優しすぎる方には「配慮」と「遠慮」の違いをアドバイス
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目次
- 「配慮」と「遠慮」は本質的に異なる
- 「本音を出して引かれたら仕方ない」という開き直りも必要
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「配慮」と「遠慮」は本質的に異なる
お見合いに限らず、婚活で初めて会った異性と関係性を作っていくのは、そう簡単ではありませんよね。
お見合いなら、プロフィールである程度は事前情報を見られますが、「どんな雰囲気の人か」は、実際に会ってみないと分かりません。
なので、最初は、お互いに妙によそよそしくなるし、それで当然です。
ただ、いつまでも必要以上に遠慮していては、関係性は深まらないです。
特に、「相手を傷つけてはいけない」という思いが強い優しすぎる人は、時として本当はイヤだと思っていることでも、ニコニコしながら「いいですよ」などと言ってしまうことがあります。
もちろん、たとえ夫婦になっても、「親しき中にも礼儀あり」と言うように、お互いへの配慮は非常に大事ですし、それがなければ関係性は早晩破綻してしまうでしょう。
でも、
「配慮」と「遠慮」は本質的にかなり違います。
前者は、シンプルに相手の状況や気持ちを想像し、考慮した気遣いの言動ですが、後者は、そこに少なからず、「自分が悪く見られたくない」という思いが見え隠れするものです。
そのため、本当の自分の気持ちと相反することを言ってしまって、相手が完全に誤解してしまうことも多くなるのです。
「本音を出して引かれたら仕方ない」という開き直りも必要
言うまでもなく、婚活に限らず、「配慮」はどんな人間関係においても非常に重要な要素です。
ただ、婚活で、自分では「配慮」しているつもりが、実は、「遠慮」でしかなかった場合は、どんどん相手との心理的距離が開くにも関わらず、「断りにくい」という気持ちも強くなり、前向きになれないのにズルズル続ける関係性になりやすいです。
そして、いつか、「もう無理っ!」と思ったときに、堰を切ったかのように不満を噴出させて、関係が終了!となってしまうのです。
これは、あまりに目の前の人との関係を「悪くしてはいけない」「失礼があってはならない」という気持ちと、「自分が悪く思われたくない」という潜在的な思いが強いために起きる展開ですが、本質からはとても遠いものです。
普通に考えれば、結婚生活は何十年と続くものなので、かなりの程度、本音で向き合えないと関係性は維持できません。
時には、激しい喧嘩になることもやむを得ないですが、その中で、お互いの本当の考えや気持ちを理解し合っていき、年月をかけて揺るぎない信頼関係を築いていくものです。
結婚を前提とした出会いの場合は、ある程度早い段階から、少しずつ相手に本音を出していき、それで引かれてしまうなら仕方ないという、良い意味での開き直りも時には重要になります。
もちろん、適切な「配慮」は忘れずにですが・・・。
日頃から、特によく「気を遣える」優しい方には、良かれと思っていたずらに遠慮して、かえって婚期をどんどん遅らせないように気をつけましょうとアドバイスしています。ぜひ、気をつけてくださいね。
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『心を開いて話せないお相手と結婚するのはキケン!』