プレ交際で「この人ではない」の奥にあった本当の気持ち
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プレ交際中、デートを重ねる中で「悪い人ではないけれど、何かが違う」と感じることがあります。
でも、その“何か”を言葉にするのは簡単ではありません。
条件が大きく違うわけではない。
嫌なことをされたわけでもない。
会話もできたし、楽しい時間もあった。
それでも、「この人と先に進むのは違う気がする」と感じる時、その違和感の奥には、自分が結婚生活で本当に大切にしたいことが隠れていることがあります。
今回は、20代女性の会員Tさんと、プレ交際中のデートを振り返ったカウンセリングでのお話です。
「褒めてほしい」の言葉に、なぜ引っかかったのか
お相手とプレ交際2回目デートを迎えたTさん。
その中でお相手から出てきたのが、
「褒めてほしい」
「認めてほしい」
「話し合いの時に、まず否定しないでほしい」
という言葉でした。
その言葉だけを聞くと、決して悪いことではありません。
誰だって、頑張っていることを認めてもらえたら嬉しいですし、大切な人には否定から入らずに受け止めてほしいものです。
Tさんも、最初は共感するつもりで、
「わかります。私も褒めてほしいと思いますよ」
と伝えたそうです。
でも、その時のお相手の反応に、少し引っかかりが残ったとのことでした。
「そうですよね」と一緒に話が深まる感じではなく、どこか反応が違う。
自分の言葉が、思っていた形で受け取られていないような感覚があったそうです。
ただ、その時点ではまだ、Tさん自身も「何がそんなに気になったのか」をはっきり言葉にできていませんでした。
本当は、どんな話がしたかったのか
カウンセリングで、私はTさんにこう聞きました。
「本当は、どんな話がしたかったんですか?」
すると、Tさんは少しずつ言葉にしてくださいました。
「一緒に頑張りたいよね、みたいな話がしたかった」
この言葉を聞いた時、私はとても大事な感覚が出てきたなと思いました。
結婚生活では、これから一緒に決めていくことがたくさんあります。
うまくいく時だけでなく、迷う時、落ち込む時、困る時もあります。
その時に、自分だけが強くいなければいけない関係は、きっとしんどい。
会員さまが感じていたのは、そこでした。
「褒めてほしいと言われたから嫌」なのではなく、
「私が支え続ける側になる関係は、しんどい」と感じていたのです。
そこから、Tさんが結婚相手に求めているものも少しずつ見えてきました。
彼女は、こう話してくださいました。
「高圧的なのは違うけど、自分の意見は言ってほしい」
「『僕はこう思っているけど、どう思う?』みたいに話せる人がいい」
Tさんにとって、結婚生活を考えた時に大切なのは、まさにこの「話し合えること」だったのだと思います。
気になった時に、その場で確認してみる
このカウンセリングでもう一つ大切にしたのは、これから会員さま自身が何をしていくかということでした。
Tさんが求めているのは、話し合える関係です。
でも、話し合える関係は、お相手が最初から完璧に用意してくれるものではありません。
Tさん自身も、自分の中に出てきた違和感や不安を、その場で少しずつ言葉にしていく必要があります。
実はこれまでの恋愛では、気になったことがあっても、その場で確認しきれず、あとから考えることが多かったそうです。
「今の反応、どういう意味だったんだろう」
「あの時、どう思われたんだろう」
「私の言い方、嫌だったかな」
そうやって、あとから一人で考えてしまう。
でも、結婚生活を考えるなら、その“気になったこと”を二人で確認できる関係を作っていくことが大切です。
そこで、これからはデートの中で少し気になった時に、
「今の話、どう感じましたか?」
「もしかして、少し嫌な気持ちにさせてしまいましたか?」
「私はこう感じたのですが、どう思いますか?」
と、できる範囲でその場で確認してみることを一緒に約束しました。
Tさんは
「そうですよね…頑張ってみます」
と受け取ってくださいました。
自分の感じたことを、少しだけ出してみる。
相手の反応を見ながら、また一つ知っていく。
その積み重ねの中で、「この人となら話し合えるかもしれない」という感覚も、少しずつ育っていくのだと思います。
違和感は、相手を切るためだけのものではない
婚活で違和感が出ると、「この人は違う」と判断するための材料のように感じることがあります。
もちろん、無理に進める必要はありません。
でも、違和感は相手を切るためだけのものではなく、自分が大切にしたい関係を知るためのサインでもあります。
今回の会員さまも、最初からすべてを言葉にできていたわけではありません。
「何か違う」
「でも、何が違うのか分からない」
「だけど、このまま進みたいわけではない」
そんな揺れの中で、カウンセリングで一つずつ言葉にしていきました。
そして最後には、
「私は、支え続けるだけの関係ではなく、一緒に話し合える関係がいい」
という本音が見えてきました。
その言葉が出てきた時、私は「ここまで話せてよかった…!」と感じました。
会員さまが自分の違和感を雑に扱わず、でも相手を一方的に悪者にするのでもなく、自分の本当の気持ちに戻ろうとしていたからです。
違和感の奥にある本音を、一緒に確かめていく
ヒロイン婚活塾では、交際が続くか終わるかという結果だけを見ているわけではありません。
なぜ進めないと感じたのか。
その違和感の奥に、どんな本当の気持ちがあったのか。
そこをカウンセリングで一緒に確かめていきます。
婚活は、条件に合う人を探すだけの活動ではありません。
人と出会い、関わり、自分の感覚に触れながら、
「私はどんな関係で生きていきたいのか」を知っていく時間でもあります。
違和感が出た時こそ、自分を責めるのではなく、その奥にある本音を一緒に見ていく。
そこから、自分を置き去りにしない婚活が始まっていきます!
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