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価値観の相違で諦める前に!もう一人の自分と向き合う成婚法

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Pacific Bridal「価値観の相違で諦める前に!もう一人の自分と向き合う成婚法」-1

はじめに:『価値観が違う』は、対話の終わりではない

結婚相談所のカウンセラーとして会員の方と向き合っていると、交際終了の理由として最も多く耳にするのが『価値観の相違』という言葉です。


金銭感覚、家事分担、休日の過ごし方等々。


一言で『価値観』と言ってしまえばそれまでですが、実はこの言葉は、これ以上傷つきたくない、あるいは向き合うのがしんどいという心のブレーキとして使われていることが少なくありません。


しかし、心理学の視点から言えば、価値観が最初から100%一致するカップルは存在しません。


大切なのは、価値観が「合っているか」ではなく、ズレた時に「どう調律(チューニング)できるか」なのです。

『もう一人の自分』を呼び出すメタ認知の力

以前のブログで、私は「メタ認知とは、もう一人の自分が見つめている状態」だとお伝えしました。


この『客観的な視点』こそが、価値観の壁を乗り越えるための最強のツールになります。


例えば、こんな場面を想像してみてください。


【具体例:A子さんとB男さんのケース】

真剣交際に入ったばかりの二人。A子さんは「週末はアクティブに外へ出て、新しい経験を共有したい」派。


対するB男さんは「平日の仕事がハードだから、たまの週末は家でゆっくり映画でも見て体力を回復させたい」派です。


何度目かの週末、B男さんが「今週は家でゆっくり過ごしたいな」と言った瞬間、A子さんの心に「私との時間を大切に思っていないんだ」「価値観が合わないから、結婚しても楽しくないかも」という不安と怒りが湧いてきました。


ここで感情に任せて「真剣交際中なんだから、どこかへ出掛けましょう!」とぶつけてしまうと、二人の間には高い壁ができてしまいます。


ここで『もう一人の自分』の出番です。

メタ認知が教えてくれる『怒りの正体』

メタ認知の視点を持つA子さんの中の『もう一人の自分』は、こうささやきます。


「今、私は彼に拒絶されたように感じて悲しくなっている。私の価値観は『休みは必ずお外でデートしたい』だけど、彼の価値観は『家でゆっくりすることも必要』なんだ。どっちが正しいわけでもないよね」


こうして一歩引いて自分を見つめることで、A子さんの言葉は『攻撃』から『相談』に変わります。


「私は、あなたと楽しい思い出をいっぱい作ることが、愛情を確認することだと思っているから、家で過ごすと言われると少し寂しくなっちゃう。どうすれば2人とも満足できるかな?」


これが、心理学で言うところの「アイ(私)メッセージ」で、『私』を主語にすることで、相手を責めずに、自分の気持ち(第一次感情)を伝えるため、円滑な対人関係構築や信頼関係の維持に効果があるとされています。

価値観の『不一致』は、二人の絆を深くする素材

価値観の違いに直面したとき、それは相手を否定する材料ではなく『相手が何を大切にして生きてきたか』を知るための貴重なヒントにもなります。


• なぜ、彼は「家で休むこと」をあんなに重視するのか?


(もしかしたら、子供の頃に家族でゆっくり過ごした時間が幸せな記憶として残っているのかもしれません)


• なぜ、私は「外出すること」にこだわるのか?


(もしかしたら、新しい刺激がないと自分の成長が止まってしまうような不安があるのかもしれません)


お互いの『もう一人の自分』をテーブルにつかせて、「あなたの背景には何があるの?」と興味を持って聞き合うことが、相手の人生そのものを尊重する貴重なプロセスとなります。


心理学ではこれを『自己拡張』と呼びます。自分とは違う価値観を取り入れることで、一人でいた時よりも世界が広く、豊かになっていく。これこそが、結婚の醍醐味ではないでしょうか。

共感型カウンセラーとして伝えたいこと

「価値観が違う」と感じることは、決して悪いことではありません。


それは、あなたが自分の軸を持ってしっかりと生きている証拠であり、相手もまた自立した一人の人間である証拠です。


一人で『もう一人の自分』を見つけるのが難しいときは、私たちカウンセラーがあなたの『メタ認知』の代わりを務めます。


「今、あなたはこういう風に感じているんですね」


「相手の方は、もしかしたらこういう背景があるのかもしれませんよ」


そうやって一緒に糸を解きほぐしていくうちに、あんなに強固に見えた『価値観の壁』が、二人の未来を彩る『新しいルール』へと変わっていくはずです。

最後に

私はカウンセラーとして「条件が合う結婚」以上に、「対話ができる関係」を築けるカップルを増やしたいと願っています。


価値観の相違にぶつかって立ち止まりそうになったら、一度深呼吸して、空の上から自分を眺めてみてください。


その『もう一人の自分』は、きっとあなたに優しい答えを教えてくれます。


それでも迷ったときは、いつでもPacific Bridalのドアを叩いてください。あなたの『幸せな調律』を、心から応援しています。


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カウンセラーからの締めの婚活俳句

『白ばらや 右も左も 同じ空』


あなたは真剣交際中ながら、お相手との価値観の違いに悩んでいます。ふと気付けばフラワーショップの入口の左右に置かれた白いバラが目にとまり、


本当は、彼からのプロポーズを心待ちにしている自分に気づいた瞬間、パっと視界が広がった。そんな心情を詠んでみました。



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代表カウンセラー 佐野 利昭

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