「バチェラー3」に見る、婚活で駆け引きすることの無意味さ
- 婚活のコツ
- 男性向け
- 女性向け
目次
- 「バチェラー3」に見る、婚活で駆け引きすることの無意味さ
- 金子さんが初日に仕掛けた駆け引き
- 金子さんが受けた駆け引きの”代償”
- 結婚相談所での婚活に"駆け引き"は不要!
「バチェラー3」に見る、婚活で駆け引きすることの無意味さ
前回の記事に引き続き、今回も「バチェラー3」の話題です。
*前回の記事
男性仲人が見た「バチェラー3」出演者の婚活力ランキング
https://www.ibjapan.com/area/osaka/56753/blog/21598/
今回は「婚活に恋愛の駆け引きテクニックを持ち込むこと」についてです。この件について、「バチェラー3」で非常に興味深い場面があったので、それについて考察したいと思います。
*お断り
・以下、ネタばれ含みます。
・筆者の個人的主観で、”婚活”という視点から書いたものです。決して出演者の方の人間性そのものを貶める意図はありません。
金子さんが初日に仕掛けた駆け引き
今回の「バチェラー3」参加者の中で、金子実加さんという女性がいました。
*出演者のプロフィールは、以下のサイトをご参考ください。
https://realsound.jp/tech/2019/06/post-375149_2.html
金子さんは初日のカクテルパーティで、”バチェラー”友永さんにこんな事を言います。
「実は私、友永さんとは”初めまして”じゃないんです。」
しかし金子さんは、その答えを友永さんに言いませんでした。自分への興味を引き付けるための駆け引きなのでしょう。
この金子さんの行動がスタジオのMC陣、特に男性の今田耕司さんと藤森慎吾さんに大不評でした。
今田「むちゃくちゃ嫌やもん、あれ。たまに飲み会でもおるねん」
今田「聞いたら”なんや、しょーもない、もー”(ってなる)」
藤森「あのクイズ誰もハッピーにならない」
見ている私も、今田さんや藤森さんと全く同意見でした。
当然、友永さんも
「そこまで言うなら答え言って欲しい」
「頭の中ではてなマークが飛んでる」
と、困惑します。
金子さんが受けた駆け引きの”代償”
秘密を作って”バチェラ―”友永さんの気を引こうとした金子さんでしたが、思ったほど効果が無く、逆にボーダーラインに立たされている事を悟ったのか、翌日のカクテルパーティであっさりと答えを告白してしまいます。その内容は
「フランスでの留学先が同じだった(ただし時期的には被ってない)」
というもの。
私は思わず見ていたパソコンの前で「しょーもな!」と叫んでしまいました笑。当然今田耕司さんをはじめ、スタジオMC陣からもボロクソ。
友永さんも、表面上は驚いた様子を見せていたものの、明らかに興ざめした雰囲気でした。
金子さんは、秘密を告白したその回こそ生き残ったものの、その後
・リアルの知り合いでもある中川友里さんとの2on1(どちらかが必ず脱落する)を仕向けられ、
・中川さんに有利な状況で、中川さんの引き立て役にさせられた挙句、
・最後の挨拶もさせてもらえないまま(キャリーケースが映っただけ笑)、グアムから帰国させられる
という、友永さんから強烈なお灸をすえられた形で退場となりました。時間軸こそずれたものの、クイズの一件が遠因となったことは明らかでしょう。
結婚相談所での婚活に"駆け引き"は不要!
こういった”じらす”系の駆け引きは婚活を始めたばかりの人がやりがちなのですが、こういったテクは恋愛の場面では有効なのかもしれませんが、婚活、特に結婚相談所での婚活では不要です。
結婚相談所では大多数の人が、毎日忙しく仕事をしている社会人です。限られた時間の中で、複数のお相手と並行して活動をしています。そのような状況でこのような駆け引きをしても、ただ相手の不信感を買うだけでメリットはありません。
また、本来あなたの味方であるはずの相談所のカウンセラーからも不評を買う恐れがあります。毎日膨大なメッセージのやり取りをしている相談所のカウンセラーにとって、必要な情報を伝えない、返事が遅い会員さんは非常に困るのです。
そういう意味では、結婚相談所での婚活は、恋愛というよりビジネスに近い感覚を持っていたほうがいいのかもしれません。
・メールやラインの返事はすぐ返す!
・大事な情報はできるだけ早めに伝える!
・問題が起きたらすぐに担当カウンセラーに連絡する!
こういう心掛けでいてもらったほうが、結婚相談所での婚活はスムーズにいくと思います。