結婚相談所での出会いは隠す時代ではない
12月吉日、成婚会員様のご結婚式にお招きいただき、両家の仲人として出席してまいりました。
今回は神前式で、厳かな雰囲気の中、神様の前で夫婦の誓いをいたしました。
結婚相談所はもはや隠す時代ではないのだなと感じます!
ご親族、ご友人の皆様からも、
「結婚相談所の仲人さんですよね!
すごく良くしてくれたと、よく話を聞いていました!」
とお声掛け頂きました。
この神社は彼女が折に触れてお参りに来ていたそうで、今年の3月に「結婚させてください」とお参りに来た半年後、彼と出会われたそうです。
お二人がスピード婚となったきっかけ
お二人のお見合いでの出会いは「うーん・・・?」からのスタート。
お見合いで合った瞬間、ビビビという人もいますがたいては運命の人だとは気づきません。
(まさか、その翌月プロポーズされ、その半年後に結婚式をしているとは)
お二人を近づけたのは交際後、男性から女性に電話を入れる「ファーストコール」。
弊社の女性様には「男性から電話が来て不在だったら折り返してくださいね」と、当たり前のことをお伝えしているのですが、実際は折り返しをする女性は多くないそうです。(そうなの?)
男性様は初めて女性から折り返しの電話をもらい、「礼儀正しい人だ」と好印象に。
そこからお互い「実はお見合いは緊張して」「OKもらえると思わなかったよ」とざっくばらんにお互い話して、ほんのご挨拶の電話のつもりが1時間もお話が弾んだそうです。
そこからのデートは言わずもがな、どんどんお話が進みました。
相手と真剣に向き合い、ケンカして、仲直りして。
気が付けばお互いなくてはならない人になっていましたね。
亡きお母様の振袖をお召しになって
彼女がまだ中学生だったころにお亡くなりになったお母様。
そのお母様のお振袖をお召しになって、ご披露宴でした。
お母様がどれほど、この堂々と美しい姿をご覧になりたかったことでしょうか。
いのちを頂いたご両親様に、披露宴にてお礼をお伝えできましたこと、最大の親孝行ですね。
いのちも愛情も脈々と次の世代につながれていくんだ。そんな大きな感動を感じました。
「出会う方法やプロセスが変わっただけで、私のように昔ながらの仲人さんを必要としている人はたくさんいると思う」と彼女は仰っていました。
「先生は、婚活カウンセラーじゃなくて『仲人さん』ってイメージ」とも。
ええ、確かに彼女もオンライン入会ですし、今はオンラインお見合いもありますし、スマホでお相手が検索できます。便利な時代です。
しかし、中身は、数十年前から変わらない仕事である、お一人お一人に寄り添う「仲人さん」なのでしょうね。
Mさん、ご結婚まことにおめでとうございます。
これからも一組の幸せなご夫婦誕生のために、頑張っていきますね。