婚活を本気で想像しろ
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目次
- かぼちゃ5つ
- 1つ目のミス
- 誠意大将軍
- 婚活を本気で想像しろ
かぼちゃ5つ
大人気ドラマ、『北の国から’92年巣立ち』で、
メインキャラクターの黒板純が、東京で出会った女性松田たま子を妊娠させてしまったこと、そして中絶させてしまったことを知った黒板五郎が、北海道より飛行機を使い、急いで東京へ駆けつけました。
その際、お詫びの品として北海道より持参したもの、
それは、かぼちゃ5つでした。
私はこのシーンを見て、???となりました。
五郎が貧乏で高級な持参物を用意出来ないことは、視聴者は勿論知っています。それを加味しても、お詫びの手土産にかぼちゃはないんじゃないの?と子供ながらに思いました。
たま子の下宿先、たま子の叔父の家に向かった五郎と純ですが、(菅原文太演じる)たま子の叔父を見るやいなや、五郎はその場で謝罪し、かぼちゃ5つを手始めに差し出します。
家に上がると、頭をこすりつけて五郎は土下座をします。
土下座する五郎をみて、叔父は、そんな芝居じみたことはやめてくれ、と言います。
その後の状況を要約すると、五郎はお金がない事もわかる。プライドを投げ捨てて土下座をしている事、飛行機を使って急ぎ北海道から東京に詫びに来たこと【ちなみに、五郎は純の母親が死んだときも、お金がないので飛行機を使わず汽車で向かってます】も、五郎なりの誠意だろうが、それは、本当に心の底からの、誠意なのか?と、五郎に問いかけます。
【たま子の叔父である】自分は、たま子が妊娠した時・中絶した時、たま子がどんな気持ちだったのか本気で想像した。たま子が一人で悩んで、一人で病院を探して、病院に電話をして、一人で手術代に上がったことも、想像した。あんたはそこまで想像したのか。
【五郎には娘がいるが】、自分の娘が同じ体験をしたら、今と同じ行動・同じ気持ちでいられるのか。
あんたも『本気で想像しろ』と、一喝します。
そして、名言、
『誠意ってなにかね』
と、伝え、かぼちゃは持って帰るように言います。
机の上にある5つのかぼちゃを最後に映し、このシーンは終わります。静まり返った空間の5つのかぼちゃ、異質さが際立ちます。
五郎なりに誠意を尽くしたつもりですが、真の誠意ある行動をしてないこと、全て看破されていました。
【ちなみにこの謝罪のシーンの前に、五郎は純とラーメンを食べながら、『謝っときゃあなんとなる。しょうがないじゃん』とか、言ってます。】
このシーンで五郎は2つの大きなミスをしていると、思っています。
1つ目のミス
まず1つ目のミスですが、自分の中でしたいこと・しなければいけないことを考えても、それは誠意ではないわけで、相手の立場に立って相手の希望・気持ちを考える。相手のために出来ることを、最大限の努力で行うことが、誠意ある行動です。相手に向き合った行動でなければ、自己満足なわけで、誠意ではありません。
理想の結婚相手は「誠意がある人」、と考える方は多いです。恋愛でも誠意ある行動はとても大事です。
よくあるのが、せっかく、●●してあげたのに、嫌がられた。
デートでサプライズをしたのに、スルーされた・・・とか、喜ばれなかった。。
恋愛で色々尽くしたのに、報われなかったケースをよく聞きます。
こういうケースに直面したとき、自問自答してください。
相手に向き合った行動だったのか・・。
相手は本当に貴方の行いを望んでいたのか・・。
貴方の相手は、全くの他人で、全く別の思考の持ち主です。
相手の希望を真剣に考えた結果の、サプライズだったのですか。
相手から、サプライズをして欲しいと言われたわけでもないのに、何故サプライズを喜んでもらえると思ったのか・・。
相手に喜んで欲しいという自分の願望が、相手の希望としてすり替わったのではないのか。錯覚。。
今一度、うまくいかなかったときは、婚活をふり返り、原因を本気で想像してください。
