本当に大切なことって、意外にシンプルです
改めて、結婚しようと思うと、いろいろ考えてしまいますよね。幼なじみや学生時代の友達の延長で結婚した友人たちを羨ましく思いつつ、「自分には、どんな人が合うんだろう??」と考えると、よく分からなくなってきますよね。これから残りの人生を共に生きるお相手なのですから、それも当然です。私も、いろいろ考えましたね・・・優しい人がいいかな、芯が強い人がいいかな、とか。
でも、実際に結婚してみて思うのは、本当に大切なことって、シンプルだなということです。もちろん、家族が最低限、生活できるだけの経済力や生活環境は欠かせませんが、本当に大切なことは、お互いの心に寄り添って生きて行こうと思い合えるか、言い換えれば、自分の都合だけで相手を見ないで生きていけるか、そういうことに尽きると思います。
すごくカッコ良かったり、すごくキレイだったり、誰もが羨むくらい経済力があったり、調理師になれるくらい料理が上手かったり・・・・・はっきり言って、そんなことは関係ありません。もちろん、その方の個性として、そのような点を持ち合わせていれば、とても魅力的ですが、決して、必要条件でありません。
周りで、家庭不和に陥っている人たちを見ていると、結局、ほとんどの人たちが、自分の都合だけで相手や家庭を考えてしまう傾向が強いです。しかも、お互いにそのような自覚を持たないで。
お相手のことを、自分の気分が良いときに、自分の都合が良いときに、大切にすることは誰でもできます。そうでないときに、お互いに、どれだけお相手のことに思いを馳せられるか、それによって、どんな結婚生活になるかが決まると言っても過言ではありません。
お客様にもよくお話させていただくのですが、本当に大切なことって、意外にシンプルです。それは、容姿や経済力だけでは測れません。ぜひ、ひとつひとつの出会いを大切にして、ご自分が心地よい生活を送れるパートナーを見つけてくださいね。心よりお祈り申し上げます。