離婚リスク大!現実逃避からの結婚が危険な理由
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目次
- 現実逃避から始まる
- 現実逃避婚とは?
- 私自身も経験した「現実逃避婚」
- 幸せを丸投げするとどうなるか
- なぜ現実逃避婚は長続きしないのか
現実逃避から始まる
みなさん、結婚を叶えるなら、ずっと幸せが続く結婚を叶えたいですよね?
今日は幸せな結婚を叶えるためにも、「離婚のリスクが高い結婚パターン」について私自身の体験も交えてお話しします。
婚活をしていると、「早く結婚したい」「今の生活から抜け出したい」という気持ちが強くなる時があります。
でも、実はその気持ちの中に「危険な結婚」のサインが隠れていることも。
それが、現実逃避から始まる結婚です。
現実逃避婚とは?
現実逃避婚とは、今抱えている仕事・家族・生活環境などの悩みから逃れるために結婚を選ぶこと。
例えば──
忙しすぎる仕事から解放されたいから、結婚して退職したい
実家や家族との関係に疲れたから、結婚して家を出たい
一人の生活が寂しいから、早く誰かと一緒に住みたい
このように「結婚すれば今の悩みは解決する」と思って結婚を決めるパターンです。
私自身も経験した「現実逃避婚」
実は私も28歳の時に、この「現実逃避婚」をしてしまいました。
4年間お付き合いした彼と結婚しましたが、その時の私は残業が多く、転職したい気持ちを抱えていました。
さらに、周囲の友人たちが次々と結婚していくのを見て焦りもありました。
「結婚さえすれば、このモヤモヤも生活の大変さもなくなる。そして仕事もやめる理由ができるし、悩みから解放される。結婚したら幸せになれる。」
そう信じて結婚しましたが、うまくいくはずがありません。
なぜかというと、自分の幸せをすべて相手に、結婚に丸投げしていたからです。
幸せを丸投げするとどうなるか
現実逃避婚では、「パートナーが自分の期待を満たしてくれるはず」という前提で関係が進みます。
でも、もちろん相手は自分の思い通りに動くわけではありません。
すると──
期待通りの反応がないと不満や苛立ちが募る
小さなことでも「なんでわかってくれないの?」と感じる
不機嫌になったり、感情をぶつけてしまう
これではお互いが疲れ、関係は悪化していきます。
心理学的にも、自分の幸福感を他者に依存すると、相手との関係性は不安定になりやすいと言われています。
なぜ現実逃避婚は長続きしないのか
アドラー心理学では、「課題の分離」という考え方があります。
「課題の分離」とは、自分でコントロールしようがない他者の課題には介入せず、自分ができることに注力する思考法です。
現実逃避婚では、自分の課題(仕事の不満、家族関係の問題など)を結婚によって相手に解決してもらおうとします。
でも、それは本来「自分の課題」であり、相手には解決できないことが多いのです。
結果、課題は解決しないまま、夫婦間に不満が蓄積し、関係は破綻しやすくなります。
①現状の問題を明確にする
「何がつらいのか」「何を変えたいのか」を紙に書き出して整理します。課題の分離を意識して書き出してみましょう。
②自分で解決できる行動を取る
仕事に不満があるなら転職活動を、家族との関係に悩んでいるなら話し合いを。
結婚はその延長線上にあるべきです。
③パートナーとは「未来を一緒に作る存在」として向き合う
相手に幸せを与えてもらうのではなく、一緒に幸せを育てていく姿勢が大切です。
結婚は人生を大きく変える出来事ですが、「現実から逃げるための結婚」は幸せが長続きしません。
まずは自分の課題を自分で解決する力を持つこと。
そして、そのうえで出会った相手とは、困難も喜びも共有しながら歩んでいける関係を築くことが、離婚リスクを減らし、長続きする結婚につながります。
私自身、失敗を経験したからこそ言えます。
「結婚すればすべてが変わる」ではなく、「自分が変わるからこそ結婚も変わる」。
その考え方が、あなたを幸せな結婚へと導きます。