誠意大将軍
そしてもう一つの五郎の失敗。というより、ひとつの謎が残ったわけで、
何故、五郎はかぼちゃをお詫びの品にしたのか。
北海道から、かぼちゃ5つをお詫びの品として持参した理由はなんだったのでしょうか。
その答えを、北の国からの脚本を手掛けている倉本聰が語っております。
劇場では語られていない設定ですが、実は昔、若い五郎も女性を妊娠させ、そして中絶させた過去があるのです!!!そのときに、母がお詫びの品として相手方に持参したものが、
かぼちゃ
でした。
五郎の潜在意識の中に、中絶させたときのお詫びの品は、「かぼちゃ」というのが、インプットされていたのでしょう。
全く相手に向き合っていないのは勿論ですが、
時代も場所も相手も、おそらく謝罪の気持ちも母と五郎では全く違うのに、五郎はかぼちゃを持参したのでした。
これは、完全に思考が停止しています。五郎の中の固定概念に囚われ、それを疑うこともしていない。
婚活でも思考停止、条件反射で行動している方が多いと感じてます。
たとえば、『昔の彼女は喜んだから、今の彼女にも同じ行動をしている』
たとえば、婚活PARTYやお見合いがうまくいかない方に、、『どんな話をされているのですか。』と質問すると、、、、。
→『どんな人と話しても、同じ流れでだいたい全く同じ内容になる。』と、言われます。
何故なのでしょうか。
相手も、タイミングも、勿論貴方自身の感情も刻一刻と変化するのに、
条件反射のように、同じ行動をとってしまうのは・・。
ましてや、連敗続きの婚活スタイルを変わらず続けるのは何故なのでしょうか。
連敗続きの婚活スタイルも、相手が違えば、可能性はゼロではないから、万が一があるから、
望みが低いサイコロの目が出るまで、永遠に振り続けるのですか。
宝くじが6億当たるまで、永遠にくじを買い続けるように、見込みの低い婚活を続けるのですか。
時代も貴方も相手も変わり続けるなかで、
婚活のスタイルだけ、固定概念に囚われ、思考停止状態。
以前のブログで、『婚活終了のおしらせ(-_-)徹底分析!ズバリ原因1位』【https://www.ibjapan.com/area/hiroshima/18813/blog/63871/】
諦めない限り、婚活に終わりはない!!と、
ブログに書きました。
しかし、
よりよい未来のために、過去を振り返り、情報を更新していく。
状況に合わせて、婚活も変えなければ、良い未来は永遠にやってこないでしょう。
そして、婚活が止まっている方、
何度PARTYに参加しても、カップリングしない方
アプリで出会いはあっても、交際に発展しない方
交際が結婚に繋がらない方、
今が、婚活を変える、その時です。
婚活を本気で想像しろ
五郎は、たま子の叔父に一喝されたあと、事実に向き合います。誠意とはなにか。五郎なりに、一生懸命考えます。そして、自身の家を作るために一生懸命準備した大事な丸太を売り、お詫びの気持ちとして100万円を用意しました。
北の国からは、どのシリーズでも生き方や、今の自分自身の行動を考えさせられる、名作です。是非皆さんにもおすすめしたい。
五郎が、事実と向き合えたのは
たま子の叔父に一喝されたからです。
自分一人で向き合い、ふり返り、
婚活の状況に応じて変化していけるのが一番良いです。
でも、自分のことは、自分が一番理解しているつもりでも、実は自分自身が一番理解していないのかもしれません。
他人に言われて気づくこともある。
自分で気づいても、他人に言われて気づいても、
変われるなら結果は同じです。
婚活が止まっていて、原因や改善方法が分からないなら、まずは一度、私と一緒にふり返りを行いませんか。
今までの婚活をふり返ることで、
きっとこれからの婚活へ向けて、
ヒントが見えてくるはずです。
もう一度言います。
婚活を、
【本気で想像しろ】
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まずはご希望のお時間をお知らせください(^^)