らし高齢者の日常生活の不安として最も多いのが**「健康や病気のこと」58.9%、次いで「介護が必要になること」42.6%**とされています。若い頃には見えにくい「健康不安」が、年齢を重ねるほど結婚や伴侶の意味を現実的に感じさせるのです。
2. 親の介護や親の死をきっかけに、「本当の意味で一人になる感覚」が来る
30代までは、独身でもどこかで「実家がある」「親がいる」「いざとなれば家族がいる」という感覚を持っている人が少なくありません。
ところが40代後半〜50代になると、親の介護が始まったり、親を見送ったりして、精神的な支えが一段なくなることがあります。
実際に、シニア婚活の現場では、**「両親がいなくなって急に不安になった」「自分のことを気にかけてくれる人がいなくなったと感じた」**ことをきっかけに婚活を始める人がいると紹介されています。また、内閣府の高齢社会白書でも、65歳以上の一人暮らしは今後さらに増える見込みで、年齢を重ねるにつれて「一人で生きる現実」はますます身近になります。
3. 孤独は「一人でいること」より、「頼れる人・相談できる人がいないこと」で深くなる
若い頃は、一人の時間を自由として楽しめても、年齢を重ねると不安や悩みの質が変わります。
仕事の悩みより、健康、親、老後、介護、お金、住まいなど、一人で抱えるには重いテーマが増えてきます。そんなときに、気軽に相談できる相手や、いざという時に頼れる相手がいるかどうかは大きいです。
内閣官房の「人々のつながりに関する基礎調査」では、**頼れる人がいない人は7.6%、相談相手がいない人は8.7%ですが、そうした人たちは、頼れる人がいる人に比べて、孤独感が「しばしばある・常にある」と答える割合が大きく高くなっています。さらに内閣府の高齢社会白書では、一人暮らし男性の20.0%が「病気の時や日常生活で頼れる人がいない」**とされています。
年齢を重ねるほど、「一人が好き」と「本当に一人で大丈夫」は別だと感じやすくなるのです。
4. 老後は気持ちの問題だけでなく、保証人・入院・手続きなど現実的な壁がある
結婚の必要性を後年になって感じる理由は、感情面だけではありません。
実はかなり現実的で、入院時の身元保証、医療同意、退院後の受け入れ先、施設入所、死後の事務など、「家族が前提になりやすい場面」が意外と多いのです。
厚生労働省は、身寄りのない人の入院や医療に関する支援ガイドラインを作成しており、総務省の調査でも、身寄りのない高齢者については、病院や施設側が医療同意、費用回収、退院支援、死後対応などで大きな課題を抱えることが示されています。もちろん、結婚していればすべて解決するわけではありませんが、配偶者がいることは老後の実務面で大きな支えになりやすいのは事実です。
5. 「今は必要ない」と思っていた人ほど、後で“誰かと積み上げる時間”の価値に気づく
30代までは、仕事、趣味、友人関係が充実していて、結婚の必要性を感じにくい人は少なくありません。
実際、40代で結婚が進まない背景としても、一人の生活に慣れていること、仕事や現状が充実していること、条件が増えてしまうことが挙げられています。ですが、40代後半〜50代になると、人生は「今が楽しいか」だけでなく、この先を誰とどう過ごすかという視点に変わりやすいです。
お盆や年末年始、親の看取り、定年後の生活、ちょっとした日常の喜びや不安――そうした場面で、“共有する相手がいた人生”を持っておけばよかったと感じる方はいます。仲人の現場でも、「もっと早く動いていれば、相手選びにも時間をかけられたのに」と話す方は少なくありません。つまり後悔の本質は、結婚という形式そのものより、誰かと人生を積み上げる時間を先送りしてきたことに向かうことが多いのです。
<仲人としての結論>
年を重ねてから感じやすい「結婚の必要性」や「しておけばよかったという後悔」は、主に次の5つです。
病気の時の不安
親を失った後の心細さ
頼れる相手の不在
老後の実務的な壁
人生を一緒に積み上げる相手がいないこと
若い頃は、結婚は「恋愛の延長」や「イベント」に見えやすいのですが、40代後半〜50代以降になると、結婚の意味はむしろ
安心、支え合い、生活の共同体、老後の現実対応
という形で見えてきます。