ラヴ上等2第二期から考える、受け身の婚活が進まない理由
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Netflix『ラヴ上等』シーズン2の第二期を観ていて、結婚相談所の現場と重なる場面がありました。
それは、女性メンバーが、なかなか恋愛に動き出さない男性メンバーに対して
「恋愛をしに来ているなら、もっと本気で向き合ってほしい」という思いを伝えた場面です。
少し強い伝え方ではありましたが、私は結婚相談所を運営する立場として、言いたいことはとてもよく分かりました。
婚活でも、男女を問わず「相手が誘ってくれたら会う」「向こうが質問してくれたら話す」「相手の好意が分かってから動く」という受け身の方をよく見かけるからです。
でも、出会って間もない大人同士が、最初からお互いに強く惹かれることは、それほど多くありません。
今回は『ラヴ上等2』第二期のメンバーを婚活目線で見ながら、受け身の婚活が進みにくい理由と、関係を育てるために必要な行動について考えてみます。
最初から強く惹かれないのは、むしろ普通です
お見合いや仮交際の相談で、「まだ強く興味を持てません」「好きかどうか分かりません」と言われることがあります。
もちろん、どうしても合わないと感じる相手と無理に関係を続ける必要はありません。ただ、出会って1〜2回の段階で強い気持ちが生まれていないからといって、相性がないとも限りません。
学生時代なら、同じ学校やアルバイト先で何度も顔を合わせ、共通の友人を通して少しずつ人柄を知ることができました。ところが、大人の婚活では、初対面の相手と1時間ほど話し、次に進むかを決めることになります。
これは、よく考えるとなかなか難しいことです。
初対面でいきなり心の中に花火が上がる人ばかりではありません。むしろ、そんなに毎回上がっていたら、心の消防点検が必要です。笑
大人になるほど、仕事や生活が確立され、自分なりの価値観もできています。
だからこそ、何となく会っただけで相手に夢中になることは少なくなります。
必要なのは、最初から強く惹かれる相手を待つことではなく、少しでも気になるところがある相手を、自分から知ろうとする姿勢です。
受け身同士では、仮交際は静かに終わります
仮交際でよくあるのが、お互いに悪い印象はないのに、どちらも次のデートに誘わないケースです。
男性は「女性から反応が薄いから、自分には興味がないのだろう」と考えます。
女性は「男性が誘ってくれないから、本気ではないのだろう」と考えます。
そして二人とも、相手からの連絡を待ったまま時間が過ぎます。
嫌われたわけでも、大きな価値観の違いが見つかったわけでもありません。
ただ、どちらも動かなかった。
それだけで、ご縁が終わることがあります。
婚活は、相手から選ばれるのを待つ時間ではありません。
- 次のデートに自分から誘う
- 相手の仕事や休日の過ごし方について質問する
- 自分の考えや日常も少しずつ話す
- 楽しかったら「また会いたい」と言葉にする
- 相手の話を覚えて、次の会話につなげる
こうした小さな行動の積み重ねで、二人の間に関係が作られていきます。
『ラヴ上等2』第二期の男性メンバーにも、一対一で誘う、相手のことを質問する、自分の過去や本音を話すといった動きがもっと早くあれば、恋愛の進み方は違っていたかもしれませんね。
「まだ好きではないから動かない」のではなく、好きになれる相手かを知るために動く。
この順番が大切です。
自己開示がないと、相手も心を開きにくい
相手を知るためには、質問するだけでなく、自分のことも話す必要があります。
たとえば、「休日は何をしていますか?」と聞くだけで終わるのではなく、「私は休みの日にこう過ごすことが多いです」と自分の話も添える。
結婚後の生活について聞くなら、自分がどんな家庭を作りたいかも伝える。
自己開示というと、最初から深い話をしなければならないように感じるかもしれません。
しかし、大切なのは重い話を一度にすることではなく、自分の気持ちや考えを少しずつ差し出すことです。
どちらか一方だけが質問し、もう一方が答えているだけでは、面接のようになってしまいます。
それでは、お互いの人柄や温度感はなかなか見えてきません。
仮交際は、完成した相手を審査する期間ではありません。
二人で会話を重ねながら、安心して本音を話せる関係になれるかを確かめる期間です。
婚活は「興味を持てる人探し」ではなく「興味を持って知る活動」
婚活が進まないとき、「もっと強く惹かれる人に出会えたら、自分も積極的になれるのに」と考える方がいます。
でも、強く惹かれるから知ろうとするのではなく、知ろうとした結果として気持ちが育つこともあります。
最初は「話しやすいかも」くらいで十分です。
そこから、もう一度会う。
少し深い話をする。
相手の考えを聞く。
自分のことも話す。
違いがあれば、すぐに終了するのではなく、話し合える違いなのかを確認する。
そうやって二人の間に安心感や信頼が生まれたとき、「この人と一緒に生活を作っていけるかもしれない」という感覚が育っていきます。
結婚は、最初の強いときめきだけで決まるものではありません。
お互いに知ろうとし、気持ちを言葉にし、すれ違ったときに話し合う。その積み重ねで関係を育てていくものです。
待つ婚活から、知ろうとする婚活へ
『ラヴ上等2』第二期を観て改めて感じたのは、恋愛も婚活も、ただ待っているだけでは始まりにくいということです。
ただし、本気とは、最初から強く好きになることではありません。
- 自分から一対一の時間を作る
- 相手について質問する
- 自分のことも少しずつ話す
- また会いたい気持ちを伝える
こうした行動が、本気で向き合うということだと思います。
仮交際中に「まだ好きか分からない」と感じたら、好きになるのを待つのではなく、まずは一つ、自分から相手を知る行動をしてみてください。
二人とも待っているだけでは、何も起きません。けれど、どちらかが一歩動けば、関係が育つきっかけは作れます。
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