結婚をした人はすべての「条件」を満たしているという勘違い
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目次
- 幸せな結婚をした人はすべての「条件」を満たしている?
- 「条件」が変わっても、一緒に生きていきたいと思えるか?
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幸せな結婚をした人はすべての「条件」を満たしている?
誰でも、自分にとって少しでも「良い」異性と結婚したいと思うものです。それは本能ですし、当然のこと。そのために、多くの人が婚活を頑張っています。
それでも、「良い」出会いに恵まれず、なかなか結婚できないと、「どうして自分だけ、こんなに頑張っているのに成果が出ないんだ?!」などと、自分をいたずらに責めたり、投げやりになったりしがちです。
そういうとき、無意識に、「幸せな結婚をした人は、お互いにほぼすべての条件を満たしているから、納得して楽しく過ごせているんだ」と思いこみ、「自分はそのように条件を満たせる相手が見つからないから、結婚できないんだ」と考えてしまうことが多いです。
でも本当でしょうか??
確かに、容姿・年齢・年収・仕事・趣味・性格・地域・家庭環境・生活リズム・金銭感覚など、自分の希望する「条件」を多く満たす相手なら最高でしょう。
実際、お互いに多くの「条件」を満たし合って結婚している夫婦もたくさんいます。しかし逆に、条件としてはあまり釣り合っていない夫婦もたくさんいるのも事実です。
「類は友を呼ぶ」ので、自分の周りだけを見るのではなく、もう少し視野を広げていろんな夫婦を見てみましょう。きっと、「条件」ではあまり釣り合っていない、幸せそうな夫婦もいるはずです。
「条件」が変わっても、一緒に生きていきたいと思えるか?
誤解しないでほしいのですが、結婚相手を考える上で「条件」もある程度重要なのは間違いありません。
目の前の相性だけでなく、将来を見据えたライフプランも含めて考えれば、一定の世帯年収は必要ですし、生活リズムや仕事環境などもかなり大切です。
その辺りをいたずらに無視するのもバランスを崩すことになってしまいます。
でも、結婚生活は日常そのものなので、そういう条件が変わっても、「この人と一緒に生きていこう!」と思えることが何より大事です。
いずれは、どちらかが先に病気をしたり、ケガをしたりしていく、そんなときに自分のこととして、いや、自分のこと以上に相手のことを想える関係でないと、「条件」の前提が変われば、一気に関係が破綻ということになりかねないのです。
そのような信頼関係を築ければ、それまでは当然と思っていた「条件」へのこだわりが、少し変わるかもしれません。
それは、決して「妥協」ではなく、「必然」です。
そのお相手と向き合って、一緒に歩んでいくのに必要な環境ということです。
人によっては、「そんなきれい事」と思うかもしれませんが、結婚式場まで決まってからの婚約破談した自分自身の経験や、数多くのお客様のご成婚事例から、そこが絶対に何より大切と確信しています。
「なかなか良い出会いがないなぁ」と思う人は、ぜひ、もう一度、どういう人と一緒に生きていきたいか考えてみてくださいね。
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