見た目は好印象なのにお見合いで断られる男性の会話パターン
こんにちは、織田マリーの結婚相談所代表の織田マリーです。
プロフィール写真の印象もいい。
お見合い当日の服装や身だしなみにも、大きな問題はない。
それなのに、お見合い後のお断りが続いてしまう。
このような男性の場合、見直したいのがお見合い中の会話です。
会話が苦手という自覚がある方だけではありません。
「普通に話せた」「沈黙もなかった」「自分なりに盛り上げた」と感じている男性でも、女性からは違う印象を持たれていることがあります。
ご本人に悪気はありません。
むしろ、相手に楽しんでもらいたい、自分を知ってもらいたい、役に立ちたいと思って話しています。
ところが、その意図と女性への伝わり方がずれてしまうのです。
今回は、見た目の第一印象はクリアしているのに、会話で次につながらなくなっている男性のパターンを紹介します。
パターン1|自分を知ってもらうつもりが、自慢話になっている
お見合いでは、自分の仕事や趣味、これまでの経験を伝えることも必要です。
ただし、自分を知ってもらおうとするあまり、仕事の実績や社内でのポジションを長く説明してしまう男性がいます。
自分では事実を話しているつもりでも、相手には「自分のすごさをアピールされている」と伝わることがあります。
特に、女性が自分と似た業界で働いている場合は注意が必要です。
女性の仕事の話を聞いているうちに、いつの間にか業務へのアドバイスや評価を始めてしまうことがあります。
アドバイスをする側は、相手の役に立っている感覚があり、話していて気持ちもよいものです。
しかし女性は、お見合いに来たのであって、仕事の面談に来たわけではありません。
初対面で急に改善会議が始まったら、「今日は休日だったはずでは・・?」となってしまいます。
相手から具体的に意見を求められていないなら、まずはその話を受け止めましょう。
パターン2|正しいアドバイスを、共感より先に渡している
女性が仕事や日常の出来事を話したとき、すぐに解決策を伝えたり、論理的に結論を出したりする必要はありません。
これは、女性だから共感が必要という話ではありません。
まだ関係ができていない初対面だからこそ、正しいアドバイスよりも、「この人は自分の話を受け止めてくれる」という安心感が先に必要なのです。
たとえば、相手が仕事で大変だった話をしたときに、
「それは、こう対応した方がよかったんじゃないですか?」
とすぐに答えると、本人は親切のつもりでも、女性には評価や指導のように伝わることがあります。
まずは、
「それは大変でしたね」
「そのとき、どうされたんですか?」
「忙しい中で頑張られたんですね」
と返すだけでも、会話の空気は変わります。
お見合いは、どちらが正しいかを決める場ではありません。
相手の話を細かく分析したり、結論で返したりすると、楽しい会話よりも議論に近くなってしまいます。
この段階で必要なのは、正解よりも親近感です。
パターン3|夢中になり、自分が話しすぎている
男性が話す割合は、3〜4割程度を一つの目安にしてもよいと思います。
これは厳密なルールではありません。
分ばかり話していないかを確認するための目安です。
男性は、仕事や趣味など得意な話題になると、夢中になって自分が思っている以上に長く話してしまうことがあります。
本人は「会話が途切れず、盛り上がった」と感じていても、実際には女性が相づちを打ち続けていただけ、ということもあります。
反対に、自分のことをまったく話さず、聞き手に回りすぎるのもおすすめしません。
質問だけでは人柄が伝わらず、女性の印象に残りにくくなるからです。
意識したいのは、次の流れです。
質問する → 共感する → 自分の話を少し返す → また相手に渡す
たとえば、
「旅行がお好きなんですね。最近はどこに行かれましたか?」
と聞き、女性が答えたら、
「いいですね。僕も旅行が好きで、去年は〇〇に行きました。現地で食べたものがおいしくて、ほぼ食事の記憶しかありません(笑)」
と少し自分の話を添え、また女性が話しやすい質問につなげます。
会話のボールを受け取ったら、抱えたまま一人で走らず、相手に返す。
この往復が大切です。
パターン4|話は聞いていても、表情と相づちが動いていない
お見合い練習をしていると、会話の内容には大きな問題がなくても、表情がほとんど動いていない男性を見かけます。
本人は真剣に聞いているつもりです。
しかし、笑顔が少ない、口角が上がっていない、目線が硬い、相づちが小さいという状態では、
女性は「この話、続けて大丈夫かな」「楽しくないのかな」と不安になります。
話を聞いていることと、聞いていますよという状態が相手に伝わることは、別です。
もちろんホテルラウンジで大きな声を出したり、大げさな身ぶり手ぶりをしたりする必要はありません。
ただし、普段より少しだけリアクションを意識してください。
- 相手が話しているときは、やわらかくうなずく
- 楽しい話には笑顔を返す
- 驚いたときは表情でも反応する
- 笑うときは口元だけでなく、目元もやわらかくする
- 「そうなんですね」で終わらず、一言感想を添える
極端な話、お笑い番組で聞き手がどのような表情や相づちをしているかを見るのも参考になります。
もちろん、そのままホテルラウンジで再現する必要はありません。
音量は控えめに、表情はいつもより豊かに。
そのくらいがちょうどいいです。
よく笑う男性は、それだけでも話しやすい印象になります。
パターン5|相手を知るための質問が、審査になっている
女性のことを知ろうとする姿勢は大切です。
しかし、質問を連続させると、お見合いが採用面接のようになってしまいます。
仕事内容、休日の過ごし方、家事、住みたい場所、家族、結婚後の働き方。
確認したいことが多くても、初回ですべてを聞く必要はありません。
一つの質問に答えてもらったら、すぐに次の質問へ進まず、感想や共感を返してください。
質問の目的は、条件に合うかを審査することではありません。女性が話しやすい入り口を作り、お互いの人柄を知ることです。
「回答を集めるための質問」ではなく、相手が気持ちよく話せる質問を意識しましょう。
悪気がなくても、意図と伝わり方はずれる
ここまで紹介した会話には、共通点があります。
- 役に立ちたい気持ちが、求められていないアドバイスとして伝わる
- 自分を知ってほしい気持ちが、自慢話として伝わる
- 真剣に聞いている姿勢が、反応の乏しさから無関心に見える
- 相手を知りたい気持ちが、質問の多さから審査のように感じられる
男性本人の意図は、決して否定的なものではありません。
だからこそ、「自分はそんなつもりではなかった」で終わらせず、相手にどう伝わっていたかを振り返る必要があります。
お断りが続くと、自分の性格や人柄を変えなければいけないと思う男性もいます。しかし、変えるべきなのは人柄そのものではなく、相手への伝わり方かもしれません。
お見合いは1時間1本勝負
お見合いは、基本的に約1時間の一本勝負です。
次に会えなければ、その方とのご縁はそこで終わります。
そう考えると、試合開始のゴングが鳴るような緊張感があるかもしれません。
ただし、相手に勝つための時間ではありません。
自分を完璧に売り込んだり、自分の正しさや優秀さを証明したりする時間でもありません。
「この人とは、もう少し話してみたい」と思える安心感を、お互いに一つ持ち帰るための1時間です。
見た目の第一印象をクリアしているのにお断りが続くなら、話した内容だけでなく、話す割合、表情、相づち、共感、質問の仕方まで振り返ってみてください。
織田マリーの結婚相談所では、何を話すかだけでなく、相手にどう伝わっているかまで一緒に確認しています。
お断りをただの反省会で終わらせず、次のご縁につながる具体的な一手に変えていきましょう。
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