諦めない心が掴んだ初勝利!H市立中学校野球部、感動の逆転
- カウンセラーの日常
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。結婚相談所のカウンセラーとして、皆様の「幸せ」への一歩をサポートさせていただいております。
しかし、私にはもう一つの顔があります。それは、中学校の部活動指導員としての顔です。
今回は、私の日常の一部である、H市立中学校野球部の活動を通して、「人の成長をサポートする」という仕事の根幹にある情熱についてお話しさせてください。
【ボールとバットの握り方から始まった挑戦】
私が指導に携わるH市立中学校野球部は、決して恵まれた環境ではありません。部員は1年生11名、2年生2名という構成ですが、そのほとんどが野球未経験者です。1年生でスポーツ少年団の経験があるのはわずか1名、2年生も1名のみという状況です。
指導は、まさに**「ボールやバットの握り方から」。技術指導はもちろんですが、それ以上に大切にしているのは、「心技体」**のバランスです。特に、困難に立ち向かう「心」の成長をサポートすることに重きを置いています。
「どうすれば彼らが野球を心から楽しみ、成長できるか」。その問いに向き合う日々は、結婚を望む方々の心に寄り添うカウンセラーとしての仕事と、深く通じるものがあります。どちらも、誰かの人生の大きな一歩を、隣で支えるという共通の喜びがあるのです。
【予選の悔しさをバネに掴んだ、歴史的な一勝】
そんな彼らが挑んだのが、「令和7年度滋賀県中学校秋季新人大会軟式野球専門部第5ブロック」でした。
予選リーグでは、残念ながら2試合ともコールド負けという厳しい現実を突きつけられました。しかし、選手たちの目には、悔しさとともに、「次こそは」という強い光が宿っていました。
そして迎えた翌日の順位決定戦。5位、6位を決める一戦です。この試合、私たちは1年生の初心者バッテリーで臨むという、大きな挑戦を選択しました。
試合は3回まで、両チーム無得点の緊迫した展開。しかし、4回に相手チームに3点を先制されてしまいます。誰もが「またか」という思いを抱きかけたその時、彼らは違いました。
「諦めない」。その一念が、5回の攻撃で爆発します。
連打と相手のミスを誘い、一挙に6得点を奪い、劇的な逆転に成功したのです。
その後、6回に1点を失点したものの、大会規定の試合時間85分に達し、6対4で勝利を収めることができました。
【溢れる歓声と、指導員としての感謝】
試合終了の瞬間、ベンチもスタンドも、歓喜に包まれました。選手たちはもちろん、監督(顧問の先生)、そしていつも温かく見守ってくださる保護者の方々の溢れるような歓声と笑顔。その光景は、指導員として、これ以上ない喜びでした。
特に、ボールの握り方から教えた選手たちが、大舞台で逆転勝利を掴み取った姿には、胸が熱くなりました。彼らのひたむきな努力と、困難な状況でも決して下を向かない強い心に、指導員である私の方が、逆に大きな感動と感謝をもらいました。
【次なる目標へ】
この初勝利は、私たちにとって大きな一歩です。しかし、目標はまだ先にあります。
「今までコールド負けしていた相手に、せめてコールド負けにならないような試合をできるような成長」を目指し、そして、「春のトーナメント戦での1勝」を掴み取るために、チーム一丸となって練習に励んでまいります。
結婚相談所の仕事も、部活動指導員としての活動も、「人の成長と幸せをサポートする」という点では同じです。これからも、皆様の人生の「初勝利」を応援し、伴走し続ける存在でありたいと改めて決意いたしました。
次回のブログでは、また別の日常や、皆様の婚活に役立つ情報をお届けする予定です。どうぞご期待ください。