お見合いはできるのに交際が続かない男性へ
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お見合いは組めるんです。でも、その先が……
30代の男性から、こんなご相談を受けることがあります。
「お見合いはできます」
「プレ交際にも何度か進みました」
「でも、なぜか長く続かないんです」
プロフィールが悪いわけではない。
仕事もきちんとしている。
結婚する気持ちもある。
お見合いでも失礼な態度を取っているつもりはない。
それなのに、初回や2回目のデートの後に交際終了。
男性からすると、
「いったい何がダメだったんだろう?」
となりますよね。
でも私は、こういう男性に最初から「もっと会話力を磨きましょう」とは言いません。
むしろ確認したいのは、
その女性自身に、どれくらい興味を持っていましたか?
ということです。
婚活では、話が上手な男性よりも、「自分を知ろうとしてくれた」と女性が感じる男性の方が、次につながることがあります。
質問しているのに、女性との距離が縮まらない理由
「僕はちゃんと女性に質問しています」
そうおっしゃる男性もいます。
休日は何をしていますか?
どんな食べ物が好きですか?
旅行は好きですか?
仕事は忙しいですか?
確かに質問しています。
ところが、一問一答になってしまうことがあります。
女性が、
「最近、友達と温泉に行ったんです」
と言ったとします。
「そうなんですね。旅行はよく行くんですか?」
これでも会話は成立します。
でも、
「いいですね。どこの温泉だったんですか?」
「何が一番良かったですか?」
「温泉が好きなら、新潟にも行ってみたいところがあります?」
こうやって、女性が出してくれた一つの話題を少し広げてみる。
大切なのは、質問の数ではありません。
相手の答えに興味を持つことです。
お見合いを「沈黙しないための60分」にしないでください。
その女性のことを一つでも知るための時間にしてほしいのです。
初デートで男性が考えるべきは「どこへ連れて行くか」だけではない
交際が成立すると、今度はデートです。
ここで真面目な男性ほど頑張ります。
評判のいいお店を検索する。
駐車場を確認する。
メニューを見る。
予約をする。
もちろん、こうした準備は素敵です。
ただ、私ならもう一つ確認します。
そのお店を、なぜ彼女に選んだのでしょう?
「口コミが良かったから」
だけでは少しもったいない。
前回の会話で女性が、
「パスタが好きなんです」
と言っていたなら、
「この前パスタが好きって言っていたので、良さそうなお店を探してみました」
これだけで意味が変わります。
お店そのものより、
「私が話したことを覚えていてくれた」
ことが嬉しいのです。
デートは男性の企画力を披露する場所ではありません。
二人の距離を一歩縮める時間です。
「何でもいいですよ」は優しさにならないこともあります
これは婚活中の男性に何度もお伝えしたいことです。
「どこに行きたいですか?」
「僕は何でも大丈夫ですよ」
「食べたいものに合わせます」
男性としては、
「女性の希望を尊重しています」
という気持ちでしょう。
でも毎回これでは、女性が疲れてしまうことがあります。
店を決めるのも女性。
時間を決めるのも女性。
次に会う日を提案するのも女性。
そうなると女性は、
「私ばかり考えていない?」
と感じ始めます。
リードするというのは、全部男性が勝手に決めることではありません。
たとえば、
「和食とイタリアンなら、どちらがいいですか?」
「土曜日なら13時と18時、僕はどちらでも大丈夫です」
「駅の近くで2軒見つけました。どちらか気になる方ありますか?」
これなら女性も選びやすい。
丸投げしない。でも押しつけない。
この間を取れる男性は、婚活でも印象が変わってきます。
交際終了になったとき「相性が悪かった」で全部終わらせない
もちろん婚活ですから、すべての女性とうまくいく必要はありません。
相性もあります。
価値観が違うこともあります。
どちらが悪いわけでもなく、ご縁が違っただけというケースもたくさんあります。
ただし、同じようなところで何度も交際が終了するなら、一度振り返ってみてほしいのです。
たとえば、
自分の話が長くなっていなかったか。
女性の話を広げられていたか。
デートの提案を相手任せにしていなかったか。
LINEだけで関係を深めようとしていなかったか。
「嫌われないこと」ばかり考えて、自分の気持ちを伝えていなかったか。
一人で婚活していると、ここがとても難しい。
自分では普通にしているからです。
IBJでも、お見合いやデートを振り返り、担当カウンセラーに共有しながら活動することが良縁につながると案内されています。
私はここに、結婚相談所で活動する大きな意味があると思っています。
「次の女性を探しましょう」
だけではなく、
「今回、どこですれ違ったんだろう?」
を一緒に考えられることです。
「選ばれる男性」になる前に、「相手を見る男性」になってください
婚活を始めると、
「女性からどう見られているんだろう」
「断られたくない」
「どうしたら好かれるんだろう」
どうしても自分への評価が気になります。
でも、そればかりになると目の前の女性が見えなくなります。
私は男性会員様に、
「あなたは、その女性のどんなところが良かったの?」
と聞くことがあります。
ここで具体的に答えられる男性は強いと思います。
「優しかったから」だけではなく、
「僕が緊張していたときに話題を振ってくれたんです」
「仕事の話をしたときに、すごく楽しそうに聞いてくれました」
「店員さんに『ありがとうございます』と言っていたところが素敵でした」
そこまで相手を見ているなら、今度はそれを言葉にしてください。
「今日楽しかったです」だけではなく、
「〇〇さんと話していると、自然に話せました。また会いたいです」
好意は、思っているだけでは伝わりません。
婚活では「察してくれるだろう」が、すれ違いの原因になることがあります。
そして最後に。
お見合いが成立しているなら、あなたにはすでに女性から「会ってみたい」と思ってもらえるものがあります。
プレ交際まで進めるなら、さらにその先まで来ています。
だから、
「自分は婚活に向いていない」
と決めつけるのはまだ早い。
必要なのは、全部を変えることではなく、出会った後の一つ、二つの行動を変えることかもしれません。
ウェディングマーチでは、お見合いを組むことだけをゴールにはしていません。
会話、LINE、デート、交際中の迷い。
「次、どうしたらいいですか?」
そこを一緒に考えるのが私の仕事です。
私は寄り添います。でも甘やかしません。
交際がうまくいかなかったときも、「次がありますよ」で終わらせず、必要なら原因を一緒に探します。
あなたが探しているのは、たくさんの女性から好かれる方法ではないはずです。
結婚したいと思える一人と出会い、その人との関係をきちんと育てること。
そのための婚活を、一緒に始めてみませんか。
新潟で婚活に悩んでいる30代男性の方へ。
「会えるのに続かない」には、変えられる理由があるかもしれません。
ウェディングマーチ
婚活カウンセラー 南川沙登己