ザ・ノンフィクションから見る親子の関係
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目次
- ザ・ノンフィクションの婚活女性について
- ミナミさんと母親の関係
- 結婚は相手に頼るものではない
ザ・ノンフィクションの婚活女性について
こんにちは!
テノマリアドバイザーの福田です。
今更ですが・・・テレビ番組『ザ・ノンフィクション』で婚活女性の特集が放送されたのですが、ご覧になりましたか?
放送後はかなりの反響があり、ツイッターやブログで多くの感想(婚活女性への批判も含め)が書かれているのを目にしました。
今回放送されたのは【恋愛経験が乏しく、ハイスペックな男性を求め、専業主婦を希望する婚活女性のミナミさん】。
ミナミさんは、かなり好意を持っていたお相手の男性が使っていた座布団が使い古されているのを見て幻滅したり、お相手の男性をパニック障害だと思い込み、担当のカウンセラーに「騙された」と暴言メールを送ったりと、強烈な個性を持っている女性でした。
ツイッターやブログでは、ミナミさんに対する批判がとても目についたのですが、私が一番気になったのは、ミナミさん自身の価値観が形成されている環境、特に母親との関係性です。
番組の中でも、母親との関係をカウンセラーに相談する場面がありました。
ミナミさんと母親の関係
放送の中で、資産家の男性とお付き合いが進むミナミさんに対して、母親が交際を反対する場面がありました。
交際を反対する理由は、お相手の男性が親兄弟と同居していることや、育った経済的な環境が違いすぎること。「騙されているのではないか」「後々使用人のように扱われるのではないか」という母親の意見を聞いて、ミナミさん自身の心も揺れてしまいます。
私も娘がいるので、母親として子供を心配して意見する気持ちは、とてもよく分かります。
子供にとっても、幼少期は判断基準が親である為、親の意見を無視できない気持ちもわかります。
しかし、ミナミさんは30歳、年齢的に立派な大人です。
にもかかわらず、ミナミさんの母親も、そしてミナミさん自身もミナミさんの判断を信じることができていないのです。
私は【精神的にも経済的にも自立し、判断基準も自分である】ことが大人だと思っています。
パートで働き、実家暮らしのミナミさんは、経済的に自立出来ていません。そして、精神的にも親に頼っている部分が多くあります。ミナミさんが親に頼る部分が多いからこそ、親も意見を押し通そうとしてしまうのです。
結婚は相手に頼るものではない
番組の中で、担当カウンセラーが【母親がミナミさんのことを一人前だと思っていない。どこかで飛び出さないと】という助言をされていました。
私も、ミナミさんは自立し、一人前だという自覚を持つべきだと思います。その自覚が生まれなければ、干渉してくる母親に反論することはできないからです。
そして【結婚は、相手に頼るものではない】と思います。
男性であれ、女性であれ、一人前に自立できていない人間が結婚したら、今まで親に頼っていたから、結婚して相手に頼る、という事しかできません。
結婚は、夫婦が二人で協力して、新たな家庭を築いていくことです。専業主婦であっても、まずは自分で家事の段どりを設計し、家計を管理し、パートナーを支える必要があります。すべて相手に判断してもらうわけにはいかないのです。
番組では、母親に対して自分の意見を述べたミナミさんを、カウンセラーが褒める場面もありました。
婚活を通して、ミナミさんが人間的にも成長し、大人に近づいたことが感じられ、少しほっとした場面でした。
私も、アドバイザーとして「会員様を支えてくれる人」を探すのではなく『夫婦として支え合えるお相手』を探す必要がある、と改めて感じました。
会員様の人生のパートナーを探すという重責を全うする為、日々精進致します!