精神疾患のある方の婚活について
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目次
- まずは一年の振り返り・・
- ■精神疾患のある方のサポートは難しい
- ■精神疾患を隠して入会することはお勧めできません
- ■結婚相談所でサポートが可能な方
- ■結婚相談所での活動が難しいと思われる方
まずは一年の振り返り・・
こんにちは。
結婚相談室 Something Happy代表の村上です。
クリスマスが過ぎたと思ったら、もう年の瀬ですね。
今年はどんな一年でしたか?
私は、この一年はとにかく仕事ばかりしていた気がします。
お陰様で、今年は当相談所からも4名ご成婚され、少しは婚活の悩みを抱えておられた方々のお役に立てたのかな、と思います。
あとは、歯の激痛に見舞われ、その後の処置で歯医者さんに半年ぐらい通い詰めていたこととか、年齢特有のゆらぎ(要は更年期?)で常に体調が悪かったこととか・・なんか、しんどかった記憶しか残っていない感じです💦
でも、体の不調を抱えつつも、温泉旅行に行ったり、秋には沖縄にも行きました。
また、久しぶりに会いたかった人に会えたり、思い返せば、そういう何でもないような幸せなことは結構色々あったのかな、と思います。
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さて、年内最後の記事ですが・・
「精神疾患のある方の婚活について」
という、あえて重いテーマを取り上げたいと思います。
■精神疾患のある方のサポートは難しい
精神疾患をお持ちの方から「結婚相談所の利用は可能ですか?」という質問を受けることがあります。
まず、大前提として、結婚相談所は「障害や病気を理由に入会をお断わりしてはいけない」というガイドライン上の規定があります。
障害や病気をお持ちの方でも、そのことが理由で結婚相談所を利用できない、ということはありません。
ですが、どんな方でもご入会いただけるということではなく、お話を聞いた上で、難しいとお伝えさせていただく場合もあります。
我々仲人は、皆様に出来る限りのサポートをして成婚まで導きたいという思いがあります。
とはいえ、プロフィールやお見合いから入る結婚相談所の婚活スタイルでは、なかなかお見合いが組めなかったり、成婚までのサポートが難しいという現実があります。
また、結婚により安定を求める方も多いとは思いますが、他人と共同生活を始める訳ですので、ストレスも多く、決して楽しいことばかりではありません。
精神疾患の場合、病状が落ち着いて、寛解したとしても、結婚後の生活の中で、病気が再発してしまうリスクもあるため、二の足を踏んでしまうお相手も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。
■精神疾患を隠して入会することはお勧めできません
障害や病気をお持ちの方は、無料相談の際に正直にお伝えいただきたいと思っています。
まれに、病識があってもそれを告げずに入会して活動される方がおられますが、入会後にお相手とトラブルになって破談になったりするケースもあり、我々仲人にとっても悩みの種です。
隠しておきたいことかもしれませんが、伝えていただくことで仲人側も対策が取れますし、理解してくださる方を探すこともできます。
また、結婚相談所での活動以外の選択肢も含めて総合的に勘案し、適切なアドバイスが出来ると思います。
■結婚相談所でサポートが可能な方
・過去に精神疾患で休職した等の経験があっても、現在は回復し、普通に仕事ができている。
・薬や生活習慣などで状態をコントロールできている。
・精神疾患になった原因が明確で、器質的なものではない。
精神疾患は「心の風邪」と言われることもあります。
ある意味誰にでもなり得る可能性はあるものです。
ですが、一時的なもので、適切な治療で治る方もいれば、それがきっかけで、精神障害にまで進行する方もいます。
一時的に精神疾患にかかったことがあっても、そこから立ち直り、自力でコントロール出来る方については、通常通りのサポートが出来ると考えます。
■結婚相談所での活動が難しいと思われる方