「完成品」を求めず、愛される相手を育てた40代女性の選択
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お見合いを経てマッチングした後、初めてのデートで「びっくり」を通り越した体験をした、ある40代女性のお話です。
新宿の待ち合わせ場所で合流した二人。
ランチのために案内されたのは、入り口に扉がない、開放的な雰囲気のレストランでした。
驚愕の「初めてのデート」
案内されて席に着こうとした瞬間、彼女は唖然とします。
なんと、お相手の男性(49歳)が、当たり前のような顔をして先に奥のソファ席に座ってしまったのです。
驚きはそれだけではありませんでした。
メニューは独占: 一つしかないメニュー表をまず自分が開き、自分の注文を決めてから「はい」と彼女に渡す。
お水とおしぼり: サービスの方がテーブルの端に置いた二組のお水。彼は自分の分だけをさっと引き寄せ、一気に飲み干してしまいました。
絶句する彼女に、お相手は真面目な顔でこう尋ねました。
「どうされましたか? 体調でも良くないですか?」
彼は「悪人」ではなく「未経験」なだけ
彼は49歳。決して悪気があるわけではありません。
ただ、今までご家族と同居され、資産のある親御さんの元で「子供のまま」大人になってしまったような、そんな印象でした。
普通なら「初回デートでお断り!」となってもおかしくない場面です。しかし、彼女はそこで終わらせませんでした。彼の中に、優しく穏やかで、決して悪人ではない「心根の良さ」を感じ取ったのです。
「教育」という名の深い愛情
彼女はその後、数回のデートを重ねながら、彼を少しずつ「教育」していきました。
「こういうシーンで、女性をエスコートできると素敵だよ」
「こういう場合は、こんな表現ができるとかっこいいね」
「こういう時には……」
彼女は否定するのではなく、彼が「どう振る舞えばいいか」の正解を、具体的に、優しく示し続けました。
お相手はもともと素直な性格。
察することは苦手でも、思いやりがないわけではなかったのです。
彼女の言葉を一つひとつ吸収し、彼は少しずつ、彼女が理想とする男性へと変わっていきました。
幸せは、自分の手でつかみ取るもの
「何とかやっていけそうです」
そんな言葉と共に、彼女は成婚されました。
幸せな家庭を築くために、彼女は自分の全エネルギーを注いだのです。
「幸せは与えられるもの」と思って足踏みしていても、景色は変わりません。
目の前の相手を「完成品」としてジャッジするのではなく、
二人で心地よい関係を作り上げていく。そんな彼女の強さと優しさが、最高の幸せをたぐり寄せたのだと感じます。
結婚生活はこれから長く、様々な事を経験していきます。
でも、彼女ならきっと幸せの道を模索しながら歩いて行けると信じています。