データと心理学で紐解く「3ヶ月成婚ルール」は合理的
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こんにちは。九段南マリッジオフィスの大西です。
結婚相談所(IBJ)には、「お見合いでの出会いから3ヶ月で成婚の意思を決める」という独自のルールがあります。
実は私も、初めてこのルールを知ったときは、「一生のパートナーをたった3ヶ月で決めるなんて短すぎるのでは……?」と思っていました。
きっと、同じように感じる方は多いのではないでしょうか。
しかし、実際に会員様のサポートを続け、客観的なデータを分析していくと、この「3ヶ月」という期間には驚くほど多くのメリットと合理性があることが分かってきました。
今回は、なぜこの期間が設定されているのか、データと心理学を交えた「4つの視点」から分かりやすくお話しします。
1. 成婚退会者の「リアルな平均交際期間」は約4ヶ月
まずは、実際に成婚して退会された方々のリアルな数字を見てみましょう。
IBJが毎年、何万人もの成婚退会者のデータを分析して発表している「成婚白書」によると、成婚された方がお相手と出会ってから結婚の決断をするまでの平均交際期間は約4ヶ月となっています。
「3ヶ月ルール」という指針を意識しつつも、実際にはお互いの状況に合わせて多少前後し、スムーズに進むお二人は4ヶ月前後でしっかりと答えを出しているのです。
2. 3ヶ月の「密度」と理想的な交際ペース
3ヶ月が短いと感じる原因は、「会う回数が少なそう」というイメージにあるかもしれません。
結婚相談所での交際では、「週に1回お会いすること」が基本のペースとなります。
この週1ペースで3ヶ月(約12週間)をフルに活用すると、以下のようなスケジュール感になります。
1ヶ月目(仮交際): 週1回のペースで計4回ほどのデート。まずは友人としての相性を確認します。
2〜3ヶ月目(真剣交際): 週1〜2回のペースで計6〜8回ほどのデート。結婚へ向けた具体的な生活の擦り合わせを行います。
この場合、3ヶ月の間に合計10回〜12回ほど、しっかり対面で会うことになります。
これだけ集中して密にお会いすれば、お相手の人間性や価値観を見極めるには十分な時間となります。
(お仕事の都合などで週1回会えないケースなど、それぞれのペースに合わせることで、結果として全体の平均が「約4ヶ月」という数字に落ち着くわけです。)
3. 心理学・行動経済学から見た「期限があるメリット」
3ヶ月の期限があることは、心理学や行動経済学の視点から見ても非常に理にかなっています。
「初期情熱の減退」を味方につける
人間の脳は、新しい刺激に対して「ドーパミン(ワクワク感)」を分泌しますが、この分泌が勢いよく続くのが「最初の3ヶ月」と言われています。
その後は関係が日常になり、脳が刺激に慣れていきます。
つまり、マンネリ化する前の「好意がマックスの状態」で決断できる仕組みになっているのです。
「社会的浸透理論(玉ねぎ理論)」で深い関係へ
心理学には、自己開示をしながら玉ねぎの皮を剥くように関係を深めるプロセスを説明した「玉ねぎ理論」があります。
一般的な恋愛では、時間をかけて趣味や仕事といった「情報の幅」を知っていきますが、結婚相談所ではプロフィールの段階でこれが網羅されています。
そのため、最初から人生観や結婚観といった「情報の深さ(玉ねぎの中心)」へスピーディーに踏み込んでいくことができるのです。
集中力を高める「デッドライン効果」
明確な期限がある方が集中力が増し、大切な決断を先延ばしにしないという心理効果です。
「いつでもいい」状態だと人は決断を先延ばしにしがちですが、「3ヶ月」というルールがあるからこそ、お互いに真剣に向き合えます。
4. お互いの「貴重な時間」を守るための誠実なルール
もし、この3ヶ月ルールがなかったらどうなるでしょうか。
「良い人だけど、もっと良い人がいるかも……」と、結論を出さずに交際を何ヶ月も引き延ばしてしまうケースが増えてしまいます。
そうなると、待たされている側は「他の人との出会いのチャンス」を奪われ続けることになります。
3ヶ月という期限があるからこそ、お互いの時間を無駄にしない、誠実な婚活が成り立っています。
(まとめ)
結婚相談所での3ヶ月は、ただの3ヶ月ではありません。
スタート時点で、身元証明や結婚への本気度の擦り合わせがすでに終わっているため、通常の恋愛の数年分に匹敵する濃さがあります。
・事前のプロフィール開示からのスタート
・前提として結婚の意思がある者同士
・期限の設定による集中力の持続
・疲労を考慮し、かつ好意が最も高まる期間の活用
・お相手の時間を長期に奪わない配慮
これらが合理的に反映された指針が「3ヶ月ルール」なのです。
「本当に3ヶ月で決められるかな?」と不安な方も、私がしっかり伴走し、デートの重ね方や心の変化をサポートしますのでご安心くださいね。
まずは一歩、一緒に踏み出してみませんか?
九段南マリッジオフィス
カウンセラー大西直子