会員様の希望条件を最大限尊重するたった1つの理由
- 婚活のコツ
- 自分磨き
- カウンセラーの日常
人生は十人十色だから、ただそれだけです。
こんにちは。
結婚相談室 Something Happy代表の村上です。
相変わらずコロナ禍は収束する気配はないものの、第6波が一旦落ち着いた今、何となく本当の意味での「ウイルスとの共存」の体制に入ってきた感があります。
婚活の現場でも、コロナ感染のリスクはゼロではないものの、お見合いは基本的に対面前提で話を進めることがほとんどになってきました（但し、マスクを外さないお見合いがスタンダードになりましたが）。
オンラインお見合いも、遠方の方とのお見合いなどで行うことはあり、便利ではありますが、やはり皆さん、本音はリアルにお会いされたいのだな、と感じました。
当相談所も、ありがたいことに今月に入って急にご入会が増えたため、連日お見合い申込みの取次ぎやお見合い調整、交際サポート等が同時多発しており、日々てんやわんやしています。
＊＊＊
さて、理想のお相手と出会いたい会員様達には当然様々な「希望条件」があるわけですが、一般的（つまり統計データ的）には「狭き門だろうな・・」と思われる条件でも、当相談所では、それを否定はしません。
そのご希望条件を満たす方の中で、頑張ってお見合い出来るようにサポートしています。
ご入会前の面談でも、その方のご希望条件を満たすお相手が何名登録しているか、目の前でお調べすることがありますが、かなり細かい条件を出されても、正直ベースで人数をお伝えしています。
もちろん、ヒットする人数が少ないこともありますが、会員数No.1のデータベースでその結果ということですので、こちらも言い訳することなくお伝えした上で、ご検討していただいています。
話が逸れましたが、厳しいと思われる条件であっても、私が何故それを尊重するかと言うと、その方がその条件を希望するのにはそれなりの根拠があり、個々人の背景にある人生事情を無視することは出来ないと思うからです。
仲人は様々なデータを日頃から目にしていますので、客観的に見て、その条件が厳しいか否かを判断することは出来ます。
ですが、仲人とて、生きてきた人生は自分の人生たった一つですので、自分の価値観を会員様に押し付けることはおこがましいように思うのです（これもまた一つの価値観でしかないのですが・・）。
私もこの仕事を始めてから、色んな方の過去をヒアリングするようになりましたが、本当に誰一人として同じような人生を歩んできた人はおらず、正直なところ「自分の理解の範疇を超えている」こともしばしばあります。
けれども、だからこそ、自分の至らない理解の範疇に落とし込むことは危険だとも感じるのです。
世間的にも、今は多様性を受け入れる社会に変化しつつありますが、本音を言えば、色んな人の色んな人生事情を真に理解するのは難しいことです。
だからこそ、私は仲人として、自分の価値観を前に押し出し過ぎない、会員様の求める事を否定しない、ということを心掛けています。
幸い、IBJでは本当に沢山の方が登録されていますので、何だかんだで条件がマッチする方はいらっしゃるもので、当相談所の会員様達も、ほぼ全員、ご入会後1ヶ月以内に希望の方とお見合いが成立しています。
多様性を受け入れ、相手の意思を否定しない。
私はこの心得を会社員時代に学び、それを今も実践している訳ですが、これはあらゆる対人関係、つまり恋愛においても大事な姿勢だと考えます。
人生事情は十人十色でも、パートナーと上手く付き合っていく普遍的なコツがあるとすれば、これではないかと思うのです。
否定しないマインドで、良いご縁に巡り合えるよう、これからも婚活頑張りましょう！
