アルカンシェル

「人生を変える出会いは、ほんの少しの勇気から。」

虹が教えてくれたこと|ヘアドネーション

  • カウンセラーの日常
  • 自分磨き
アルカンシェル「虹が教えてくれたこと|ヘアドネーション」-1

10年間一緒に過ごした「相棒」を、手放した日。


私は先日、10年間伸ばした髪を切りました。


一番長いところで、48センチ。


ヘアドネーションとして、誰かのもとへ届けてもらいます。




アルカンシェル「虹が教えてくれたこと|ヘアドネーション」- 2

こうして写真で見ると

自分でも「よくここまで伸ばしたな」と思います(笑)


でも実は、昔の私はロングヘアとは無縁でした。


髪が肩につくくらいになると、ドライヤーが面倒になって切る。


だいたい2か月に一度は美容室へ行っていました。


そんな私が髪を伸ばし始めたのは、2016年。


8年間勤めた結婚式場が、その年の10月に閉館しました。


当時の私は


「ウェディングプランナーとして働くのも、これで最後かな」


と思っていました。


ひとつの大きな区切りを迎えて、なぜかそのとき


髪も伸ばしてみようかな。


そう思ったのが始まりでした。


あれから10年。


伸ばしてみると、黒髪の艶を褒めてもらうことが増えました。


褒めてもらうとうれしくて、どんどん愛着が湧いて。


「そろそろ切ろうかな」と思っても、


「ここまで伸ばしたしなぁ……」


を繰り返しているうちに、すっかり切るタイミングを失いました。


そして、美容師さんが立膝になった。

20年以上、私の髪を切ってくれている美容師さんがいます。


中学時代の同級生です。


彼がまだスタイリストとしてデビューする前から切ってもらっているので

私の髪の歴史をずっと知っている人でもあります。


髪が長くなるにつれ、カットの仕方にも変化が起きました。


はじめの頃は私が座る椅子を一番高くする。


それでも追いつかなくなり——


ここ2年ほどは、


美容師さんが立膝になりました(笑)


アルカンシェル「虹が教えてくれたこと|ヘアドネーション」- 3

※再現写真です(笑)

美容室でこんな光景を見たら、たぶん二度見しますよね🤣


ちなみに


「こんな切り方してもらっているの、私くらいでしょ?!」


と思っていたら


彼のお客様には、もう一人いるそうです。


まさかの立膝仲間がいました(笑)


10年目に届いた「髪を切る」

そんな私が、なぜ今年になって切ることを決めたのか。


最後に背中を押してくれたのは

毎年楽しみにしているゲッターズ飯田さんの本でした。


2026年8月。


今月の開運3か条を見てみると——


「髪を切る」


……書いてある🤣


10年間タイミングを逃し続けた私に

こんなにわかりやすいメッセージが来るとは(笑)


もちろん、この一言だけで簡単に決められたわけではありません。


でも


「よし、切ろう。」


最後にそう思わせてくれた、小さなひと押しになりました。


切る瞬間より、前の日のほうが寂しかった。

切ると決めてからは楽しみな気持ちもあったのですが

前日の夜になると、急に寂しくなりました。


最後のシャンプー。


最後のドライヤー。


10年間、何度繰り返したかわからない、いつもの時間です。


でも


「この長い髪を洗うのも、乾かすのも、今日が最後なんだ」


そう思ったら、少し泣けてきました。


楽しいこともありました。


悲しいこともありました。


この10年間に起きたことを、全部一緒に乗り越えてきた髪。


そう考えたら、ただの髪ではなくて


ずっと一緒にいた「相棒」


みたいに思えてきました。


夜中にふと目が覚めたときにも、髪を撫でてみました。


「明日の夜には、もうこの毛束はないんだな」


そう思うと、また少し寂しくなりました。


だからきっと、切る瞬間には号泣するんだろうな。


そう思っていました。


最初の一束は、自分の手で。


最初の一束は、自分で切りました。


ところが!


長いだけでなく毛束もしっかりあるので、ハサミを入れても


なかなか切れない(笑)


美容師さんならスルスル切っていくのに

自分でやってみると全然違いました。


少しずつ、少しずつハサミを入れて——


ようやく切れた。


少し寂しい。


でも。


案外、大丈夫でした(笑)


自分でも、ちょっと拍子抜けするくらい。


前日の夜にたくさんお別れをしたからかな。


それとも、中学生の頃から知っている同級生が

一緒だった安心感もあったのかもしれません。


今回は髪があまりにも長いため、先に細かく束ねると絡まってしまいます。


そのため、ある程度の毛束ごとに切ってから

寄付できるよう丁寧にまとめてもらいました。


そこはさすが、20年以上髪を任せてきた人。


きれいにまとめられた髪を測ってみると——




アルカンシェル「虹が教えてくれたこと|ヘアドネーション」- 4

一番長いところで、48センチ。


数字にしてみると、改めて長い。


そして、その毛束を見ていたら、不思議な気持ちになりました。


昨日まで確かに私の一部だったものが、今は目の前にある。


私の髪としての10年間は、ここで終わりです。


でも


この髪の物語は、ここで終わりではありません。




アルカンシェル「虹が教えてくれたこと|ヘアドネーション」- 5

鏡の中には、久しぶりに見る短い髪の自分がいました。


ずいぶん軽くなりました。


見た目も大きく変わりました。


でも、「なくなってしまった」というより


ちゃんと送り出せた。


そんな気持ちのほうが近い気がします。


私と一緒に過ごした48センチの髪が


いつか、どこかで


誰かの笑顔につながったら。


それだけで、とてもうれしい。


10年間、私と一緒にいてくれてありがとう。


今度は、誰かの相棒になってね。


しあわせは、分けても減らない。


むしろ、誰かに渡すことで増えていく。


誰かから受け取ったしあわせを、また次の誰かへ。


そんなふうに、ご縁もしあわせも巡っていくのかもしれません。


私の48センチも、その小さなひとつになれたら。


これが、私なりの






「しあわせの恩送り」です。🌈








—— 10年伸ばした髪を、誰かの明日へ。

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