「自分だけが大変!」から卒業しないと結婚は遠のくばかり
自分自身が大変な状況だと周りが見えにくくなりますね。
先日電話でお問い合わせがあった女性は、これまでとても苦労されてきた方でした。
幼い頃からご両親がケンカばかりしていてまだ小さいときに離婚されたそうでした。
そのこともあり、弟さんが大病されたときもご本人がずっと看病されたり、親戚関係のトラブルの解決にも奔走されたりしたとのことでした。
ご自分が自由に動ける時間がほとんどなく、結婚どころではなかったものの、40歳を過ぎてようやく結婚を考えられるようになってお問い合わせくださったのでした。
そして、1時間以上、ご自身の想いを話された後、
「こんな自分を分かってくれる人はいますか?」
と聞かれました。
ご本人の、「幼い頃からこんなに大変な思いをして生きてきたのだから、それを理解してほしい!」という強い気持ちがとても伝わってくる言葉でした。
簡単に同情する言葉をかけるのをためらってしまうくらいでしたが、
お相手にもその人なりに大変な想いをして一生懸命に生きて来られた人生があります。
これまでのあなたの人生がどんなに大変だったとしても、一方的に相手へ求めるだけでは結婚は遠のいてしまいます。
もし、あなたよりさらに辛い人生を歩んで来たお相手と縁があったとして、お相手があなたへ一方的に理解を求めて来て、結婚したいと言われたらどうでしょうか。
きっと、
「そんな都合のいいことを言われても・・・」
と思うのではないでしょうか。
お互いに、これまで頑張って一人で生きて来て(再婚の場合もありますが)、今後の人生を豊かにするため、幸せになるために婚活に励んでいるはずです。
決して、「自分だけが大変!!」ということはないのです。
お相手のことに思いを馳せ、理解し、助けることで、自分が困ったときにも喜んで支えてもらえるものです。
冒頭の女性へも、ご本人の気が済むまでお話をお聴きした後、
「結婚生活はお互い様の部分が多いので、相手のことも理解しようとしないとうまく行きませんよ」
という内容を一生懸命に伝えました。
最初はなかなか理解できなかったようですが、
「あなたよりさらに大変な人生を歩んで来た人が、あなたに一方的に理解を求めてきたらどう感じますか?」
などと、立場を変えて考えてもらうようにしたら、
「そうですね、お互い様ですね」
と腑に落ちたようでした。
その方は私と話す中で、「自分がどれだけ大変な半生を生きて来たかに執着していたか」ということ、そして、「これから明るい人生を歩んでいくためには周りにも目を配る必要がある」ということを理解されました。
「信頼できる人に相談したいので」と、当社でサポートさせていただくことになり、
「いつでも親身に相談に乗ってくれて、前向きなアドバイスをもらえる」と安心していただいています。
ご自分のこれまでの人生や結婚への強い想いは専門家に聴いてもらって、お相手へは気持ちにゆとりを持って向き合っていただきたいですね。
エール マリアージュでは、自身も33回のお見合いを経て結婚したカウンセラーが対応致します。
思う存分にあなたのお気持ちを聴かせていただくだけでなく、あなたが具体的に前へ進むためのアドバイスをさせていただきます。
婚活の専門家に気持ちを聴いてもらって、「早く結婚したい!」と願っている方は、出張で無料婚活カウンセリングを受け付けています。
無料カウンセリングではさまざまな悩みを持つ方が受けられていて、どれだけ相談者に寄り添い良い結果へ進めるようアドバイスをしても、その時に相談者が受け入れるタイミングでなければ反応が薄いものとなってしまいます。
しかし、婚活を続ける中で今回のカウンセリングを思い出す時が訪れることを願って、いつでも全力で相談者に向き合っていますので、気軽にお声を掛けてくださいね。