成婚退会後も、ずっと続く幸せを。

会員さんとのカウンセリング

会員さんと面談をします。

お見合い前の確認事項や、交際の進捗状況、真剣交際に進むかどうか迷っている時、などなど。

その時、会員さんが、何に引っかかりがあって迷うのか、前に進めないのかが見えてきます。

その引っかかりが、幼い頃に受けたまわりの大人達からの影響という事が非常に大きいです。

子供にとって、親はかけがえのない存在です。

小さな子供は、親がいなければ生きていけないと本能でわかっているところがありますよね。

叱られて、

「あなたなんかうちの子じゃない」

と言われたら、恐ろしくて悲しくて大泣きでしょう。

そんな出来事があっても、その後、お母さんが抱きしめて、フォローして、そしてその後ずっと子どもを否定せずに育てていれば、懐かしい思い出話として、後で笑って話せるかもしれません。

心の根っこにあるもの

でも、何か失敗すると

「何やってるの？」

「あなたは本当に何をやってもダメな子ね」

「こんなこともできないの？」

などの言葉を8歳くらいまで言われ続けた子は、ずっと自信が持てないまま大人になってしまう傾向にあります。

子どもの1番近くにいる大人。

父親、母親、学校の先生…子どもにとって絶対的な存在の大人の言葉の影響はとても大きいです。

それが1人の人生をも変えてしまいかねないからです。

良きパートナーと出会える自分に

自信を持てないまま大人になった人は、どうしても厄介な人と付き合ってしまう傾向があります。

自己肯定感が持てないまま、相手に認められたい、嫌われたくない、自信がないから、相手の言う事を聞いてしまう。

すると、相手も自信のない相手に合わせて、高圧的な対応をする様に変わってくるんですね。

若しくは元々高圧的な人と付き合って、大切にされない扱いを受けてしまったり。

「わたし、付き合う相手がみんなヒモみたいになっちゃうんですよ。」というパターンも。

そのブロックを外したり、ひっかかりを取っていいくのは、その人の意識や考え癖を少しずつ変えていく作業になります。

ずっと、自分はこういう性格だと思い込んでいた人が、少しの気付きのお話しさせて頂くと、パッと表情が明るくなって変化していきます。

でも、少しすると、また元に戻りそうになります。

だから、また繰り返し考え癖を変える作業をします。

心の筋トレです。

自分に自信を持てるようになると、お相手を選ぶ目線も変わってきます。

大事なのは、結婚してからずっと続くパートナーとの生活です。

会員さんのその後までを、ずっと見守りたい気持ちになってしまいますが、お互いを尊重し合える、大切にし合える人と出逢って、心も身体も元気に幸せが続いていく事を願って面談をさせて頂いております。

でも、ついつい言ってしまいます。

何にもなくて遊びに来てね〜。

幸せを願っているのはもちろんですが、

巣立っていく人たちとの別れが、嬉しくもあり寂しくもありの marriageカウンセラーでした。