婚活と転職は同じ意思決定か?共通点と決定的な違いを探る!
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婚活は、転職と同じ意思決定か。やってみて分かった共通点と、決定的な違い
婚活をしていると、ふと「自分は何をこんなに迷っているのだろう」と、自分を責めたくなる瞬間がありませんか。
条件を並べて比較して、一喜一憂して、うまくいかなかった相手のことを引きずって。まるで自分の人生の「値踏み」をされているような、そんな息苦しさ。
実は私自身、去年、似たような息苦しさを味わいました。転職活動です。
契約更新無しから、起業に至るまで
簡単に経緯をお話しすると、2025年、私は大手広告代理店からの出向先で1年契約という働き方をしていたのですが、7月ごろ、来年の契約更新はないと年下の上司から告げられました。秋までにご縁がなければ、そのまま契約満了、退社という状況です。その後、本社とのマッチングは該当なく、秋には退社が決定され、11月ごろから本格的に職探しを始め、ハローワークやエージェント、派遣登録など、使えるルートはすべて使いました。
何十社にもお見送りをいただきながら、最終的には「誰かに選んでもらうのを待つのではなく、自分でやりたいことをやりたいかも」と思い立ち、自身の婚活経験を活かして、2026年からパートナーとともにこの「みらい縁」を起業するに至りました。(この転職体験の詳しい話は、noteの方に綴っていますので、よろしければそちらもご覧ください。)
このプロセスを振り返ったとき、「これは、婚活と似ている」かも、と感じました。
似ている部分――「選ばれる自分」に向き合う苦しさ
転職活動も婚活も、根っこにあるのは「自分という人間を、ゼロから相手に提示する」という作業です。
自分の強みや価値を、言葉にして棚卸しする
会ってもみないうちに、書類だけで判断されることがある
期限があると分かっていながら、それが来るまでの間、落ち着かない気持ちで過ごす
それでも、心が折れそうになりながら、また次に進む
契約更新なしを告げられたときの憤りや自信喪失感。あれと似た感情を、婚活の中で味わったことがある方も、少なくないのではないでしょうか。たとえば、仮交際を打ち切られたとき。悲しさだけでなく、時には自分でもうまく扱いきれないような憤りや、自己嫌悪に近い感情が湧き上がってくることがあると思います。「なぜ自分が断られたの?」という思いや、「こんな気持ちになってしまう自分が嫌だ」という感覚。これは決して弱さではなく、真剣に向き合っているからこそ生まれる、自然な感情だと私は思っています。
履歴書を書くのに苦戦したときのことも、よく覚えています。「あなたは何ができる人ですか」と白紙で問われ、つい謙虚に、やってきた作業をただ並べるだけになってしまいました。けれど、それでは足りません。「そこで自分はどんな役割を担ったのか」「そこで何を身につけたのか」を、もう一段深く掘り下げて言葉にする必要がありました。これは、お見合いでの自己PRとよく似ています。「〇〇をしていました」という事実の羅列だけでは、相手には何も伝わりません。その経験の中で自分がどんな人間で、何を大切にしてきたのかを語れるかどうかが、問われているのだと思います。
そして、忘れられないのが、都内のハローワークで出会ったベテランの面談員の方の言葉です。結果待ちの企業が一社ある一方で、第二希望の企業の面接がまだ残っている、という状況で教えてもらったのは、「その面接では、御社が第一希望です、と伝えないと通過しません」という当たり前のこと。そしてもう一つ、第一希望の企業に対しては、結果を催促せず、静かに待つこと。焦りを見せないこと。
この二つは、婚活のお見合いにも、驚くほどよく似ていると思うのです。目の前にいる相手に対して「今、あなたが一番です」という姿勢で向き合うこと。そして、気になる相手からの返事を、急かさずに静かに待つこと。焦りやそわそわした様子は、案外、相手に伝わってしまうものです。
婚活で「なかなかうまくいかない」と感じているとき、それはあなたに魅力がないからではなく、単に「合う・合わないの掛け合わせ」がまだ噛み合っていないだけ、ということが多いのです。これは転職活動でも全く同じでした。ご縁のなかった会社が悪かったわけでも、私が劣っていたわけでもなく、ただタイミングと相性が合わなかっただけなのです。最初の企業より、後から自分に最適な団体、職種と巡り会う出来事もありました。
でも、決定的に違う部分がある
ここまで書くと「じゃあ婚活も転職活動みたいに気楽に考えればいいんだ」と思われるかもしれません。ですが、私は、この二つを「同じ意思決定」と言い切ることには、実はためらいがあります。
一つ目の違いは、「相手の評価軸」です。転職の場合、相手は企業や団体という、すでに社会的な評価や実績が確立された存在です。求人票を見れば、事業内容も待遇も、ある程度は客観的に把握できます。
ところが婚活の場合、相手を評価するのは「自分自身」です。年齢、外見、フィーリング、相性――これらはどれも、他人と共有しにくい、極めて主観的な物差しです。しかも、年齢という要素は、転職以上に婚活においてシビアに突きつけられます。「客観的な正解」がない中で判断を下し続けなければならない。これは、転職活動にはない特有のつらさだと思います。
二つ目の違いは、「やり直しのコスト」です。転職は、もし合わなければ、また転職することができます。スキルアップして、市場価値を高め直すこともできます。けれど結婚は、そう単純にはいきません。もし解消するとなれば、双方の合意、財産、そして家族という、多くの人を巻き込む問題になります。「合わなかったら、また次を探せばいい」とは、簡単には言えないのが結婚です。
だからこそ私は、「転職と結婚は同じ意思決定だ」と単純化してしまうことに、慎重でありたいと思うのです。
それでも、婚活と転職が似ているという視点で気持ちが軽くなるなら
婚活で疲れているとき、私たちはつい「結婚は特別に重い決断だから、絶対に間違えられない」と、自分自身を追い詰めてしまいます。もちろん結婚や成婚退会は重い決断です。でも、「重いからこそ、迷って当然」「うまくいかない時期があって当然」という許可を、自分に出してあげてほしいのです。
私が転職活動の紆余曲折の末に、最終的には自分自身で新しい道をつくることにたどり着いたように。婚活も、うまくいかなかった一つひとつのご縁は「失敗」ではなく、「まだ、噛み合う相手に出会っていないだけ」の途中経過にすぎません。
そして結婚が転職以上に重い意思決定だからこそ、一人で抱え込まず、誰かと一緒に考える時間があってもいいのではないか――私はそう思っています。時間は有限です。過去を振り返らず、前に進むこと。どこかで、自分に「勇気を持ってOK」と、GOサインを出してあげられるのも、自分自身なのです。
婚活だけでなく、キャリアや人生の相談も
今回の転職活動での経験、そして長年人事として数えきれないほどの面談を重ねてきた経験は、今、カウンセラーとしての仕事にそのまま活きています。国家資格キャリアコンサルタント・プロフェッショナルコーチとして、婚活のご相談はもちろん、転職や就職活動、キャリアそのものの悩みについても、無料でカウンセリングさせていただいています。
また、無事ご成婚された後も、お二人での人生相談やキャリアの相談にも継続して伴走することができます。「結婚相談所」という枠を超えて、人生の意思決定そのものに寄り添えることが、みらい縁の強みだと思っています。
練馬区の結婚相談所「みらい縁 Future Promise」のカウンセラーとして、50代でIBJを通じて出会った二人で、婚活に悩む大人の方々と向き合う日々に感じたことを、ここに綴っています。婚活、キャリアのお悩みはお気軽に!✨ 無料相談受付中🔗 公式リンクはこちら https://linktr.ee/miraien