真剣交際で親に反対されたら?乗り越えるために大切なこと
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真剣交際に入り、順調に関係を育んでいたのに、ご両親から結婚を反対されてしまった――。そんなとき、二人はどうすればよいのでしょうか。
真剣交際に入っても、お別れすることはありますか?
「真剣交際に入っても、ダメになることってありますか?」
昨日、真剣交際中の男性会員様から、このような質問をいただきました。
答えは、「あります」。
当相談所では、真剣交際に進んだ方の約4分の3が、そのまま成婚退会されています。一方で、約4組に1組は、話し合いの末にお別れを選ぶこともあります。
結婚が具体的になって、初めて見えてくること
真剣交際終了のきっかけの一つが、ご両親との顔合わせです。
たとえば、
「婿養子に来てほしい」と、顔合わせの場で初めて希望を伝えられた。
相手のご両親から結婚を反対されたとき、お相手が自分をかばってくれなかった。
お二人の間では順調に交際が進んでいても、結婚が具体的になるにつれて、これまで見えなかった事情や価値観が表面に出てくることがあります。
家族との関係や結婚後の暮らし方、仕事、お金、住む場所、子どもについての考え方――。
恋人同士でいる間には意識しなかったことも、「家族になる」と考えた瞬間、二人で向き合わなければならない問題になるのです。
大切なのは「問題が起きない相手」ではありません
だからこそ、真剣交際で確かめてほしいのは、
「問題が起きない相手か」ではなく、
「問題が起きたとき、一緒に向き合ってくれる相手か」
ということです。
意見が違ったときに、感情的にならず話し合えるでしょうか。
どちらか一方だけが我慢するのではなく、お互いが納得できる答えを探せるでしょうか。
家族の希望を大切にしながらも、最後は二人の意思として決断できるでしょうか。
結婚生活では、予想もしなかった出来事が起こります。大切なのは、すべての価値観が最初から一致していることではありません。
違いが見つかったときに、その違いから逃げず、二人で向き合える関係であることです。
二人で向き合い、ご両親の理解を得たケース
実際に、問題が起きたときにお二人で向き合い、ご両親の理解を得られたケースがあります。
真剣交際中のある会員様が、ご両親から結婚を反対されたことがありました。
お相手のごきょうだいに障害のある方がいることや、お相手のご両親の将来の生活、経済状況などを心配されたことが理由でした。
彼女は、ご両親から言われたことを一人で抱え込まず、まずお相手に率直に伝えました。
決して話しやすい内容ではありません。それでも、お相手とそのご家族は感情的に反発するのではなく、ご両親が何を心配しているのかを受け止め、家族の状況や将来への備えについて丁寧に説明してくださいました。必要に応じて貯蓄状況が分かる資料も示し、不安を一つずつ解消しようとしてくれたそうです。
そして何より大きかったのは、結婚するお二人の気持ちでした。
彼女はご両親に、
「将来、経済的な負担が生じる可能性も含めて考えたうえで、それでも私はこの人と結婚したい」
と、自分の意思を伝えました。
お相手任せにするのでも、ご両親の反対を押し切るだけでもなく、現実的な不安に二人で向き合い、自分自身の覚悟を言葉にしたのです。
その結果、ご両親にも二人の真剣な気持ちが伝わり、最終的には結婚を認めていただくことができました。
このケースで大切だったのは、最初から問題がなかったことではありません。
不安を隠さずに伝えたこと。
お相手が誠実に説明し、安心につながる行動を取ったこと。
そして、彼女自身が「自分はどうしたいのか」を明確にして、ご両親と向き合ったことです。
結婚に対して家族から心配の声が上がったときは、反対されたという事実だけで結論を急がず、まず次のことを整理してみてください。
- ご両親は、具体的に何を心配しているのか
- その心配は、事実を確認することで解消できるものか
- 将来起こり得ることについて、二人はどう考えているか
- それでも自分は、この人と結婚したいと思えるか
真剣交際で問われるのは、問題のない家族同士かどうかではありません。難しい問題が出てきたときに、二人が同じ方向を向いて、一緒に答えを探していけるかどうかなのです。
真剣交際中に、二人で確認しておきたいこと
真剣交際中の方は、次のテーマについて一度話し合ってみてください。
- 結婚後は、どこに住みたいか
- 仕事をどのように続けたいか
- 家計をどう管理するか
- 子どもを望んでいるか
- お互いの家族と、どの程度関わっていきたいか
- 親から結婚について希望や反対があった場合、どう対応するか
- 意見が食い違ったとき、どのように話し合うか
話しにくいテーマから逃げずに向き合ってくれるか。自分の意見を伝えたとき、まず受け止めようとしてくれるか。そして、二人で納得できる答えを探そうとしてくれるか。
その姿勢を確かめてみてください。
そしてもし、聞きたいことがあるのに切り出し方が分からない、話し合ったものの気持ちを整理できないという場合は、担当カウンセラーに相談してみてください。
真剣交際は「結婚を決めるためだけ」の期間ではありません
真剣交際に入ったからといって、必ず結婚しなければならないわけではありません。
真剣交際は、ただ結婚を決めるための期間ではなく、
「この人となら、これからの人生で問題が起きたときも、一緒に向き合っていける」
そう思えるかを確かめるための、大切な時間です。
まずは次のデートで、上に挙げたテーマの中から一つだけ、話し合ってみてください。