悩みは優柔不断な事

優柔不断な自分から変わる事ができる

自分は優柔不断な人間で、できれば決断力が欲しいと思っている方もおられるのではないでしょうか。

 

例えば恋愛などでは、優柔不断な男性はモテないとか、決断力が必要と言われたりもしますが、実際優柔不断に悩んでいるのは男性に限った事ではありません。

婚活をしている時に、複数交際をしている時に相手を一人に絞れなかったり、実際に一対一でお付き合いをする時に、本当にこの人でいいのか迷いが生じるのは誰しもが考える事。

そういった、いわゆる優柔不断というのは、どういう心理状態なのでしょうか。

大前提に、優柔不断は短所として見られがちですが、長所としてリスクを回避できるという事があり、また、相手を尊重できるという魅力があります。

 

また、何かをする時に時間をかけてプロセスを楽しめるという面もあります。

 

そしていくつかの優柔不断の特徴の中で、決断に時間がかかるという事が最大の特徴と言えるかと思います。

 

食事のメニューやその日に着ていく服選び、買い物など、色んな場面で決断に時間がかかってしまう。

 

選択肢が多いほどに迷い、また、外部から早い選択を促された時は軽く混乱する事もあります。

 

この決断の遅さを克服するためには、マイルールとして決定に要する時間を決めておくというのがあります。

 

例えばランチのメニュー選びは30秒以内に決めるとか、飲食店に行ったら自分で頼みたい物を２つすぐに決めるといったように、マイルールを作る事で決断の早さを身に着ける事ができます。

 

また、人が集まる場面で自分の意見を言いにくいという事もあるでしょう。

 

会議や話し合いの中で自分の意見を言う自信がなかったり、その意見に確信を持てない時に黙ってその場をやり過ごす事もあるでしょう。

 

相手の意見を尊重するのも良いですが、自分の意見を言う事もとても大切です。自分が正しいと思ったり支持できる事があれば、その意思表示をする事は周りにとってもプラスです。

 

コツとしては、自分の発言にあまり価値を置きすぎない事です。

 

軽い気持ちで1つの意見と割り切って言う事がポイントです。

 

また、優柔不断な人は完璧主義的な一面があります。何かを選択する時に、間違いが無いと確信がもてるかどうかで判断する事もあり、「おそらく大丈夫」「とりあえずやってみる」といった勢いで動く事はまずありません。

 

逆に行動力を得るために、完璧な形になるまで時間をかけたり待ったりせず、評価できる部分が幾つか見えてきたら実行に移してみるというように、自分の中の基準を変えてみる。

 

その時に失敗する可能性もありますが、その時は仕方がない次頑張ろうという発想を持ち合わせる事です。

 

そして優柔不断を解消する別の方法としては、自分の気持ちに素直になるという事があります。

 

周りの意見に合わそうとするために自分の考えを押し殺してしまい、調和を尊ぶ事もあるかも知れません。

 

そういった時は自分の意見を言えないストレスが発生し気分は落ち込んでしまいます。

 

また、自分が何かしようと考える時もどちらが良いか決めかねて悩む事も多いでしょう。

 

しかし、結果的に失敗しても自分の気持ちに従ったから仕方がないという潔さが身に付きます。

 

優柔不断な事は長所と捉える事もできますし、改善する事で今までの自分から変わる事も可能です。

まずはマイルールを作る事から始めてみてはいかがでしょうか。