偶然を必然性に変える出会いにできるかどうか
- 婚活のコツ
ワクワクしない、どきどきしたいという思いとは、
三ノ宮・神戸で結婚相談所をしている仲人自念(じねん)真千子です。
この仕事をし始めたのは、今から20年以上前になります。
その時、私は、30代だったので、
出会いはドキドキが必要よね!なんて思っていました。
ただ、ドキドキすれば、出会いはスタートすると考えていました。
でも数十年経って今、
出会いになぜ、ドキドキやワクワクが必要なのかを考える世代になりました(^^;)
今日は、そのワクワク・ドキドキについてお話をしたいと思います。
私は、婚活カウンセラー・仲人をする傍ら、キャリアコンサルタントとして大学生の講義も受け持っています。
彼らと、将来設計・キャリアについて考える授業なのですが、そのキャリア学の中に
クランボルツ博士の<計画的偶発性理論>ていうものがあります。むずかしそうですが、
〇予期せぬ出来事がキャリアを左右する
〇偶然の出来事が起きたとき、行動や努力で新たなキャリアにつながる
〇何か起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスが増える
という骨子です。
これを私は、「キャリア」を「出会い」に変えて考えてみることをお薦めしています。
出会いとは、こんな人と出会いたいと思ってもなかなか出会うことって難しい。そして、出会っても交際に入るってもっと難しい。
偶然に出会い、交際に繋がったら、行動や努力で実りある交際へとつなげる努力をする
こんな風に、理解することができるなと考えています。
逆に
「何をしたいかという目的意識に固執すると、目の前に訪れた想定外のチャンスを見逃しかねない」とクランボルツ教授は指摘しています。
これは出会いも同じ。
自分の理想ばかりを追い求めていると、目の前に訪れている予期せぬ出会いのチャンスを見逃しかねない
そういうことです。
せっかく、婚活をしようと考えたらなら、
出会ってわくわくしない
とか
ドキドキしたい
そういう気持ちもわかりますが、こういう五感の感触は実は20代後半までしか味わうことが難しいとされています。
それは、精神的に大人になってしまったからです。
であるならば、
目の前にきているチャンスを、逃さない努力をしてながらお相手探しをすることが王道のように感じます。
ぜひ、今の婚活のやり方を、再考して素敵な伴侶に巡りあってくださいね。