割り勘論争
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目次
- 男尊女卑?の時代
- 男女差別と男女区別
男尊女卑?の時代
初回のお見合いのお茶代や2回目以降の食事代やお茶代を男性が支払うのかそれとも割り勘にするのかで論争が起こっているようです。
小・中学生の頃たまに外食に連れて行ってもらったことをおぼえています。昭和50年代です。
そこで母や祖母が財布を出しているのを見たことがありません。少なくとも記憶にはありません。持って行ってすらなかったと思います。
その反面、父や祖父が炊事や洗濯など家事をしているのを見たこともありません。
そんな時代でした。
家庭では親から学校では先生から「男のくせに」「女のくせに」という言葉がふつうに飛び交いクラス名簿も男子が先で女子が後、身体検査や予防接種も男子が先で女子が後、名前の呼び方も女子から男子は君付け、男子から女子は呼び捨て…。
今ではこうして文章にするだけで男尊女卑と怒られてしまいそうな事が普通に横行していました。
男女差別と男女区別
そんな環境で育った男の子たちが20代にさしかかったころ今でいうバブルと呼ばれる時代になり男女二人きりでの食事はどっちから誘ったか関係なく男性が支払うという風潮でした。
女性は基本的に財布を出すことはなく支払う仕草をしてくれただけで「ええ娘やん」という感じで「食事は男性が奢る」というのが多数派だったと思います。
現代ではどうでしょう。
家庭ではともかく、学校や職場など公の場では「男のくせに」「女のくせに」という言葉はあまり聞かなくなりました。
クラス名簿も男女で分けずの50音順になり名前の呼び方も男子女子どちらからとも苗字ではなく名前で〇〇君、〇〇ちゃん。
昔からすると格段に「男女差別」はなくなってきているようです。
本当に良いことだと思います。
女性が男性に奢ってもらうことにこだわる理由としては「お金の損得」というよりも「包容力」や「大事にされてる感」なんだと思います。
それはそれで理解できるのですが男女平等精神が行きわたった環境で育った男の子が大人になったとたん急に
「男なんだから食事ぐらい奢りなさいよ」と言われても
「なぜ?」
ってなるのも無理はないのでは...と思います。
どっちにも一理あるし結論の出ない論争ですね。
あえて結論をだすのなら身も蓋もないのですが「ふたりで決めてください」ということでしょうか。
元々赤の他人同士が共同生活をしていれば大なり小なりのもめ事は避けて通れません。
結婚という共同生活を長く続けていくなら少々のもめ事は適度に良いスパイスになるものですが
共同生活をする前ぐらいはできるだけもめ事のない仲良しがいい。