ウェディングプランナーだった私が、結婚相談所を始めた理由
- カウンセラーの日常
「どうして結婚相談所を始めたんですか?」
最近、そんな質問をいただくことがあります。
ウェディングプランナーとして約13年間、550組の結婚式を担当してきた私。
結婚式のお仕事が大好きだったから、今度は結婚する前のお手伝いをしたくなった。
……というのも、もちろん間違いではないのですが
実は、最初からそんなに立派な志があったわけではありません。
今日は、結婚相談所アルカンシェルを始めるまでのお話を
少し正直に書いてみようと思います。
これからの人生を考えたとき
結婚相談所を始めようと思ったきっかけは
これから先の自分の人生を考えたことでした。
年齢を重ねても、自分らしく、長く続けられる仕事がしたい。
そして、せっかくなら、これまでの経験を活かせる仕事がいい。
そんな思いから、いろいろな仕事を調べていました。
その中で出会ったのが、IBJという結婚相談所のお仕事でした。
ウェディングプランナーとしての経験も、少しは活かせるかもしれない。
最初はそんな、わりとシンプルな理由だったんです。
ウェディングプランナーは、実は「人と向き合う仕事」
ウェディングプランナーと聞くと
華やかな結婚式をプロデュースする仕事を想像される方が
多いかもしれません。
もちろん、それも大切な仕事です。
でも、私が13年間で一番大切にしてきたのは
お客様との信頼関係を築くことでした。
結婚式の準備では、おふたりの希望をじっくり伺います。
ただ、最初から本音をすべて話してくださる方ばかりではありません。
「本当はこうしたいけれど、わがままだと思われないかな」
「相手に遠慮して、言い出せないことがある」
そんな気持ちが隠れていることもあります。
だからこそ、まずは安心して話していただける関係をつくる。
そして、会話を重ねながら、お客様が本当に大切にしていることを理解していく。
これが、私の考えるウェディングプランナーの大切な仕事でした。
何組もの結婚式を同時に担当するということ
もう一つ、ウェディングプランナーに欠かせないのが
スケジュール管理と先を読む力です。
結婚式を控えたお客様は、それぞれ準備の進み具合が違います。
来週が結婚式のおふたりもいれば、半年後のおふたり
まだ準備を始めたばかりのおふたりもいます。
そんな何組ものお客様を同時に担当し
それぞれに必要な準備や確認を進めていきます。
しかも、結婚式の日取りは決まっています。
「うっかり忘れていました」では済まされません。
だからこそ、一組一組の状況を把握し
何をいつまでに進める必要があるのか、常に考えながら動いていました。
華やかな仕事というより
実はかなり地道なお仕事だったかもしれません。
大切なのは、早く決めることではないのです
結婚式の準備をされるおふたりは、ほとんどが共働き。
仕事をしながら準備を進めるので
なかなかゆっくり話し合う時間が取れません。
打ち合わせの前日に慌てて相談して、なんとか決めてくる。
そんなことも珍しくありませんでした。
でも、そこで私が気になっていたのは
「それは、本当におふたりが望んでいることなのかな?」
ということ。
実際、最終打ち合わせが終わってから
内容を変更したいというご相談をいただくこともありました。
もちろん、気持ちが変わることは悪いことではありません。
でも、もっと早くから考える時間があれば
余裕を持って納得のいく選択ができたかもしれません。
だから私は、まだ決めなくていいことでも
早い段階からご案内するようにしていました。
そして、よくお伝えしていたのが
「最終決定は直前でも大丈夫です。
でも、おふたりで話し合う時間だけは、早めにつくってくださいね」
ということ。
結婚式のイメージを共有しておくだけでも
その後の準備はずいぶん違ってきます。
大切なのは、早く決めることではなく
納得して決められるように、早くから準備しておくこと。
お客様から言われる前に、次に必要になることを考えて動く。
それが、私がウェディングプランナーとして
大切にしてきたことの一つです。
実は、そのころから婚活とも少しご縁がありました
ウェディングプランナー時代には
婚活パーティーの会場として施設を利用していただいたこともありました。
また、IBJをを通じて出会い
結婚されたおふたりの披露宴を担当したこともあります。
だから、婚活という世界がまったく未知だったわけではありません。
「これまでの経験も活かせそうだし、私にもできるかもしれない」
そんな気持ちから、結婚相談所の世界に飛び込みました。
今振り返ると、もう少し慎重に考えてもよかったのかもしれません。
でも、あのとき一歩踏み出したからこそ、今のアルカンシェルがあります🌈
始めてみて気づいたこと
実際に結婚相談所の仕事に関わるようになって、感じたことがあります。
それは、人と人のご縁をつなぐ仕事って、なんて素敵なんだろう
ということ。
ウェディングプランナーは
出会ったおふたりが結婚式という大切な一日を迎えるまでを
お手伝いする仕事でした。
結婚相談所は、そのもっと前。
まだ出会っていないおふたりが
これから出会うきっかけをつくる仕事です。
そして、ここでも大切なのは、やはり信頼関係。
婚活への不安や迷い、本当はどんな人生を送りたいのか。
じっくりお話を伺いながら、その方に合ったペースで一緒に考えていく。
婚活でも、早く決断することばかりが大切なのではありません。
自分の気持ちを整理し、納得して次の一歩を踏み出せること。
ウェディングプランナーとして大切にしてきたことが
今の仕事にもつながっていると感じています。
ご縁をつなぐのは、私の役目?
実は私、占いが好きなんです。
これまで何人かの方に占っていただいたことがあるのですが
不思議と何度も言われることがあります。
「人と人をつなぐような仲介のお仕事に向いていますよ」
そのたびに、ちょっと嬉しくなります。
もちろん、占いだけで仕事を決めたわけではありません。
でも、そう言われると、これまでの経験も、今の仕事との出会いも
どこかでつながっていたのかなと思ったりします。
人生って、おもしろいですね。
これからのアルカンシェル
結婚相談所を始めたきっかけは、将来の自分の働き方を考えたことでした。
でも今は、それだけではありません。
婚活を始めようか迷っている方。
なかなか一歩を踏み出せない方。
誰かに話を聞いてほしいと思っている方。
そんな方が、安心して相談できる場所をつくっていきたい。
結婚することだけが幸せの形ではないけれど
誰かと人生を歩みたいと願う気持ちは
大切にしてほしいと思っています。
最初は自分の未来のために始めた仕事。
これからは、誰かの未来にもつながる仕事に育てていけたら嬉しいです。
人生を変える出会いは、ほんの少しの勇気から。
その一歩を、アルカンシェルがお手伝いできたら幸せです🌈