結婚相手と「食の価値観」合っていますか?
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結婚生活に欠かせない「食卓」・・・
「食事って、夫婦にとって意外と大事だよね」
ある晩、夫と何気ない会話の中でそんな話になりました。
毎日当たり前にあるものだからこそ、見落としがちな「食の価値観」
でも、結婚生活を送る中でそれがじわじわと“幸福感の土台”になっていく感覚を、実感しています。
婚活をしているとき、年収や職業、住まいの希望、休日の過ごし方など「条件面」はよく話題に上がります。でも、“どんなふうに食事をしたいか”という価値観って、そんなに重要視されていないと言いますか、案外後回しにしてしまいがちだな、と思います。
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食に対する価値観は、人によって本当にバラバラ
たとえば、
・とにかく空腹が満たされればOKという“燃料派”の人
・大切な人とおいしいものを一緒に食べる時間が、日常の幸せだと感じる人
・食事は簡単に済ませたい派
・自分のために、相手のために、料理を楽しみたい派
こういった価値観はどれも間違いではありません。
でも、暮らしの中で“どちらかに合わせ続ける”ということは、『食事という日常的なものこそ』じわじわとストレスの元になりやすいのも事実です。
食べるスピード、味の好み、外食の頻度、冷蔵庫の中の管理、食費にかける金額、手作りと市販のバランス…
一緒に生活するようになると、「食」にまつわる小さな違いが日常に現れてきます。
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食の価値観は“育った環境”からつくられているかも?
そしてもう一つ大事なことは、食事に対する価値観のほとんどが、家族や親との関わりの中で育っているということ。
「家族そろって夕飯を食べるのが当たり前」だった人
「個別に好きな時間に食べていた」家庭で育った人
「旬のものを手作りで味わう」習慣があった人
「行事やイベントごとにパーティーをしていた」人
「コンビニや外食が中心」だった人
など、それぞれが当たり前としてきたことが違うので、パートナーとの間で“違和感”を覚えたとき、単純な好き嫌いというよりも、育ってきた背景の違いが影響しているケースも多いんです。
「おせちを作る派」か「買う派」か、
「帰省したら家族で手料理を囲む」か「外食で済ます」か、など…自分とパートナーだけでなく、両家の関わり方にも影響する部分かもしれません。
日常の些細なことが、親世代まで含めた“心地よさ”に関わってくることだとすると、それは大きな「価値観ポイント」かもしれません。
もちろん、食にあまり関心がないからといって、愛情の少ない家庭で育ったというわけではありません。
忙しい家庭だったり、親御さんが効率を重視する方だったり、いろんな環境があるなかで、それがその人にとっての“普通”になっていることが多いんです。
だからこそ、お互いの背景を知り、すり合わせていこうとする姿勢は、とても大切なんですよね。
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じゃあ、婚活中に何を意識したらいい?
このブログを読んで「たしかに、食事の価値観って大事かも」と思った方は、ぜひ食事にまつわる話題をデート中にしてみてください。
「朝ごはんって食べる派?」「どんな料理が好き?」
「実家の食卓ってどんな雰囲気だった?」といった話題は
重くないのに、その人の暮らしの土台や大切にしていることが見えてきます。
食の価値観に限らず、
最初から全部が一致する必要はありません。
でも、“自分にとって譲れない部分”と“歩み寄れる部分”を見つけていくうえで、「食」はとても良いヒントになると思います。
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