結婚相手は「普通の人でいいのに」と思っている人へ
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目次
- 「普通」の積み重ねは、「普通」ではない…
- 自分自身も応えられるか??
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「普通」の積み重ねは、「普通」ではない…
私たちは、意外に自分のことを客観視することが難しい動物です。
周りの友人や知人のことはよく分かっても、自分のことになると、その価値観などは「当たり前」にしか思えないことはとても多いですよね。
たとえば、結婚相手に求めたい条件は?と聞かれて、「そんなに多くないよ。普通の人でいいんだ」という感じで答えていませんか?
この「普通」というのが、とてもくせ者なのです。
たとえば、
容姿:すごくカッコよく/キレイでなくてもいいが、ある程度整っている
年収(女性の場合):そんなに高くなくていいが、500~600万円以上
性格:普通に穏やかで優しく、話を聞いてくれる
仕事:自分の現状や希望に沿って相談できる
家事:(男性なら)基本的にやってくれる/(女性なら)任せっきりにしない
住まい:自分が住み慣れた所
これはあくまで一例ですが、このような希望を持っている人は多くの場合、お相手に「大して求めていない」と考えています。むしろ、「最低ライン」くらいに思っていることも珍しくないです。
でも、次のように考えてみると、果たしてどうでしょうか?
容姿:すごくカッコよく/キレイでなくてもいいが、ある程度整っている
⇒ 自分自身は異性から見てどうだろうか?
年収(女性の場合):そんなに高くなくていいが、500~600万円以上
⇒ 平成 30 年賃金構造基本統計調査でも、500万円以上は3割にも満たない
性格:普通に穏やかで優しく、話を聞いてくれる
⇒ 同性の友人でも本当に波長が合う人はかなり少ないはず
仕事:自分の現状や希望に沿って相談できる
⇒ 相手には相手の事情がある
家事:(男性なら)基本的にやってくれる⇒「やってもらう」前提は引かれやすい
(女性なら)任せっきりにしない⇒理解のある人ばかりではない
住まい:自分が住み慣れた所 ⇒ お互いにそう思う
このように考えると、自分の中では「大したことがない」と思っていても、一つ一つ積み重ねると、すべてを満たすのは、決して「普通」ではないと分かるのではないでしょうか?
自分自身も応えられるか??
とは言え、もちろん、これからの半生を共にするお相手を適当に決めたり、いたずらに「妥協」して決めたりすると、近い将来、とんでもない後悔をしてしまう可能性が高いので、自分の希望もしっかり踏まえて考えるべきです。
大事なことは、
お相手も自分と同じように、「普通」の条件を積み重ねて活動しているということ。
そして、
それに対して、自分自身も少なからず応えられる必要があるということです。
「選ぶ側」でもあると同時に「選ばれる側」でもあることを、改めて意識することで、自分にとっての「望ましい結婚」がイメージできていきます。
結婚は決してゴールではなく、結婚してからがまさに本番。
お互いをいつまでもリスペクトし合えて、寄り添い合えるお相手を探しましょう。
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