咲く時期は、人それぞれ~婚活と薔薇に共通することとは?
- 婚活のお悩み
はじめに:他人と比べて、疲れていませんか?
「どうして私は、まだ結婚できないんだろう?」
婚活をしている女性から、ときどきそんな言葉を聞きます。
・学生時代の友人は、すでに二児の母
・SNSを開けば、記念日ディナーや家族写真
気づけば、「おめでとう」と笑顔で返信しながら、心のどこかが少しだけ沈んでいる。
婚活が長くなるほど、人は「比較」に疲れていきます。
「もし、もっと若ければ」
「もし、もっと可愛ければ」
「もし、もっと早く動いていれば」
そんな “もし” ばかりを考えてしまう。
薔薇も人も、それぞれに「咲く時期」がある
けれど昨日、地元横須賀のヴェルニー公園の薔薇を眺めながら、ふと思ったのです。
薔薇には、それぞれ咲く時期があるなと。
ヴェルニー公園の薔薇は、結構有名で、220種1,200株の薔薇が植えられています。
春のはじまりに大きく花開くものもあれば、少し遅れて、静かに香り始める品種もあります。
同じ場所で育てても、日当たりや風の当たり方で咲き方は変わります。
婚活も、それに少し似ているのかもしれません。
早く咲く花だけが、「美しい」わけではない
遅れて咲く花には、遅れて咲く理由があるのです。
若いうちに出会いがあり、そのまま結婚する人もいれば、
一度恋愛で深く傷ついたあと、本当に安心できる相手に出会う人もいます。
実際、“婚活の長さ” と “幸せの大きさ” は、比例しません。
むしろ、少し遠回りをした人ほど、相手を大切に思う気持ちは強くなります。
傷ついた経験があるからこそ、思いやりを知っている。
迷った時間があるからこそ、「一緒にいて安心できること」の価値を知っている。
だから私は、「まだ咲いていない」と焦る必要はないと思っています。
あなたには、あなたの季節がある。
あなたの「慎重さ」は、自分を守る大切な棘
そして薔薇には、もう一つ特徴があります。それは、“棘” があること。
お見合い後の男性から、「なんとなく壁を感じる」「慎重すぎる気がする」そんな報告を受けることがあります。
けれど、その慎重さは、悪いものではありません。
・過去の恋愛経験
・結婚への不安
・男性への警戒心
それらを考え込んでしまう女性ほど、簡単には心を開くことができなくなります。
でもそれは、“誰かを拒絶したい” のではなく、“もう傷つきたくない” だけなのです。
薔薇の棘も同じです。棘があるからこそ、身を守ることができる。身を守る棘があるからこそ、安心して美しく咲ける。
婚活でも、本当に誠実な男性ほど、そこを理解していて、表面的な人の良さではなく、警戒の奥にある優しさを見ようとしています。
すると不思議なもので、女性は少しずつ変わっていきます。
「綺麗に咲こう」と、頑張らなくていい
実は、婚活が苦しくなる人には、ある共通点があります。 それは、“綺麗に咲こう” と頑張りすぎてしまうことです。
嫌われないように、 重いと思われないように、ちゃんとして見えるように・・。
本当は不安なのに、「大丈夫です」と微笑んでしまう。
本当は寂しいのに、「一人でも平気です」と言ってしまう。
婚活では、とてもよくあることです。
けれど薔薇は、無理に背伸びをして咲いたりはしません。
雨の日には雨を受け、風の日には風に揺れながら、その花の形のままで咲いている。だから、人は薔薇に惹かれるのだと思います。
婚活でも同じで、“完璧な人” が選ばれるわけではありません。
むしろ、選ばれていくのは、少し不器用でも、ちゃんと悩みながら、それでも相手と向き合おうとする人だったりします。
実際、成婚される女性の多くは、「自信満々な人」ではありません。
「こんな私で大丈夫なのかな?」 という不安を抱えながら、それでも一歩を止めなかった人です。
ご縁が深まるのは、「条件」より「空気感」
婚活をしていると、自分に足りないものばかり見えてしまう時があります。
「若ければ・・」「美人なら・・」「会話が上手なら・・」
けれど、本当にご縁が深まる瞬間というのは、“条件” ではなく、“空気” が変わる瞬間です。
一緒にいて沈黙が苦しくない。 変に気を遣わない。 帰り際、自然と手をつなげた。
その静かな安心感が、結婚の輪郭だったりします。
成婚に近づいている女性に起きる変化は、実はとても静かです。
急に別人のように明るくなるわけではありません。
ただ、 「もっといい人がいるかも」 という比較がなくなっていく。駆け引きが減り、無理をしなくなる。LINEの返信速度より、一緒にいる時の安心感を大事にし始める。
そして、 「この人で本当にいいのかな?」 だった言葉が、「この人となら、大丈夫!」 へ変わっていくのです。
私は、その変化こそが、“咲く” ということなのだと思います。
結び:焦らなくていい、あなたの季節は必ず来る
婚活では、ときどき「市場価値」という言葉が使われます。
年齢、年収、ビジュアル、住所・・・
確かに、最初の入口では大切な要素かもしれません。けれど結婚生活は、条件だけでは続きません。
最後に残るのは、「この人といると、安心して居られる」「無理しなくていい」「一緒の食卓が落ち着く」 そんな感覚です。
薔薇もまた、色だけで愛されるわけではありません。
香り。 咲き方。 空間との調和。そして、時間とともに変わる表情。
派手さではなく、“余韻” が人を惹きつけるのです。
遠くから見た華やかさだけではなく、近づいた時の香りで、人の記憶に残る。
婚活もきっと、同じなのだと思います。
だから、もし今、婚活に疲れているなら、 誰かと同じスピードで咲こうとしなくていい。
焦って無理に花を開けば、傷んでしまうこともあります。
けれど、丁寧に育った薔薇は、長く香ります。
花咲く時期、花開く時季は、人それぞれ。自分の季節を受け入れた人から、静かに幸せに近づいていくのかもしれません。
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代表カウンセラー 佐野 利昭