話が嚙み合わない時

相手の事を思いやる気持ちが大切

同性や異性と話をしていて、話がかみ合わない時はありませんか？

 

その時、ほぼ全員の人と話がかみ合わないのか、特定の人とかみ合わないのか。

 

ほぼ全員という場合は、自分自身に問題がある可能性があります。

 

一方特定の人とかみ合わないのであれば、自分だけでなく相手にも問題があるかも知れません。

 

上手くお互いの気持ちを通い合わせる事ができる人は、自分が伝えたいことを一方的に押し付けるのではなく、相手に合わせてコミュニケーションを取っています。

 

意識的に相手の話をしっかりと聞いて、理解しようと努める事が大切です。

 

ただ単に話を聞き流して相づちを打つだけでは、お互いの理解が深まる事は難しいでしょう。

 

会話の内容だけでなく、しゃべり口調や表情などから、何かしらの言いたい事を読み取る事ができます。

 

もし、会話をしていて相手の抽象的な言葉で内容が良く分からなくなった時に、「それってこうだよね？」と確認するのも方法です。

 

相手が何を伝えようとしているのかを知ろうとする意識はコミュニケーションを取る上ではとても大切です。

 

また、性別によって会話に対する目的意識が違うという説もあります。

 

一般的に男性は論理的に相手に要件を伝えようとして、女性は気持ちを伝える手段として会話を使うと言われています。

 

仮に、論理的に話そうとしているのであれば、白黒はっきりつけようとするのではなく、その会話にどんな気持ちが込められているのか読み取ってみる。

 

一方、気持ちがどう伝わるかにこだわる人は、わかりやすい言葉で表現する事を意識してみる事で、会話がスムーズになってきます。

 

どちらが正しいやり方で、どちらが間違っているというのではなく、互いの会話の価値観に違いがあると理解した上で、相手の事を知るために歩み寄るという事も大切です。

 

お互いが相手の事を思いやるという気持ちが、会話に表れてくるでしょう。