相手の気になるところ、「許せる・許せない」の境界線
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婚活をしていると、お相手の良いところが見えてくる一方で、「ここが少し気になるな……」という部分も出てくるものです。
・LINEの返信が遅い
・食べ方が気になる
・少しだらしないところがある
・話し方や言葉遣いが気になる
そんなとき、「これくらいで悩む私は心が狭いのかな?」「我慢すべきなのかな?」と自分を責めてしまう方も少なくありません。
今回は、結婚相談所で多くのご成婚を見届けてきた仲人として、気になるところの「許せる・許せない」の境界線についてお話しします。
なぜ交際が進むと、欠点や違和感が気になり始めるのか
交際初期は、お互いに緊張感もあり、良いところに目が向きやすいものです。
でも、何度かデートを重ねていくうちに、素の部分が見えてきます。
これは決して悪いことではありません。むしろ、結婚相手として真剣に考え始めたからこそ、「この人と一緒に生活していけるだろうか?」という視点で見られるようになった証拠です。
婚活では、違和感を感じること自体はごく自然なこと。そのまま受け止めてほしいのです。
「許せる・許せない」の境界線とは
当相談所では、会員様から
「相手の〇〇なところが気になるんです。」
というご相談をよくいただきます。
そのとき、私がお伝えすることがあります。それは、
「ご自身が感覚的に許せるかどうかですよ。」
ということです。さらに、
「他の面がとても素敵だから、まあいいかと思えるのであれば大丈夫ですよ。」
とも添えています。
婚活では、「正解」を探したくなるものです。でも、許せる・許せないの境界線は、人によって全く違います。誰かにとっては大きな問題でも、別の人にとっては全く気にならないこともある。
大切なのは、「世間一般ではどうか」ではなく、「自分はどう感じるか」です。
許せる欠点5選|歩み寄りで乗り越えられる違い
①LINEの頻度の違い
連絡頻度は育った環境によって大きく異なります。話し合いで、お互いに心地よいペースを見つけられることが多いです。
②趣味の違い
趣味が全く同じである必要はありません。それぞれの時間を大切にできる夫婦も、たくさんいらっしゃいます。
③食の好み
食べ物の好みが違っても、工夫次第で乗り越えられるケースは多いです。
④ファッションや持ち物のセンス
結婚生活に大きな支障を与えることは少なく、一緒にいるうちに慣れていくこともよくあります。
⑤ちょっとした生活習慣の違い
寝る時間や休日の過ごし方などは、話し合いで自然と歩み寄れることが多いです。
結婚前に妥協してはいけない欠点5選|見逃してはいけないサイン
一方で、結婚相手として見過ごさない方が良い部分もあります。
①嘘をつく
②約束を守らない
③暴言や威圧的な態度がある
④店員さんなど第三者への態度が悪い
⑤金銭感覚や結婚観が大きく異なる
これらは、人間性や価値観の根幹に関わる部分です。結婚後も繰り返される可能性が高いため、「好きだから」で見過ごさないことが大切です。
実際にあったご成婚エピソード|「誤字脱字が気になるんです」
以前、ご成婚退会された会員様から、こんなご相談を受けました。
「お相手はすごく優しいし、趣味も合うんです。でも、LINEや手紙の誤字脱字が気になるんです……。」
お気持ちはよく分かります。毎日やり取りするものだからこそ、小さな違和感でも気になってしまうものです。
私はそのとき、「大丈夫ですよ」「気にしなくていいですよ」と答えを出すことはしませんでした。じっくりお話を伺いながら、
・なぜ気になるのか
・結婚後も耐えられないことなのか
・他の魅力と比べてどう感じるのか
を一緒に整理していきました。
すると、会員様ご自身が、
「誤字脱字については、少しずつなんとなく伝えてみます。」
という答えを出されたのです。
私は、この「自分で答えを見つけた」というプロセスがとても大切だと思っています。結婚後は、お二人でたくさんのことを話し合いながら決めていきます。仲人が答えを出すのではなく、ご自身で考え、対話する力を育てることも、婚活の大切な学びなのです。
違和感を感じたときに自分へ問いかけたい3つの質問
①この問題は改善できるものか?
②結婚後も繰り返されたら耐えられるか?
③それでも「まあいいか」と思えるほど相手の魅力があるか?
この3つを自分に問いかけるだけでも、違和感の正体がずいぶん見えやすくなります。
幸せな結婚をする人は「完璧な相手」より「許せる相手」を選んでいる
結婚相談所で多くのご成婚を見ていると、幸せな結婚をされる方は「完璧な人」を見つけた方ではありません。
欠点があっても、
「この人のこういうところは好きだから、まあいいか。」
と自然に思える相手を選んだ方です。
そして、そのためにはコミュニケーションが欠かせません。お互いにできる限り話すこと。もし会話が苦手なら、
・手紙
・LINE
・メール
・態度や行動
など、お相手が受け入れやすい方法で気持ちを伝えることも大切です。
結婚とは、「欠点のない人」を探すことではありません。「欠点があっても、一緒に乗り越えていきたいと思える人」を見つけることです。
今、お相手の気になるところで悩んでいるのなら、一人で答えを出そうとしなくて大丈夫です。
違和感を一緒に整理しながら、「自分にとって本当に大切な価値観は何か」を丁寧に確かめてみましょう。
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